エッセイの改訂は終わったが、むしろこれからが大変である。読み直すのが。
また細かな字句の修正とかもある。これが意外と時間がかかる。気持の上では大筋ではエッセイの改訂は終わったのだが、むしろこれからの時間の方が大量にかかる感じがしている。
「神は細部に宿る」という、ことわざか哲人の言葉があるらしい。その意味は知らないが、まさにその通りという気がするから、不思議である。
「神は細部に宿る」という文句は物理学者の武谷三男の盟友であった、哲学者の久野収さんの座右の銘でもあったらしい。「神は細部に宿る」は原文はドイツ語なのだろうか。
Gott liegt in Einzelheiten.
ゴット リークト イン アインツェルハイテン
なんていうのだろうか(付記参照)。liegtをstehtとした方がいいのだろうか。
(2024.5.8付記)Der liebe Gott steckt im Detail. であった。ちなみに手紙のはじめの文句としてLieber Herr Kishida, ・・・という風に始めるのだが、このときは形容詞が強変化をしている。der liebe Gottというときには定冠詞derがついているから、弱変化してliebeと語尾eがついている。
こういう細かいことを言うから、ドイツ語は嫌われるのだが。とか、知ったふりして書いたが、私自身は自信がない。ちょっと文法書を参照して見ようか。