昨夕のNHKのニュースのトップはSTAP細胞問題で注目を浴びた、笹井氏の死であった。
いろんな見方があるであろうが、私はやはり死んでほしくはなかった。
これからの彼の人生がとてもつらいものであろうことは想像ができたが、だからと言って死んだほうがいいというふうには思っていない。
科学者だって人である。間違うこともある。そのときにできるだけ自分に正直に振舞うことであろう。
名誉とかをふり捨てて、やはり一科学者として今後の彼の人生を生きてほしかった。それはもしかして自分がまちがったのなら、どこでまちがったのかが自分にもわからないのなら、そこをつきつめること。
もしどこでまちがったかわかっているのなら、その反省を自分でしておくこと。これは別に公表しなくてもいいのではないか。
ただ、その後の人生をただ単に惰性として生きるのではなくて、真摯に生きることだろう。
聞くところによるととても優秀な学者だったとのことである。こういうことが今後2度と起こらないことを願っている。
SSRI(セロトニン再吸収阻害剤)を処方されると薬が切れたときにアカシジアという禁断症状が出て発作的に自殺するのです。若い人に多いのです。
笹井氏は童顔だし若い脳だったのかも。
コメント有難うございます。
抗うつ剤はおそろしいですね。たぶん若い脳だったろうという先生の推測はあたっているでしょう。
51歳だったといいますから、私の子どもたちよりも数歳年上にすぎませんが、とても優秀な方だったことはまちがいがありません。
残念です。