田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

屋久島・種子島紀行を振り返る おまけ編

2010-03-19 19:25:45 | 道外の旅

鹿児島ラーメン VS 旭川ラーメン

  旅に出る前から「鹿児島ラーメン」を意識していた。そこで旅立つ前に札幌に出店した「旭川ラーメン 梅光軒」の味噌ラーメンを味わってから旅立った。

 「屋久島・種子島紀行」を長々と続けてきました。
 当ブログにアクセスしていただいている皆さんからはすでに飽きられていることを感じながらも、しつこく「おまけ編」を投稿します。これで本当に最後としたいと思っています。

 「な~んで札幌ラーメンでなくて、旭川ラーメンなんだぁ~?」とクレームが来そうである。私は札幌ラーメンも大好きです。なのに今回旭川ラーメンになったわけは、私の職場から昼食に行ける距離にあったということが最大の理由です。
 昨年11月にオープンした日生ビルの地下に「旭川ラーメン 梅光軒」が出店しているのです。私は旭川ラーメンの中では、この「梅光軒」を一押ししていることもあり「鹿児島ラーメン」の対抗馬に押し立てました。

 で、「鹿児島ラーメン」なのですが、こちらはガイドブックに掲載されていた「こむらさき」という昭和25年創業の老舗の店をチョイスしました。「こむらさき」は鹿児島市の繁華街「天文館」に本店があるのですが、訪れたのは鹿児島中央駅ビルの地下にある支店でした。
 メニューは黒豚チャーシュー入りラーメン(950円)です。(メニューはチャーシューが入るか、入らないかの2種類だけ)味噌味とか、醤油味とかはなく、豚骨塩だけです。
 驚いたのは麺です。そうめんのような細いストーレートな麺で、柔らかめに茹でてありました。一説によると鹿児島ラーメンはかんすいを使っていないということですが、「こむらさき」のものもどうも使われていないような麺でした。
 トッピングは、キャベツの細切りとシイタケ、黒豚チャーシューを細切りしたもの、それに長ネギが載っていました。

        
        ※ 「こむらさき」の黒豚チャーシュー入りラーメンです。漬物 
         が付いているのが鹿児島ラーメンの特徴の一つです。       

 そこで勝負です!
 私の評価では、「旭川ラーメン 梅光軒」にやはり軍配が上がりました。
 鹿児島ラーメンは豚骨の塩ですが、豚骨にしてはあっさり系の味でしたが、麺にどうしても違和感がありました。そうめんのような感触で、しかも柔らかめに茹でられた麺ではラーメンを食している気がしないのです
 鹿児島ラーメンの名誉にために言い添えておきますと、「鹿児島ラーメン」といってもさまざまなようです。その中でも「こむらさき」のラーメンは特に個性が強く、鹿児島人でも人によって評価が分かれるラーメンのようです。

 一方「梅光軒」の味噌ラーメン(750円)を旅立つ前の3月3日に食しました。「梅光軒」の味噌ラーメンはそれなりに濃厚な味は出しているのですがけっしてこってり感だけではないところに深さを感じます。スープには野菜の甘さが引き出されており、私でもスープを飲み干せたほどです。

        
        ※ カメラを向けていると店員が「上手く撮れましたか?」と
         声をかけてくれました。写真からも美味しそうな雰囲気が
         漂ってきます。

 わずか一軒ずつでご当地対決とはおこがましいのですが、やはり私にはいつも食べ慣れているラーメンが好みということになりました。(鹿児島人でもきっと同じ結果となるんでしょうね)

 というおまけ編でした…。