ウォーキングとフットパスウォークの間に大きな違いはない。私の認識では、前者が歩くことを主体とした健康づくりを考えているのに対して、後者は歩くことによって体験できるさまざまなことも楽しみながら歩こう、とする違いかな?と捉えている。この欄ではフットパスと呼称している札幌内外のフットバスコースを巡った体験をレポートする場としたい。
後半はずーっと川沿いを歩くコースだった。一帯は川が複雑に入り込んでおり、とても川が多い印象だった。その川沿いを歩くコースで私は二度もコースを間違えてしまうという失態を演じた…。
※ 見づらいかもしれませんが、昨日の続きで五ノ戸の森のところから見ていただければコースが分かります。
五ノ戸の森を過ぎると、旧琴似川放水路は「伏龍川(ふしこがわ)」と合流する。ここで私は第一の間違いを犯してしまった。合流地点を過ぎたとこで橋を渡ってしまったのだが、これは私の早とちりだった。
橋を渡り伏龍川の右岸に沿って歩くと右側から「篠路新川」が伏龍川に合流するために迫ってきて、私は袋小路に陥り、コースを間違えたことを悟らされた。
しかたなく引き返し、篠路新川が伏龍川に合流した地点の後にある篠路伏龍橋から再び対岸に移った。
※ 左側が篠路新川、右側が伏龍川、二つの川の合流点です。
対岸に移って直ぐに「篠路拓北川」という昔そのままのようにぐねぐねと曲がりくねった川がある。フットパスのコースには入っていなかったが、興味があったので寄り道した。水はほとんど流れていなく、川としてはほとんど機能していないのではないかと思われたが、あるいは大水の時などには貯水機能を果たすのかもしれない。
※ 篠路拓北川はほとんど川としての機能は果たしていないのではと見えましたが…
篠路拓北川が伏龍川と合流するところに「拓北いきいき公園」があり、日曜日ということもあって子どもたちで賑わっていた。
※ あれっ?写真には一人も子どもが写っていませんね。
伏龍川沿いに出て、篠路川入口に向かって歩を進めた。伏龍川沿いは堤防上が整備されていて気持ち良い散策路となっている。
※ 伏龍川の堤防上に設けられた散策路です。
さて、私は篠路川入口となっているから「きっと、伏龍川と繋がっているに違いない」と思いながら下流に向かったのだが、一向に入口のようなものを見つけることができなかった。
そのうちに、「伏龍川」、「創成川」、「発寒川」の三つの川の合流地点に着いてしまった。私は完全に篠路川入口を見失ったまま進んでいたのだ。
※ 左の橋から流れ込むのが伏龍川、真ん中が創成川、右側の大きな橋から流れ込むのが発寒川です。
間違えたからといって引き返すのも癪だと思い、私は「篠路川」沿いを反対方向から歩くことにした。
三つの川の合流点からは川の名称が「茨戸川」と変わり一段と大きな川の流れになった。(茨戸川は昔の石狩川が切り離された川である)
※ 川の中に中島を抱えた茨戸川です。
茨戸川を少し行くと、篠路川終点というところに出た。ここから逆に篠路川沿いを遡上する形で篠路川入口を目ざすことにしたのだ。川の向かいにはホテルガトーキングダムの大きな建物が目に入ってくる。
※ ご存じホテルガトーキングダムです。手前の三角の小屋状のものが篠路川の終点です。
篠路川もまた、篠路拓北川と同様昔のままの姿を今に残す川である。蛇の寝床のようにくねくねと曲がり折れている。その川沿いに立派な遊歩道が設けられていた。しかし、周りは畑と雑木林ばかりで住宅街とはいえず、誰が一体利用するんだろう?と思ったのだが…。夏の昼下がりということもあったのか、私は誰一人として出会うことはなかった。
※ 蓮の花が咲いていたり、水草が繁茂していたり、水の流れは見えません。
篠路川は篠路拓北川ほどではないが、水は見えるもののほとんど流れはなく、水は淀んでいるように見えた。だから水草や浮遊性の植物が繁茂していた。ガイドブックでは植生が豊かで、魚類の生息環境が良いと出ていたが、なるほどフナ釣りを楽しんでいる人も目にした。
※ フナ釣りの人に声をかけるのははばかられました。
篠路川を遡り篠路川入口まで達したが、なるほどこれでは初めての者には見つけることが難しいと思われた。川は伏龍川とは繋がっているようには見えず(細くは繋がっているかもしれない)、堤防から道路一つ挟んで立てられている表示は小さくほとんど目に留まられない。
できれば入口を過ぎたところにある茨戸福移橋を目印として、「入口は茨戸福移橋の手前にあります」という案内があれば間違いは防げると思ったのだが…。
※ せめて「この橋の手前から入ります」と案内があれば…
※ たくさん回り道をしてゴールはバス停でした。
それにしてもこのコースは川が多いコースだった。
コース上に出てきた川を挙げてみると、「旧琴似川」、「旧琴似川放水路」、「伏龍川」、「篠路新川」、「篠路拓北川」、「創成川」、「発寒川」、「篠路川」、「茨戸川」と実に九つを数える。このことはこの辺り一帯の土地が非常に低く、その昔は川が縦横に走っていたことを意味する。
九つの川のうちの「旧琴似川放水路」、「伏龍川」、「篠路新川」、「創成川」の四つの川は人工的に造られた川で、これらの川を繋いだり、ショートカットしたりして水害を未然に防ぐために施されたとある講座を受講したときに聞くことができた。
