物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

元旦が日曜日の年は何年に1回起こるか

2023-05-25 13:44:51 | 数学
朝食後に妻が元旦が日曜日の年がどれくらいの頻度で起こるかということを話し始めた。

彼女としては30年に1回くらいで起こるのではないかと思ったらしい。しかし、そんなにまれなことではなくて、もっと頻繁に起こるらしい。

仮に閏年が存在しないとすれば、1年は365日である。そして、この365日を一週間の7日で割ると1年は52週と1日となるから、毎年元旦の曜日は1日ずつずれるであろう。

(参考)
365=7*52+1
366=7*52+2

だが、実際には4年に1回の閏年が存在しており、この年は1年が366日となる。この年には1年は52週と2日となる。そうすると閏年のつぎの元旦は曜日が2日ずれることになる。

詳しいことはもっと詳細に検討しなければならないが、ほぼ6年か7年ごとにこういう元旦が日曜日の年が現れることになる。

こういうことが予想されるということに私たちの結論はなった。妻は昔の手帳を取り出してきて、その年の元旦が日曜だった年を書き上げた。

妻の書き上げた年をあげてみると

1978, 2012, 2017,2023

があった。それに悪乗りして1978年から2012年までの間の欠けているところを私も昔の手帳から書き出してみた。

それによると

1984, 1989, 1995, 2006

であった。1995年から2006年まで間が空きすぎている。まちがいである可能性もあるが、やはり手元に残っている手帳では元旦が日曜になる可能性のありそうな2000年は元旦は土曜日である。この年は閏年であって次の年2001年の元旦は日曜を通り越して月曜日となっている。それで1995年から2006年までは元旦が日曜日にはならなかったらしい。

もっともこれは私の記録まちがいの可能性もあるが、いまのところこういう調査結果である。

もう一度わかる範囲での結果を順に並べておく。

1978,1984, 1989, 1995, 2006, 2012, 2017,2023

である。