戦績はイマイチながらも、観客動員数では好調なバスケットボールチーム『レラカムイ』の運営会社ファンタジア・エンターテイメントには周到な戦略がありました。
1月31日(土)今シーズン2度目のレラカムイの試合運営ボランティアに行ってきました。
人気選手田伏勇太選手を擁する『リンク栃木プレックス』との対戦とあって、会場は過去最多の5千人余の観客で埋まり、おおいに盛り上がりました。
私の持ち場は「関係者以外立入禁止」のところのガード役でしたので、特別難しくもなく役目を果たせました。
※ 選手入場の際、レラカムイカラーのオレンジのボードを
掲げる観客です。ちょっとはっきりしませんねぇ。
レラカムイのホームゲームを何試合かボランティアとして、あるいは観客として見ていて気付くことがあります。
それは徹底したエンターテイメント性(娯楽性)の追求です。
過日の水澤社長の講演でも「会場に来てくれた方たちが満足して帰ってもらえるような空間を創りたい」と。
そうした戦略の一端を今回のボランティアをしながら垣間見ることができたように思います。
まず、試合運営のために非常に数多くのスタッフを配置していることです。
会場の音響効果の担当、試合のインターバルの演出担当、VIP席の接待担当、警備などなど。おそらくその他にも私が承知していないさまざまなスタッフが配置されているように思われます。
中には黒服・黒めがねの何が役割なのかよく分からないスタッフもいたりします。
その中でも最も特徴的だったのは、チームのマスコット「ウイッキー」の専属スタッフがいて、マスコットの動きを逐一指示していたことでした。
このことは、ゲームそのものは別として、ゲーム以外の部分は全て入念に計画が練られ、周到な準備の上に運営されていることを伺わせてくれます。
※ 写真の彼はウイッキー専属のスタッフです。
ボランティアのガード役で立っていたところ、一人の方が話しかけてきました。
彼は会場の「出展者」というIDカードを下げていました。聞くとサッポロビールの営業担当の方でした。お互いに時間がある者同士でしたのでいろいろな話を交わしました。
その中で、彼は仕事柄レラカムイのホームゲームはほとんど会場に出向いているそうですが、彼の目から見てもレラカムイは来場した客を満足させようとして「非常に努力している」と見えるとのことでした。さらに昨年と比べても運営方法が向上しているとも語っておりました。
※ 二階自由席の最上段まで観客で一杯です。
会場内は試合開始と共に大変な盛り上がりで、観客の大多数は声援を送りっぱなしの40分間(実際には試合開始から終わるまでは1時間30分程度かかります)だったのではないだろうか。
さすがに勝負の帰趨が決した試合後半は声援のトーンも落ちましたが・・・。
試合は結局92対68という大差でリンク栃木プレックスの勝利に終わってしまいました。
試合の結果は別にして、会場に足を運んだ多くの人たちはバスケットボールゲームの雰囲気を満喫されて帰路に就いたのではと思います。
それこそがファンタジア・エンターテイメントを率いる水澤社長の戦略なのですから…。
その水澤社長が「あ~、悔しい!」と言いながら私の横を抜けて会場を後にしました。
無理もありません。彼女は運営会社の社長であると共に、レラカムイのオーナーでもありますから、チームの勝利が運営会社にとって何よりの戦略上のポイントでしょうから・・・。
※ ボランティアを終え、帰ろうとしたとき廊下
でインタビューを受けていた田伏勇太選手
に遭遇しました。
1月31日(土)今シーズン2度目のレラカムイの試合運営ボランティアに行ってきました。
人気選手田伏勇太選手を擁する『リンク栃木プレックス』との対戦とあって、会場は過去最多の5千人余の観客で埋まり、おおいに盛り上がりました。
私の持ち場は「関係者以外立入禁止」のところのガード役でしたので、特別難しくもなく役目を果たせました。
※ 選手入場の際、レラカムイカラーのオレンジのボードを
掲げる観客です。ちょっとはっきりしませんねぇ。
レラカムイのホームゲームを何試合かボランティアとして、あるいは観客として見ていて気付くことがあります。
それは徹底したエンターテイメント性(娯楽性)の追求です。
過日の水澤社長の講演でも「会場に来てくれた方たちが満足して帰ってもらえるような空間を創りたい」と。
そうした戦略の一端を今回のボランティアをしながら垣間見ることができたように思います。
まず、試合運営のために非常に数多くのスタッフを配置していることです。
会場の音響効果の担当、試合のインターバルの演出担当、VIP席の接待担当、警備などなど。おそらくその他にも私が承知していないさまざまなスタッフが配置されているように思われます。
中には黒服・黒めがねの何が役割なのかよく分からないスタッフもいたりします。
その中でも最も特徴的だったのは、チームのマスコット「ウイッキー」の専属スタッフがいて、マスコットの動きを逐一指示していたことでした。
このことは、ゲームそのものは別として、ゲーム以外の部分は全て入念に計画が練られ、周到な準備の上に運営されていることを伺わせてくれます。
※ 写真の彼はウイッキー専属のスタッフです。
ボランティアのガード役で立っていたところ、一人の方が話しかけてきました。
彼は会場の「出展者」というIDカードを下げていました。聞くとサッポロビールの営業担当の方でした。お互いに時間がある者同士でしたのでいろいろな話を交わしました。
その中で、彼は仕事柄レラカムイのホームゲームはほとんど会場に出向いているそうですが、彼の目から見てもレラカムイは来場した客を満足させようとして「非常に努力している」と見えるとのことでした。さらに昨年と比べても運営方法が向上しているとも語っておりました。
※ 二階自由席の最上段まで観客で一杯です。
会場内は試合開始と共に大変な盛り上がりで、観客の大多数は声援を送りっぱなしの40分間(実際には試合開始から終わるまでは1時間30分程度かかります)だったのではないだろうか。
さすがに勝負の帰趨が決した試合後半は声援のトーンも落ちましたが・・・。
試合は結局92対68という大差でリンク栃木プレックスの勝利に終わってしまいました。
試合の結果は別にして、会場に足を運んだ多くの人たちはバスケットボールゲームの雰囲気を満喫されて帰路に就いたのではと思います。
それこそがファンタジア・エンターテイメントを率いる水澤社長の戦略なのですから…。
その水澤社長が「あ~、悔しい!」と言いながら私の横を抜けて会場を後にしました。
無理もありません。彼女は運営会社の社長であると共に、レラカムイのオーナーでもありますから、チームの勝利が運営会社にとって何よりの戦略上のポイントでしょうから・・・。
※ ボランティアを終え、帰ろうとしたとき廊下
でインタビューを受けていた田伏勇太選手
に遭遇しました。