イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

季節の変わり目に風邪をひいて考えたこと (大人になって知る親密性と孤立感 1/10)

2018-10-07 | 第一章「意識と知覚」

 このところ風邪が長引いているが長いので、それが生活の一部になりつつあるようだ。私の場合、毎年季節の変わり目に体調を崩すことが多いが、今年はいつもより激しい。こころの病気も含めて病気は、①環境 ②老化 ③遺伝 ④免疫 ⑤自律神経 ⑥内分泌 の6つの要素と関係が深いといわれているが、今年はいつもと違う暑い夏、激しく乱高下する気温などもあり、身体のバランスがいつもより悪くなったのかもしれない。

 さて、病気は不安感を煽るところがあるが、今の自分の不安を分析すると、生き甲斐の心理学からの切り口の一つで、それが ①身体から来る不安(お医者さんの世界) ②生育史から来る不安(心理療法家の世界) ③魂からくる不安(宗教・思想の世界)のどれかかを調べてみると、やはり身体からくる不安を中心に感情が蠢いているようだ。そして生育史からくる心や魂は健康そのもののようだったが、身体の不安から触発されての不安もあるようだ。まあ、休息か必要な治療に考えを巡らし・・のんびりとすることが大切なのだろう。

 しかし、風邪で人に迷惑をかけてしまうのだが、その中でいろいろ優しく声をかけていただいたりし、嬉しく思うことも度々だ。もちろん、体調不良で参加できなかったり迷惑をかけるときは、何となく孤立感も感じる。考えて見れば、風邪をひいて感じる人の温かさであったり、その反対に参加できないなどによる寂しさだったりなのだろう。それらはエリクソンによると23歳から34歳までに発達する感情であり、愛とも関係が深い感情ともされている。

 これから、しばらく、親密性と孤立感について考えていきたい。

大人になって知る親密性と孤立感 1/10

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暗い青春時代の感情生活を抜け出る (青春時代と気になること 10/10)

2018-10-05 | 第一章「意識と知覚」

 先日、知人と話していたら、高校生のときに父と言い争った話がでて、それが私と同じようなドタバタの経過をたどったことを知った。

 感情が湧き出てきて、それが煽られ無駄とも思えるほど激しく高まるのは自然な流れのようだ。しかし、後で考えるとなんとつまらないことで腹を立てたものだと反省したりする。激しい感情の発露は青春時代はまだゆるされるが、成人してからだと笑って済まされない問題となる。そんな中で、試行錯誤をするのだが、感情を抑えることはなかなかできない。そして、変に抑圧したりするとこころの病に陥ることすらあるようだ。

 感情をどう無駄なく人生のプラス方向にもっていくかは、結構大事な問題のようだ。感情そのものを押さえようとしても、恐らくそれは無理だと思う。では、どうしたらよいのか。日本ではこうした感情の問題を殆ど教えてもらう機会がない。ただ、文化的に知恵があるのだろう。私が青春時代の時は、母が父に「息子もいい年なのだから、無駄な喧嘩はやめたら」という一言が父にきいたようだ。

 感情に焦点を当てるより、まずそれを生み出す思考方法や解釈のやり方を変えることが現実的なのだろう。成人していた父はそれを悟ったのだが、恐らく同じようなことを母にいわれた私は、青春時代の真っ只中で何も悟らなかったに違いない。青春時代は、よく考えると少年時代とことなり、どうもストレス曲線に満ち満ちている時代だったように思う。こころの健康は、一日にほっとする時も必要だし、いくらストレス曲線が多いといっても、感謝のこころや平安感も意識して持つことが大事だ。さらに感情が激するということを防ぐには、自分の思考や解釈の傾向を把握して、なるべく平安感を目指すのが良いと思う。

 心理学というと、よくだまし絵が教材に使われる。淑女の絵が老婆の絵といった、二通りに見える絵がある。一度、淑女に見えると、もうそのように把握してしまうのだが、同席の人に老婆にも見えるはずだと言われると、すぐには分からなくても、やがて老婆に見えるときがくるものだ。日々の暮らしのなかで、暗く解釈しがちであったら、それを明るく解釈できないか・・・そんなふうに意識していると、見方が柔軟になるようで、激しやすい性格が変わってくるように思うが、どうだろうか?

