物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

綴りの似た言葉

2023-05-26 16:19:20 | 本と雑誌
今日、vestige(遺跡)(ヴェスティージュ)というフランス語を知った。よく似た綴りのフランス語を知っていたことに気がついた。これはvertige(ヴェルティージュ)という語である。

こちらの方がずっと以前から知っている言葉である。こちらの方は「めまい」という意味である。なぜこんな語を知っているのかは覚えていない。

フランスで暮らしたことはないので、残念ながら普通のフランスの生活で出てくるような言葉を知らない。単に初級のフランス語で出てくるようなフランス語の言葉の端々を知っているというに過ぎない。

これが私がラジオのフランス語講座で何年も学んでいるに過ぎないことの欠点が出ているだけだが、いまさらフランスに住むことなど夢のまた夢であり、そういうことは決してあるまい。それにそういう経済的な余裕ももちろんない。

もうすぐ6600件の投稿

2023-05-26 13:08:48 | 本と雑誌
いま6598件の投稿だと記事一覧を調べたときに見た。これは6599件目の投稿だろうか。

これだけ書きも書いたりであろう。あまり面白くもないブログを読む退屈人(失礼、もとい趣味人)もおられるということだろうか。

ベクトルの「ベクトル三重積の記憶法」だとか「波の速度よりも速く動く波源」とかはあまり知られていないが、役立つらしくよく読まれるブログであるらしい。

「波の速度よりも速く動く波源」はこういうエッセイを私自身が書いていてもよさそうであるが、どこにも書いていないと思う。いずれはそういうことも書いておきたいのだが。

また、ブログ開設から3186日だという。これを365でわれば、8.7となるので8.7年と出るが、これはgoo blogに移ってからの年数であろうか。ocnの時代がさらに何年かある。2005年の4月末にブログをはじめたので19年くらいたったということである。

(2023.5. 26 付記) 今日投稿数6600回を記録した。一年にほぼ300回の投稿が可能だとすれば、6600/300=22年ということになるのだが、現実はほぼ19年のブログ生活である。特に最近は短い投稿が多いので、読みやすいのではないかと思っている。

道をあらわすフランス語

2023-05-26 11:56:05 | 外国語
フランス語には道をあらわす語が多い気がする。これははじめてフランス語を大学3年で学んだとき(ほぼ60年くらい前)に感じたことでもあった。ところが最近その道を表す語に新たな1語が加わった。l’ artère (ラルテール)である。この語の意味は「幹線道路」である。この語は母音ではじまっているから、性が分らないが女性名詞である。

学生のときに聞いた言葉で言えば、l'avenue (ラヴニュ)「並木道」とかle boulvard (ル・ブルバール)「環状道路」とかがある。さきほど仏和辞典を引いてみたが、こういう訳はついていないが、それぞれそれらしい説明はあった。boulvardの方は都市の城郭の後につくられたとか、avenueは並木のある道とかである。

もっとも普通に使われる語としてはla rue(ラ・リュ)であろう。これは普通の都市の中の道である。la rue de Jean-Paul Sartreとかである。実際にこういう道路が、例えばパリにあるのかどうかは知らない。勝手に即興で私がつくった道路名である。

他にどういう名の道の名前があるか。「小道」とでも訳すべき道le chemin(ル・シュマン)がある。これは舗装されていない道だそうだ。先ほど辞書で知った語にla route(ラ・リュート)もあった。これは都市と都市を結ぶ道だそうだ。「街道」との訳もあった。

道を表す名詞には女性名詞が多い。cheminとboulvard以外はすべて女性名詞である。なお、boulvardの最後のdは発音しない。大抵フランス語では原則として語尾の子音は発音しない。

だが、いくつかの子音は発音するので、その語はcarefulと覚えればよいと教えられる。c, r, f, lの4つの子音は発音されることが多いからである。

(注)フランス語の後ろのカタカナは私の感覚でつけた発音であるので、フランス語の達者の方は無視してほしい。たとえば、la route(ラ・リュート)と発音をつけたが、これをルートと変えようかとしばし考えたが、ルートでは日本語の音の方が勝ってしまい、なかなか本当の発音に近くはないと判断した。

カナで発音を書くこと自体がご法度なのかもしれないが、言葉は基本的に音なので、音を知らない人に少しくらい間違っていてもどう発音するのかわからないよりはましという考えである。

(2014.4.2付記)
la langue(ラ ラング)は言語という意味ももちろんあるが、いま仏和辞典を調べても見たが、舌という意味の方が先に出ている。

langue de chat(ラング・ド・シャ)というフランスのお菓子もあるが、これは直訳すれば、「猫の舌」である。英語でも母語のことをmother tongueと言ったりするが、これも直訳すれば、「母の舌」となる。

ちなみに私は母国語という言葉は使わないで、母語を使うようにしている。これは言語学者、田中さんの教えに従うようにしたからである。

田中さんのお名前もその著書の岩波新書のタイトルも忘れたが、関心のある方は岩波新書で検索してみてほしい。