初めてのフットパスウォーク…。土地の人とお話したり、寄り道したり、道を間違えたりといろんなことがあり、計画していた時間も距離も大幅にオーバーする初体験のフットパスウォークだった。
後半はずーっと川沿いを歩くコースだった。一帯は川が複雑に入り込んでおり、とても川が多い印象だった。その川沿いを歩くコースで私は二度もコースを間違えてしまうという失態を演じた…。
※ 見づらいかもしれませんが、昨日の続きで五ノ戸の森のところから見ていただければコースが分かります。
五ノ戸の森を過ぎると、旧琴似川放水路は「伏龍川(ふしこがわ)」と合流する。ここで私は第一の間違いを犯してしまった。合流地点を過ぎたとこで橋を渡ってしまったのだが、これは私の早とちりだった。
橋を渡り伏龍川の右岸に沿って歩くと右側から「篠路新川」が伏龍川に合流するために迫ってきて、私は袋小路に陥り、コースを間違えたことを悟らされた。
しかたなく引き返し、篠路新川が伏龍川に合流した地点の後にある篠路伏龍橋から再び対岸に移った。
※ 左側が篠路新川、右側が伏龍川、二つの川の合流点です。
対岸に移って直ぐに「篠路拓北川」という昔そのままのようにぐねぐねと曲がりくねった川がある。フットパスのコースには入っていなかったが、興味があったので寄り道した。水はほとんど流れていなく、川としてはほとんど機能していないのではないかと思われたが、あるいは大水の時などには貯水機能を果たすのかもしれない。
※ 篠路拓北川はほとんど川としての機能は果たしていないのではと見えましたが…
篠路拓北川が伏龍川と合流するところに「拓北いきいき公園」があり、日曜日ということもあって子どもたちで賑わっていた。
※ あれっ?写真には一人も子どもが写っていませんね。
伏龍川沿いに出て、篠路川入口に向かって歩を進めた。伏龍川沿いは堤防上が整備されていて気持ち良い散策路となっている。
※ 伏龍川の堤防上に設けられた散策路です。
さて、私は篠路川入口となっているから「きっと、伏龍川と繋がっているに違いない」と思いながら下流に向かったのだが、一向に入口のようなものを見つけることができなかった。
そのうちに、「伏龍川」、「創成川」、「発寒川」の三つの川の合流地点に着いてしまった。私は完全に篠路川入口を見失ったまま進んでいたのだ。
※ 左の橋から流れ込むのが伏龍川、真ん中が創成川、右側の大きな橋から流れ込むのが発寒川です。
間違えたからといって引き返すのも癪だと思い、私は「篠路川」沿いを反対方向から歩くことにした。
三つの川の合流点からは川の名称が「茨戸川」と変わり一段と大きな川の流れになった。(茨戸川は昔の石狩川が切り離された川である)
※ 川の中に中島を抱えた茨戸川です。
茨戸川を少し行くと、篠路川終点というところに出た。ここから逆に篠路川沿いを遡上する形で篠路川入口を目ざすことにしたのだ。川の向かいにはホテルガトーキングダムの大きな建物が目に入ってくる。
※ ご存じホテルガトーキングダムです。手前の三角の小屋状のものが篠路川の終点です。
篠路川もまた、篠路拓北川と同様昔のままの姿を今に残す川である。蛇の寝床のようにくねくねと曲がり折れている。その川沿いに立派な遊歩道が設けられていた。しかし、周りは畑と雑木林ばかりで住宅街とはいえず、誰が一体利用するんだろう?と思ったのだが…。夏の昼下がりということもあったのか、私は誰一人として出会うことはなかった。
※ 蓮の花が咲いていたり、水草が繁茂していたり、水の流れは見えません。
篠路川は篠路拓北川ほどではないが、水は見えるもののほとんど流れはなく、水は淀んでいるように見えた。だから水草や浮遊性の植物が繁茂していた。ガイドブックでは植生が豊かで、魚類の生息環境が良いと出ていたが、なるほどフナ釣りを楽しんでいる人も目にした。
※ フナ釣りの人に声をかけるのははばかられました。
篠路川を遡り篠路川入口まで達したが、なるほどこれでは初めての者には見つけることが難しいと思われた。川は伏龍川とは繋がっているようには見えず(細くは繋がっているかもしれない)、堤防から道路一つ挟んで立てられている表示は小さくほとんど目に留まられない。
できれば入口を過ぎたところにある茨戸福移橋を目印として、「入口は茨戸福移橋の手前にあります」という案内があれば間違いは防げると思ったのだが…。
※ せめて「この橋の手前から入ります」と案内があれば…
※ たくさん回り道をしてゴールはバス停でした。
それにしてもこのコースは川が多いコースだった。
コース上に出てきた川を挙げてみると、「旧琴似川」、「旧琴似川放水路」、「伏龍川」、「篠路新川」、「篠路拓北川」、「創成川」、「発寒川」、「篠路川」、「茨戸川」と実に九つを数える。このことはこの辺り一帯の土地が非常に低く、その昔は川が縦横に走っていたことを意味する。
九つの川のうちの「旧琴似川放水路」、「伏龍川」、「篠路新川」、「創成川」の四つの川は人工的に造られた川で、これらの川を繋いだり、ショートカットしたりして水害を未然に防ぐために施されたとある講座を受講したときに聞くことができた。
初めてのフットパスウォーク…。土地の人とお話したり、寄り道したり、道を間違えたりといろんなことがあり、計画していた時間も距離も大幅にオーバーする初体験のフットパスウォークだった。