田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

食事中のカマキリ 殿様バッタを食らう

2007年09月14日 | 日記
9月14日(金)曇り 晴れ 蒸し暑い夏を思わせる一日
9時半に公民館でふるさとプロジェクトの仲間が話しをすることになっている。
今朝は5時前に目が覚めてそのまま起きてしまったために午前中が長い。
定刻に公民館に着くと既にTHさんの幌つきの軽トラが止まっていた。
後の二人は俺と同時に着いたようだ。

今日の話はTHさんが企画している「古民具の展示会」をどのように展開していくかを投げかけられた。
数年前に彼の集落で展示したときの資料を持ってきてくれたが、現在の我々のグループで実行するには荷が重過ぎる。
この考えは集まった夢酔氏、TR氏も同感のようだ。
一つのイベントをやるにも様々な協力が必要だし、身体を動かすことと知識を紐解くことが必要と皆が言う。
身体を動かすこととなれば、仲間は直ぐに昔採った杵柄とは云っても口で動くしかないのだ。
マシテヤ、老体を動かせば、何でもやっとことがある奴に限って頑張りすぎて、ギックリ腰や捻挫など故障が起こることは明白なことなのだ。
それほどに皆若くはないってぇことなのだ。

話しは際限なく広がり、皆育った環境は違うのだが、嘗ての悪ガキが集まってわいわいっているのとなんら変わらない。
公民館の事務所のSHさんなどはオヤジたちがワイワイやっているのを不思議に思っているいるだろう。
皆が同年代と思いながら異なる趣味をこなし、集まれば盛り上がって不可能なことはないように語ってしまう。
青年のような愉快な仲間なのだ。

遅い昼飯を4人で済ませてから、俺は夢酔氏のお宅でPCのメンテを試みたが解決には至らなかった。
メールがゼンゼン入ってこないと言う。
自分のアドレスに発信しても入ってこないのだ、使っているソフトが俺の物とは違うため見当が着かない。
早々と辞して家に向かった。
暫くすると彼が玄関に来てくれて、彼の家で収穫したという『完熟のプルーン』を沢山届けてくれた。
其のときに俺の忘れ物携帯電話も一緒に持ってきてくれたのだ。
有難いことだ、携帯にはスケジュールから電話帳全てをあの小さな物に託しているのでなくてはならないものなのだ。

彼が玄関を去ろうと言うときに敷石に怪獣がいるを発見した。
どうやら肉食獣の三角面肉欲獣とでも言うのか?
よく見るとカマキリが殿様バッタを食っているところだった。
其の姿から小さな虫の世界でも弱肉強食なのだろう。
コメント (2)
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いろんな人のいろいろ話

2007年09月14日 | 日記
9月13日(木)晴れ スッカリ秋の気配になった一日
午前中は地区の祭りの案内状や寄付をいただくための文章を書いたり消したり書き直したり・・・・
俺の人生で出会わなかったことなので勝手がわからない!!
案内状は良いとしても、挨拶状や寄付集めとなるとやはり荷が重過ぎるのだぁ~
何もまとまらないまま昼飯を迎えた。
昼とは云っても声が掛かったのが1時半だった!!
スッカリと疲れてしまい・・・・
奉加帳でも買ってきて「家順で回してやろう」かと思ってしまう。
※家順(やじゅん):家の並びで順番を決める。又は、家の出来た順で廻す、そうだ。同じように「頬っぺた廻し」と云うのがあり、これも人の順番となる。中には「家長」に限って順番に廻すときもそう云うそうだ。。。。

夜には商工会で「ふるさと回帰予備校の座学第1回勉強会」『いろんな人のいろいろ話』が開かれた。
開かれたと人事のように云うが、「森の事情~炭焼きをめぐって~」をIT氏が
そして、「田舎暮らし願望~夢の実現を誓って~」を俺が受け持つことになった。
実際には表題の「ふるさと回帰予備校」と称し、都会の田舎暮らし願望の人にこの町に来てもらうためのイベントなのだが、それの予行演習と云うわけだった。

しかし、この『いろんな人のいろいろ話』は町民の多くの方に話して貰い、日々の生活を語ることで、共通の悩みや疑問が解決していくことが多々発見できると思うし、新しい改革も始まるのではないか。
都会からエライ先生を呼んできて講演して貰うのも良いが、町民のエキスパートは沢山いるのだ。
十人十色と云うが百人集まれば千色以上のカラーが出せると思う。
其の中で共通する仕事や趣味で協力し合えばこの小さな町の活気が出るのは至極当たり前だと思う。
ど~です?町長さん!!

そんなことで第1夜には当初20人くらいが集まるとのことだったが、40人と大入り満員盛況の一夜だったのが嬉しい。
田舎の常識を持たない都会人が入ってくれば、長屋に熊さんか八っつあんが来たのと同じ、大いに笑っていただき楽しい一夜だった。
立科町商工会の方々がいそがしい中お世話いただいたことに感謝申し上げたい。
ありがとうございました。
コメント (2)
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