イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

役に立つ「暗い」感情!

2007-12-25 | 第一章「意識と知覚」

 普段感じる感情は、「明るい」感情(幸福曲線)と「暗い」感情(ストレス曲線)に分類される。どちらが心地よいかと言われれば、明るい感情であるが、日々の心の健康や、生きがい追及のためには、どちらの感情が役に立つだろうか?

 私にとっては、圧倒的に「暗い」感情が有益である。理想と現実の差で生じる、不安感、怒り、・・・といった感情である。

 暗い感情も、①日々活動しているうちに何となく消えていくもの。②意識された課題で、努力をするうち何とかなるもの、何とかするもの。そして、③うまくいかない問題、先延ばしにしている問題、触れたくない問題、どうしようもない問題に関わるものに分類できる。

 この中で③に関わる「暗い」感情は、自分とは何かという、生き方に関わる問題が背後にあることが多い。また、③に関わる問題で、「暗い」感情も湧き出てこないこともある。封印されている問題でもある。

 そし日々イキイキと生きられるため、私は、「暗い」感情を、、「明るい」感情に意識して変えていくことを考えてみたい。

 昨日は、満月のクリスマスイブであった。満月で、何となくそわそわした雰囲気の一日であったが、夕方5時ごろに、地平線近くからダイダイ色の大きな月が昇っていくところを見た。写真がうまくとれず、ちょっと不安げなノコとコナツの写真を替わりに添付した。

<暗い感情有益論1/5>

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二息置いて!

2007-12-24 | 第一章「意識と知覚」

 朝起きてから、寝るまでの一日の感情ウォッチングしていくと、時に激しい怒りの感情や疑惑感等、人に向かっての情動が働くことがある。

 一息置かねば、思わず口走ってしまいそうな、批難や抗議の言葉。身近であればあるほど、危ない!一息おいて、冷静さを取り戻しても、相手の感情が移ってしまう危ない時もある。二息置くと、丁度良いと諸先輩からお教えいただいた。そうかもしれない。

 感情は、正直に自分の「こうあるべきだ」と「現実」の差から生じるといわれてきた。自分の「こうあるべきだ」は自分でも気づかないことも多い。二息置くと、自分の「こうあるべきだ」という壁の存在に気づくようだ。それだけで良いようである。

 疑惑、攻撃的な感情、嫉妬といった感情は知覚すると、そういうことを知覚する自分を責めることがある。これも良くないようだ。感情は正直で恐れることはない。むしろ、その感情をどう活かしていくかであろう。

 昨日は、ブラームスの交響曲1番を久しぶりに聞いた。第4楽章で暗い感情が明るくなる、強い希望を感じる旋律は素晴らしい。

今日、クリスマスイブはどんな感情の一日になるであろうか?

<感情の観察6/6>

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雨上がりの感情!

2007-12-23 | 第一章「意識と知覚」

 朝の雨が嘘のように、午後は晴れ上がった。

 雨上がりの水たまりに移る景色に、はっとすろ。明日はクリスマス・イブである。昨年のクリスマスと、当たり前だが違う。

 何が違うのだろうか?今年一年は、これといった大きな外的変化があったわけではなかった。昨年とほとんど同様、淡々と時間が流れている。

 ただ、雨上がりの、ちょっとした快さが感じられる一年であったように思う。ちょっとした清々しさ・・・

 いままで味わったことのない、落ち着いた感情。なんというか、聖なる感情というようなものである。

 今晩は、雨上がりのこの清々しくもあり、深く聖なるものに触れるような感情をじっと考えてみたい。

<感情の観察5/6>

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身体と心の壁のむこうに・・・

2007-12-22 | 第一章「意識と知覚」

 今週一週間、忘年会の季節ということもあるが、いろいろな方とお会いした。

 昔は、お会いした方々へは当然関心を持ったが、自分のことはあまり意識にのぼらなかった。最近は感情ウォッチングで、自分の感情の流れを意識するようになっている。

 人と会ったり、一緒に仕事をしたりすると、様々な感情が流れる。好き、嫌い、といった原初感情をはじめ、感情の曼陀羅といってよい多様な感情を体験するのである。

 ひとつひとつの暗い感情も含めて、リアルタイムに感情を意識していくと、言葉や理屈のみの世界と一味違った世界が現れてくるように思える。

 自分の壁も時に見えるし、他人の壁も場合によって見えてくることもある。そして、壁の中にいる、あるいは、いるはずの温かい何か。愛そのものの魂といったような存在を感じることもある。

 ひとは、身体といった物理的なものと、成育史から生まれる心の壁に囲まれて生きているのだ。

 もう5年目になったが、早期退職をして生き甲斐の心理学や福祉の世界に関与するようになってよかったと思う。身体や心の壁の向こうに、人(自分や他人)の暖かさに触れられることもあるからである。

<感情の観察4/6>

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パソコンが壊れそう!

2007-12-21 | 第一章「意識と知覚」

 1970年代、1980年代のコンピュータ事情を少しでも知っているなら、今の技術革新の凄さに驚嘆するだろう。当時Mバイト級のRAMを搭載したコンピュータは数億円であった。それがその1000倍のGパイトレベルのRAMがパソコンに簡単に搭載され、しかも価格は10万円程度・・・

 当時夢にも見なかった、豪華絢爛の技術の粋が自分のものになり、夢の世界に今いるはずなのに、パソコンは日々の生活で意外とストレスを招く。この1か月の感情ウォッチングをすると、日常的にコンピュータに関係するストレスを感じていることが判る。

 今主に使用しているパソコンは購入して4年になった、パソコンのディスクの負荷が高いのか、あるいは故障しかかっているのか、パフォーマンスが低下、またフリーズするようになった。時折気になる音も聞こえる。ブルー画面が出てきてひやっとすることも。今年は、ハブが故障するというハプニングもあり、嫌な想いがよぎる。

 今まで、自分で購入したパソコンは運が良いのか、致命的な故障が起こったことがなかった。ただ、それは運が良かったのに過ぎない。そしてディスクが壊れる等の不安感ゆえに、ノートパソコンを購入してしまった。パソコン2台で危険分散である。

 さらに、大事なデータが故障時に消失したり、復元の困難さを回避するため、外部ディスクも購入した。いろいろな設定をはじめからするのは、もう限界でもある。

 悪戦苦闘したが、昨日夜、めでたくもバックアップの仕掛けはほぼ完成した。後は、きちっとバックアップを取るだけである。これが曲者であるが・・・

 このようにして、パソコンに関する不安をいくつか乗り越えてきた。今は、明かりが見え始めてきたようだ。家の書棚とパソコンの改善は本年度の成果だと思う(両方ともまだ未完であるが・・)

 日々、コンピュータに限らずテクノストレスは増えてくる。ただ、そのストレスも、より安心なシステム、より快適な使い方を示す道しるべと考えると、ほっとする。

 日々のストレスのお陰で、パソコンをより快適に活用できるようになっていると解釈もできる。日々の、不安感を中心にした感情の流れに感謝しなければと思う。感情の流れは川の流れのように不思議で、美しいものかもしれない。

 <感情の観察3/6>

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