青春時代と気になること 10/10

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人それぞれの自己実現への道 (青春時代と気になること 9/10)

2018-10-02 | 第一章「意識と知覚」

 高校に入学してまもなくの頃だっただろうか、新しく同級となったA君と何となく気が合い、授業が終わってから帰り道に近くの公園のブランコのそばで話しあった。当時私は中学生の時に地学に興味を持っていたこともあり、今までの何億年といった歴史と将来の長い時間を考えて、ホモサピエンスが滅んで行くことを何となく虚しく感じていたようだ。多分そんな心情をA君に話したのだと思う。

 それに対し、A君は人類のこれからの夢を語り、良い政治の夢のことを話してくれたように思う。滅び行くホモサピエンスのイメージ、そして逞しく生き抜く人類のイメージ。話あってもかみ合わないもどかしさから、世の中には自分と違う人がいるもんだと妙に感心したことを覚えている。

 今思うと青春時代という人生の初めに近い時期でも、生育史の違いから人は随分違っている。そして、おのおのの自己実現への道もすでに異なっているようでもある。政治、ビジネス、宗教など活躍する分野はいろいろあるが、あれもこれもできないのも有限な私たちの事実なのだろう。

 自己実現へのU先生から教えてもらった3つの問いかけ、①自分は何のために生きているか? ②生き甲斐は何か? ③自分の身体、生育史、魂を大事にしているか? この問いかけは年をとっても大事だと思う。そして、自分のこころが本当に喜ぶ無理のない方向を探しだし、その方向に舵を切るのが大事だ。頭で考えるのではなく、自分の確かな平安感が湧き起こる方向とイメージが重要だ。

青春時代と気になること 9/10

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いざという時に思い出したい3つのこと (青春時代と気になること 8/10)

2018-10-01 | 第七章「光と復活体」

 全国放送で「八王子で最大風速45.6m」が連呼され、またしても八王子の印象が悪くなることを危惧しているが、災害などでまさかの立場に立たされたときのことを考えてしまった。命に関わるような場で判断を迫られたとき、とっさに冷静で的確な判断・対応ができるか・・・

 私の青春時代には、付和雷同したりして良い例を思い出すことはなかなかできないが、大学2年のときの専攻を決める時のことを思い出した。瞬時の判断ではないが、今考えると人生を左右するような良い判断をしたのかなと思う。理論的には「生き甲斐の心理学」の正常と異常の分かれ道という考え方である。3つのポイントがこうした場では大切なのだ。工学部の私には専攻決定では5つの選択肢があったが、私はどうも物体そのものに興味を持てなかった。しかし、将来性のある仕事とか、やりがいのありそうな仕事とかいろいろな誘惑もあった。こうした中、自分で短時間に決めていった。

 一つ目のポイントはアイデンティティだ。当時は、創造工学に凝っていて、将来創造工学の研究者になりたいという熱い希望を持っていた。二番目は防衛機制であるが、学生時代は幼い頃からのカトリックには反発していたものの、神秘的でもあるサムシング・グレイトは信じていて、それ故、逃避や感情転移といった防衛機制からは開放されていたのだと思う。さらに現実吟味力であるが、学科で必要な自分の能力とか興味対象も調べてみたりし、無理な話ではないことを確認していた。こんなことで専攻する学科が決まっていった。こうした成功例は、どこかに残っていて、全く違う時に、例えば危機のときに発動し、なんとか乗り越えるためのノウハウになっていたように思う。例えば、《アイデンティティ》=自分の役割、《防衛機制》=抑圧や感情転移などは避けたり、神仏に祈ったり。《現実吟味力》=冷静な分析、状況判断など

 考えて見れば、こうした判断等は日常の中で大なり小なり、時には毎日のように出会うものである。嫌なことが起きて判断を迫られたとき、防衛機制で人のせいにしたり、へんに反発したり、往生際が悪かったり、トンチンカンだったりも時にする私だが、《アイデンティティ》、《防衛機制》、《現実吟味力》の三つを意識を成功例から確認し、意識することは大事だと思う。

青春時代と気になること 8/10

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