「共益」と「公益」? このブログにも何度か登場した「オヤジの仲間づくり21の会」ですが、今ちょっとした岐路に立っている。はたしていずこに向かうべきなのか?
中央区主催の「オヤジの仲間づくり講座」から誕生したのが「オヤジの仲間づくり21の会」である。
メンバーはメーカーや企業を退職して間もない5人である。(当初7人だったが、都合で2人が退会してしまった)現在5人が定期的に集まり、情報交換をしている。最近は“札幌を知る”をキーワードに研修的な要素が入った会合も行っている。
私にとっては同世代の知己ができたこと、知(?)的な会話が楽しめることから、今はこのグループの存在が私の中では大きな位置を占めるようになっている。
そのグループが岐路に立っているとは?
岐路というほど大げさなものではないのだが・・・。
私はこのグループの事務局長的な役割を担っていることから、会合場所のことで頭を痛めていた。なかなか会場が確保できなかったり、会場使用料が意外にかかったり、と・・・。
いろいろ調べたところ、「札幌市市民活動サポートセンター」に市民活動団体として登録することによって、サポートセンターの施設が利用できるということを知った。
早速某日、グループの代表H氏と二人でサポートセンターを訪ねた。
そこで問題となったのが「共益と公益」のことだった。
共益とは、「仲間内同士が共に利すること」ということになろうか。対して公益とは、文字どおり「公(おおやけ)に利すること」である。
市民活動団体として登録が可能なのは、活動の目的が「公益」を目ざすものでなければならない、との担当者の話であった。
私たちの活動は今のところ「共益」の範疇を出ないものである。
活動を「共益」の範囲に止めるべきなのか?
それとも「共益」とともに、「公益」を目ざした活動へと舵を切るべきなのか?
仲間に問いかけてみたいと思っている。