田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

冬野菜は土づくりで決まるそうだ

2007年09月03日 | 講座受講
9月3日(月)晴れ 夏の熱さに戻った一日
早朝から起きだして、昨日の遠足のゴミをゴミステーションに出す。
朝から熱さが伝わってくる・・・・
畑では落花生の枝から地面に向かって手の指を突き刺すように降ろしている。

朝食を済ませて、集落の公民館経費を帳簿に書き込む。
PCの帳簿ゆえ計算は不必要なので楽だ。
7月末に3万円を会計から預かり、町民祭りに使った酒、おつまり(東信州では酒の肴を“おつまり”と呼ぶ)の費用、昨日の遠足の弁当や酒、おつまりで約、2600円の立替払いとなっている。
費用は予算内で納まっており、集落長(会計)に帳簿のコピーと領収書を提出した。
国行政とは異なり、領収書は1円でも付けなければならない!!

昼前に区の公民館会計係が拙宅に来て、地区の祭りの諸処を教えてくれた。
祭りで寄付をいただいたことを張り出すのだが、金額は一桁多く表示するようだ。
1000円の寄付に対しては『壱満円也』と表記する・・・
一昨年祭り会場に行ったときに、小さな集落の集まりなのに寄付金の額が大きく驚いたことがあった!!
あの時は金額は忘れたが、全てにゼロが二つ位ついていたのかもしれない?
寄付をお願いする文面とか領収書等も用意しなければならないとか・・・
9月23日の祭りの日までは、はたまたいろいろなことが押し寄せてくるようだ!!

午後は望月の農協施設で催される『らくらく菜園塾冬バージョン』に参加した。
今回は“冬の野菜づくり”と称して「土と肥料」「農薬の使用」がテーマになっている。
講師はJA佐久浅間農地コーディネーターの柳沢澄夫氏が担当してくれる。
畑の土作りの基本から堆肥の入れかたや基肥の施し方など初心者にわかるように図面で表して教えてくれた。
元気な土を作るためには肥料も自ら作るのが良いと言う。
農薬は一昔のものとは異なり今では野菜の品種に寄って定められているものがあり、安全に食するためにはしっかりと守らなくてはならないと云う。
俺の野菜づくり等は半分は虫に食われているのだから、落第点を取るようなものだ。
虫が食べる分多めに作れば良いと覚悟している・・・・・
最後に質問を受ける時間が設けられた。
受講生は皆さん素人だと思っていたら、専門的な質問が沢山飛び出していた
質問の内容までに畑に精通するには何年くらい掛かるのだろうか????
コメント (1)
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田舎暮らし願望 <夢の実現を誓って>

2007年09月03日 | ふるさと回帰予備校
『ふるさと回帰予備校』と云う聞きなれない言葉だが、今期から我町商工会の肝いりで団塊の世代、いや30才代までをターゲットにしてこの町へ誘い込む活動が始まった。 不肖小生も都会から移り住んだ者として参加を促され企画会議、体験カリキュラム作成にと足を踏み入れた。
田舎暮らしと言えどもパターンは様々文字通りの十人十色の生き方・住(棲)み方がある。
下記の記事は俺の田舎に移り住み且つ5年を経過した経験から、書き留めてみた。
田舎暮らしの先達のご意見をバシバシ コメントをいただき、より良い町になればと思う。
向後 ヨロシクと申し上げたい。

田舎暮らし願望 <夢の実現を誓って> 
はじめに 
  私が生まれ育った東京武蔵野市、昭和22~3年、もの心が付いた6歳くらいだったと思うが、田舎と云うよりも戦後の荒廃をまざまざと見せていた。家の近くにゼロ戦のエンジンを作っていた中島飛行機の工場が米軍の爆撃で廃墟とされ、そこが遊び場の一つでもあった。工場の物資や生産物を運ぶ鉄道の錆びた線路に朽ちたままの蒸気機関車が残っていて格好の遊び場でもあった。田舎にノスタルジーを覚えたのは蒸気機関車につながる原風景が心に染み付いていたのではなかろうか。
  田舎暮らしに適応することは農業の知識でもなく、人付き合いの極意を習得していることでもない。ただ一つ、自然界の全てに好奇心を持つことが必要と思う。しかし、闇雲に全てに好奇心を持つことが良い結果を招くわけでもなく、それを必要とするか・しないかを見極める術を習得しておかないと採りとめもない不可思議な世界へ没入することになってしまう。
田舎暮らしには幾つかのパターンがある。一つは集落の中に住み、全てを受け入れて住民としての義務を果たすことから初め、変えられるところは代えて、変えられないところは受け入れる姿勢が必要だ。しかし、その中で自己主張や意見は明確に理路整然として行くことで習慣を変えていくことは可能と思う。また、二つ目は、田舎の風景や自然のみを相手にして、人との交わりを嫌う人には別荘地か町や村が造成して作り上げた住宅団地を選ぶとよい。此処では都会の郊外に住まうのと同じことで伝統的な文化は存在しない、ややおもすると隣の住民が何をしているか判らないまま過ごしてしまうことがある。残るパターンは農業や養鶏など業を目的とした田舎住まいで、これらには行政やJAなどの支援団体があるが、事前に資金の準備と専門的な研修を受ける必要があるだろう。
私自身の田舎へ移り住んだ目的は、空の区切りがビルの四角い角や直線で区切られるのではなく、自然の山や木の形で空が作られる景色を求め、また、土を素手でいじることができる安心な土地を求めることも同じレベルだった。現実には小さな集落に入り理解できない習慣や因習もあるが、自らそこへ立ち入り何故を続けていくことが大切だと思う。

