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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

孤独感から見えてくるもの!(愛の孤独から 1/10)

2013-01-13 | 第九章「愛」

 最近の自分の感情の傾向を考えてみると、どうも孤独感がこのところのテーマのようだ。孤独感は、人間関係(親子、家族、友人、同志、職場、コミュニティ・・・)からくるもの、神仏との関係からくるもの、身体からくるもの、生育史からくるもの、魂からくるもの・・・いろいろな切り口から考えると核心が得られる。

 さらに、病理論的に理想と現実のギャップが孤独感をうむと考えると、自分のもつ理想(意識されるものと、意識されないものもある)も大切である。U先生の「生き甲斐の心理学」では愛の孤独の話題では愛の原型がよく話題になるが、自分の中にある愛のイメージが、予想もしない不安をうみだすこともあるのだ。

 理想や愛の原型が変わらなくても、現実は逐一変わっていく。私の場合でも、時が経てば人は年をとり老いていったり、仕事や人間関係や社会環境もどんどん変わる。いままで当たり前のようで気にならなかったことが、急にクローズアップされることも。

 さて、この孤独感を乗り越えるには、どうしたものだろう。「生き甲斐の心理学」ではエリクソンの性格形成論を学ぶが、23-34歳を愛、親密性、孤立感の時期ととらえている。そして、愛を思索し愛の行動をとることが、ちょっと結びつきがないような孤独感を克服する上で重要との指摘も頂いた。愛については、さまざまな人が芸術や哲学を通し語られている。名著も多い。とっても深い分野で、未熟者の私がどこまで深く考えているかは疑問だ。

 身近な日本の文化で、愛はどのように語り継がれてきたのだろうか?

 今日は、宿題の遠野物語を読みつつ、考えてみたい。

 写真は八王子の柚木地区。

 愛の孤独から 1/10

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