【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

国民民主党は融通無碍、榛葉賀津也・西田実仁会談、「基礎控除」「トリガー」政策協議を、自民党と公明党と別々に開く道を整える

2024年11月01日 18時15分47秒 | 第215回特別国会
[写真]西田実仁公明党幹事長、先週2024年10月25日、埼玉県の草加松原団地(旧名称)で、宮崎信行撮影。

あすから3連休。

【衆議院各派協議会 きょう令和6年2024年11月1日(金)】
 日本保守党の河村たかし衆議院議員らが出席。議長人事も最終的には自民党とは限らない方針で、持ち越しました。次回は3連休明け火曜日。なお、参議院では関口昌一自民党参議院議員会長の議長昇格の見通しができました。

【公明党・国民民主党幹事長・国対委員長会談 同日】
【立憲民主党・国民民主党幹事長・国対委員長会談 同日】

 公明党(代表空席)の西田実仁幹事長と国民の榛葉賀津也幹事長が、政策項目ごとの協議を、自民党とは別に、公国の枠組みで行う方向で合意しました。

 立憲の小川幹事長と榛葉幹事長は、3連休明け火曜日に立・国党首会談を開くことで合意しました。9日に公明党代表が決定し、11日に特別国会となるため、自・立、自・国党首会談は11日以降となりそうで、与野党とも停滞せざるをえません。

 さて、こちらはちょうど50年前の所得税の確定申告書です。


[写真]昭和49暦年の所得税確定申告書。

基礎控除は現在のおよそ半額です。半世紀で、サラリーマンの平均年収は3・3倍です。3・3倍にすると、基礎控除は年178万円ぐらいあるのが当然です。103万円しかないのは、ザイム真理教によるデフレマインドとステルス増税です。

 埼玉14区で公明党代表を落選に追い込んだのは国民民主党ですが、石井啓一さんの最後の演説(金曜日)の草加松原団地で、西田実仁さんは次のように演説しました。

 この埼玉14区に、私と同じ参議院議員で、日ごろから親しくしている国民民主党の幹事長が、応援演説に来られました。その中で、日本の政治を国民の皆様の手に取り戻すためには選挙や政治を国会議員の就職活動に使うような人は選んではいけないと言われたんです。みなさんそうだと思いませんか。敵方ながらなかなかいいことを言うんではないかと私は思いました」

[動画]西田実仁公明党幹事長、先週2024年10月25日、埼玉県の草加松原団地(旧名称)で、宮崎信行撮影。
 西田さんは、榛葉さんをほめそやしました。公明党が代表空席でありながら、西田幹事長は二幹二国に応じましたが、次期代表のおす声はないようです。


[写真]榛葉賀津也国民民主党代表、3年前の2021年4月、宮崎信行撮影。

[写真]西田実仁・公明党幹事長、2024年10月25日、宮崎信行撮影。

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