本日の最終便は写真無しのレポートです。
波照間島にはとても立派な「波照間島星空観測タワー」があります。集落から少し離れているのが難点なのですが…。
それでも今夜意を決して、夕食後に出かけました。
同宿者と二人で自転車に乗り、真っ暗な道を行くこと20分。観測タワーでは職員が満天に輝く星に特殊なレーザーポインターを使って解説してくれました。本当にきれいな星空でした。
明朝、南十字星を目撃したいのですが…。
波照間島は島の周辺に畑地が広がり、住居は農家を含め全戸が島の中央に集まっているようです。
その住居地区は写真のように狭い道の両側に軒を接しています。独特の集落形態を形成しているといえるようです。
それにしても日差しが強いです。暖かい沖縄離島でも今年は暑くなるのが早いとか。おかげで私の腕は真っ赤っか、ひりひりと痛みます。
続いて訪れたのは竹富町波照間支所です。
若い25歳の職員が一人で支所を守っています。話の好きな職員で離島ゆえの厳しさ難しさを語ってくれました。なかなかしっかりした青年でした。
次にトライしたのが最南端の警察官派出所 八重山警察署波照間派出所です。
実は昨夜本官は、我が民宿の若主人と釣った魚を肴に酒を酌み交わしていたのです。
今日、私は三度もトライしたのですがいつも不在でした。確か昨夜は「かなり暇です」と言っていたのですが…。
波照間島の主な見所を見終わり、公共施設巡りをしています。
先ずは最南端の郵便局 波照間郵便局です。記念の郵便をと思いましたが、友人、知人の住所録がなく、我が家へだけの便りになってしまいました。
ちょっと遅い昼食をとりました。
その名も「青空食堂」。文字どおりテントだけかかった青空での食事です。
「八重山風焼きそば」を食べました。風がふいている中での心地よい昼食でした。
波照間島のビーチ西浜ビーチに来ています。
白い砂浜にコバルトブルーの海、絵葉書のような光景です。
若者たちはシュノーケリングを楽しんでいます。
写真の中に映る黒い点はこちらの岸辺に向かってくる若者です。
サトウキビ畑で出会った農家の青年に「お願いすれば製糖工場を見学できますよ」と聞いてさっそく訪れました。
工場内は危険なので見られませんでしたが、糖度測る試験室のようなところで工程のおおよそ見ることができました。
親切な工員の方がサトウキビのしぼりたての液を試飲させてくれましたが、すご~く甘かったです。
波照間でもまたまた小学校を訪れました。
こちらの学校はどの学校も花をたくさん飾っています。学校では校長先生が大変親切に応対してくれました。離島ゆえのメリット、デメリットを率直に語ってくれました。
持参した薄荷のスプレーを大変喜んでくれました。
話が弾み、校長先生から「波照間小学校百年誌」という立派な記念誌をいただいてしまいました。
今日はまず日本最南端の地を目指しました。
途中、高那崎、星空観測タワーを見て、最南端の地に立ったのは午前9時15分でした。今、最南端には誰もいません。ひとりぼっちでたたずんでいます。
写真の碑は小さなものですがおそらく沖縄が日本復帰を果たした時建てられたものと思われます。その横に「日本最南端平和の碑」という立派な碑がありましたがやはり本命を添付しました。