初めの一歩
 予備知識 ・・・・・・・・・ 本の読み漁り
 45才から ・・・・・・・・ 現実的な将来計画 60才で仕事をやめるには
 55歳チャンス到来 ・・・・ 職場とプライベートの区切り
 土地の模索 ・・・・・・・・ 東信州を範囲とした 南向きなだらかな斜面を探す
 思わぬ出会い ・・・・・・・ 田舎暮らしのエリア発見・即購入決定

現実的な田舎暮らしに向けて <青年の心を持って>
 土地購入手続き ・・・・・・ 信頼から始まる
 土地の造成工事 ・・・・・・ メールとインターネットが役立つ
 集落を知る ・・・・・・・・ 土地の生活を垣間見る
 上下水道の組合加入の不思議 ・田舎のインフラのしくみ
 
家を建てる <施主と棟梁はヤジロベー>
家の建築 ・・・・・・・・・ エネルギーを使い果たす
設計と造作 ・・・・・・・・ 「判った」 と 「する」 の違い
見積もりと契約 ・・・・・・ 話し合いと心を通わせる
トラブルの対処 ・・・・・・ 価値観の違いを理解する
 
田舎に住まう <田舎の常識・話せば判る>
 転居の挨拶 ・・・・・・・・ 集落の組織を知る
 集落の儀式 ・・・・・・・・ 知らない人のお弔いに出かける
 賦役 ・・・・・・・・・・・ 突然の集金にとまどう
 道普請と出不足金 ・・・・・ お金の行方???
 道路補修を集落で ・・・・・ 資材は行政、人手は集落
 宗教的行事 ・・・・・・・・ 秋祭り、御燈講、収穫祭 神事や仏事が集落の行事
 人とのつながりが大切 ・・・ 1人では何もできない

趣味を生かす <エンジョイ田舎暮らし>
 薪ストーブ考 ・・・・・・・ 薪材の収集と薪割
 畑の作業 ・・・・・・・・・ 空いている土地はいくらでもあるが
 行政組織の活用 ・・・・・・ 公民館や福祉センターにはボランティア、趣味の会が多い
 住民活動に参加 ・・・・・・ より広い範囲の人脈が作れる

コメント (2)
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遠足に人権学習会、祭り準備会議・・・ 田舎ならではのもの

2007年09月03日 | 山裾集落のこと
9月2日(日)晴れ 雲は多いが 涼しい風が吹く
目覚めと共に天気が気になるが・・・・
窓を開けると涼しい風が吹き込む。
東京ではまだまだ熱いというが、さすが信州は風が爽やか・・・
9時に公民館に行きブルーシートを積み込み、冷蔵庫から飲み物等をアイスボックスへ入れる。
準備が整ったところに全員が集まり出発をした。
今日は集落の遠足がある。

初めの目的地は国道254号線「極楽坂・改良工事」の現場を見る。
ここは十数年前?イヤもっと前からの地元の念願だったバイパスを通す要望がやっと叶ったのだ!!
現在の工事は700m次年度以降は800mと1.5kmの工事だが斜度12%と大きく、更に土質が超粘土質なのが想定外のようだ。
平成21年度にはこの区間の工事は完了し、それ以後の工事はペンディングの状態だという。
此処から次の目的地「九頭竜権現社」までは徒歩で向かう人もいるが、大方は車にに乗って出かけた。
九頭竜権現社は55段の会談を登った頂にあり、戸隠神社奥社との関係が深いとのことで、毎年戸隠講で戸隠神社に詣でている集落としては訪ねる意味が深かった。
次には名刹「津金寺」に向かい、境内を散策しながら住職の法事が終わるのをまった。
予定より15分遅れたが、住職が寺の歴史、戸隠神社との歴史的な繫がりなりなど
見識の有る解説をしてくれた。
我々の集落が戸隠神社に毎年参拝していることから、詳しいレジメを作っていただき大いに参考となった。
御礼を述べて次の中山道松並木公園へ向かった。
ここではお昼を摂ることにしている。

俺は別行動で弁当を受け取りに商店経由で公園へ向かった。
昼には当初の参加希望者を上回る人がきてくれたので良かった。
集落の行事としては高齢者の参加が少なかったが、昼飯のときだけでも迎えに行き参加して貰うことが必要だったと反省している。
この行事は町、社会福祉協議会“ふれあいネット”と“公民館”の共催なのだから集落の100%の人が参加してくれることを目標としなくてはならないだろう。
予定通りに集落へ戻り、片づけを終えたのが午後3時、点数を付ければ70点くらいのできだろうか・・・・

夕方は集落の公民館で「人権学集会」、区の「公民館」では秋祭りの会議が有った。
どちらも大切なので、人権学集会を初めの30分だけ、参加して次へ向かった。
祭りの行事は「子ども相撲大会」「ビンゴゲーム」「カラオケ」が予定されているという。
寄付集め、土俵作りと未体験のものが沢山ありそうだ・・・・・
コメント (1)
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