関西を中心に展開されている女子プロ野球が札幌にやってきた。好奇心旺盛な私は9月17日(土)札幌ドームで開催された試合を観戦に出かけた。
投手のスピードはイマイチかなぁ…。
打つほうはなかなか活発だぞ。
守備はけっこう鍛えられているな。
現在、日本に女子プロ野球チームというのは関西に2球団あるという。
「兵庫スイングスマイリーズ」と「京都アストロドリームス」の2球団である。
ふだんは関西地区を中心に対戦しているようだが、今回は年間のリーグ戦とは別にシンデレラシリーズと称して選手の出身地を巡って開催するということで、北海道出身選手が二人在籍しているということで札幌開催となったということだ。
その二人とは、苫小牧市出身の田中碧投手と砂川市出身の岩谷美里内野手の二人である。
いずれも兵庫スイングスマイリーズの所属である。
※ 三沢高校のエースとして一世を風靡した太田幸司さんは女子プロ野球機構のスーパーバイザー
を務められていて、この日試合前に女子プロ野球への支援を訴えられた。
試合は前半にお互いが2点ずつを取り合って、4回以降はお互いゼロ行進のこう着状態となったが、最終回の7回に京都が2本の三塁打を放ち突き放して勝利した。
試合を観戦しての卒直な感想だが、やはり投手のスピードが決定的に不足している点が目に付いた。兵庫の先発田中投手のストレートで110キロ前後、京都の河本投手はストレートでも105キロ前後だった。兵庫が最終回に救援した岩谷投手(内野手)が確か114キロをマークしたのがこの日の最高スピードだった。
※ 兵庫の先発田中碧投手の投球フォームです。
スピードということに関しては、投手ばかりでなく全てのプレーにそれが目に付いた。
私たちスポーツファンが見るスポーツに期待するのは、自らは表現できないようなスピードでプレーする選手たちの姿なのだと思う。
そのことを女子選手に期待するのは酷である、とする考えはあるだろう。それにしても投手の投球スピードが110キロ前後というのはどうだろう?
※ 試合後グランドに整列した両軍選手です。
私が思うには、先日観戦したソフトボール日本リーグの方が興味深く感じた。ソフトボールの場合、投手の投げるスピードは野球をやっている人でも手こずる速さである。そして女子に適したフィールドの小ささもある。
私は女子ソフトボールの方に可能性を感じるが(女子ソフトはプロではないが)、はたして人々はどちらを支持するのだろうか?
女子プロ野球はまだ始まったばかりである。これから歴史を重ねていけば、優秀な選手も出現しもっとスピードアップされた魅力あるゲームとなる可能性もある。そうなることを期待したい。
投手のスピードはイマイチかなぁ…。
打つほうはなかなか活発だぞ。
守備はけっこう鍛えられているな。
現在、日本に女子プロ野球チームというのは関西に2球団あるという。
「兵庫スイングスマイリーズ」と「京都アストロドリームス」の2球団である。
ふだんは関西地区を中心に対戦しているようだが、今回は年間のリーグ戦とは別にシンデレラシリーズと称して選手の出身地を巡って開催するということで、北海道出身選手が二人在籍しているということで札幌開催となったということだ。
その二人とは、苫小牧市出身の田中碧投手と砂川市出身の岩谷美里内野手の二人である。
いずれも兵庫スイングスマイリーズの所属である。
※ 三沢高校のエースとして一世を風靡した太田幸司さんは女子プロ野球機構のスーパーバイザー
を務められていて、この日試合前に女子プロ野球への支援を訴えられた。
試合は前半にお互いが2点ずつを取り合って、4回以降はお互いゼロ行進のこう着状態となったが、最終回の7回に京都が2本の三塁打を放ち突き放して勝利した。
試合を観戦しての卒直な感想だが、やはり投手のスピードが決定的に不足している点が目に付いた。兵庫の先発田中投手のストレートで110キロ前後、京都の河本投手はストレートでも105キロ前後だった。兵庫が最終回に救援した岩谷投手(内野手)が確か114キロをマークしたのがこの日の最高スピードだった。
※ 兵庫の先発田中碧投手の投球フォームです。
スピードということに関しては、投手ばかりでなく全てのプレーにそれが目に付いた。
私たちスポーツファンが見るスポーツに期待するのは、自らは表現できないようなスピードでプレーする選手たちの姿なのだと思う。
そのことを女子選手に期待するのは酷である、とする考えはあるだろう。それにしても投手の投球スピードが110キロ前後というのはどうだろう?
※ 試合後グランドに整列した両軍選手です。
私が思うには、先日観戦したソフトボール日本リーグの方が興味深く感じた。ソフトボールの場合、投手の投げるスピードは野球をやっている人でも手こずる速さである。そして女子に適したフィールドの小ささもある。
私は女子ソフトボールの方に可能性を感じるが(女子ソフトはプロではないが)、はたして人々はどちらを支持するのだろうか?
女子プロ野球はまだ始まったばかりである。これから歴史を重ねていけば、優秀な選手も出現しもっとスピードアップされた魅力あるゲームとなる可能性もある。そうなることを期待したい。