田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

チームJAPAN 最高のスタート!

2012-07-27 17:42:05 | スポーツ & スポーツ観戦
 ロンドンオリンピック開会式を前にして、サッカーのなでしこジャパンが、サムライジャパンがそれぞれ予選第一戦を戦った。両者ともに勝利を収めるという願ってもないスタートになった。これはサッカーのみならず、オリンピックの日本選手団全体にも必ずや良い影響を及ぼすはずだ! 

 新聞は「日本がしびれた」と見出しを付けたが、いやいやスポーツ嫌い、あるいはスポーツ無関心派から揶揄されそうなので、ここは「スポーツ好きの日本人がしびれた!」と訂正しておこう。
 昨日早朝(と云っても25日深夜)のなでしこジャパン、そして昨日深夜のサムライジャパン(フル代表でなくてもそう呼ぶようですね)の続けての快挙はサッカー好きを自認している私にとって触れないわけにはいかない話題である。
 両方の試合とももちろんテレビの前でしっかり観戦した。

             
       ※ 先制点を挙げた川澄選手を取り囲む澤、宮間、鮫島などの各選手(新聞記事から)

 ワールドカップ優勝後、にわかに注目を浴びることになったなでしこジャパンだが、今大会前にはフランスに完敗を喫するなどその仕上がりを不安視する声も一部にはあった。しかし、そうした声を払拭するような対カナダ戦ではなかったかと思う。
 澤が、宮間が、川澄が、躍動していた。一瞬のミスから1点の失点はあったものの、全体としてしっかりと調整してきたところを魅せてくれた。
 女子の場合はまだまだ日本のパスサッカーが世界に通用すると感じさせてくれた試合である。
 決勝トーナメント進出は見えてきたように思われるが油断はできない。サッカーの場合には内容と結果が反対のケースもよくあることだ。万全の態勢でメダルを狙いに行ってほしい。

          
  ※ 日本の得点を叩き出した大津選手を中心に清武、酒井、吉田選手などが駆け寄る。(新聞記事から)

 そして男子だが、優勝候補一番手のスペインを相手に大番狂わせを演じてくれた。
 得点感覚の鋭い大津の見事の先制点を守りきった一戦だったが、ボールはさすがに格上のスペインにほとんどの時間支配されていた。それなのにスペインに決定的な瞬間をほとんどつくらせなかったのは見事だった。多くの解説者が語る通り、オーバーエイジで入っていた吉田、徳永両選手の存在が大きかったようだ。
 ボールを支配されながらも日本は2度、3度とカウンターからチャンスを産み出していた。永井、清武などがそのうちの一度でも決めていたらもっと試合は楽に展開できたと思ったが、それは欲張り過ぎか?
 男子の場合は優勝候補スペインに勝ったからといって予選突破が見えてきたとは言い難い。難敵はまだまだ存在する。次戦のモロッコ戦、三戦目のホンジェラス戦ともにどちらに転んでもおかしくない試合だ。スペイン戦同様全員サッカーに徹して堂々と一位通過を果たしてほしいと思う。

 さて、この二つの勝利はオリンピック開会式を明日に控える日本選手団には何よりの勇気をプレゼントしたのではないだろうか?
 二つの勝利がロンドンオリンピックにおける日本選手の大活躍を予感させるのだが…。