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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

比較宗教学を勉強する!(もう一つの世界 4/10)

2013-01-05 | 第八章「魂と聖霊」

 年末年始のこの季節。日本中が宗教と切り離せない季節とも言える。将来に対する希望や不安、神仏に対する敬虔な気持ち、正月は素敵である。

 私もU先生の「生き甲斐の心理学」を学んで13年目となるが、隣接分野として比較宗教学を楽しく学んでいる。私はキリスト教、カトリックの信徒であり、通常であれば他の宗教は余り興味を抱かなかっただろうが、心理学を勉強していることもあり、楽しく他の宗教についても学ばさせていただいている。身近な日本人の心の原型を考える上では、仏教や神道、道教などの知識は大切だ。

 幸運なことに、私の師匠は欧米で正統の宗教学や比較宗教学の伝統がある大学で学んできていらっしゃるので大変助かっている。また、この十年、様々な出会いもあり、また神社仏閣にも参拝させていただき知識を深めることができ嬉しい。あの世で私の祖先も喜んでいるかもしれない。

 さて、団塊の世代が退職したころから、日本も随分変わってきているようだ。市民大学とかカルチャーセンター主催の講座などでは、宗教に関係する話題に人が集まる。また、御朱印帳なども隠れたブームになりつつあるようだ(私も、その一人)。キリスト教関係の本もベストセラーに登場するなど根強い関心がある。こうした傾向は健全で、とても良いことだと思う。

 宗教を正しく勉強したり、比較宗教学を学んだりするポイントは、その宗教を信じている信用をおける人から直接・間接、その人の宗教について教えを請うことだ。内側からの情報が一番信用でき深い。信じてもいないのに、書物等の知識だけで外側から云々するのは頂けない。

 それから、老婆心からだが、若い人でまだ自分の宗教を見出していなかったりする場合は、伝統宗教をしっかり勉強するほうが良いと思う。数百年、数千年の伝統は決して無駄ではないと思うからである。

 もう一つの世界 4/10

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