念願だった札幌中央卸売市場の朝のセリの様子を見学した。セリは早朝に行われるためになかなか見学が叶わないのだが、今回はオヤジの会の8月例会で友人たちと一緒に見学することができた。
札幌中央卸売市場で取り扱うマグロは生だけで、冷凍物は扱っていないとのことだった。
札幌中央卸売市場では唯一の女性セリ人が水産物の市場で活躍していた。
札幌中央卸売市場の建物の最も長い直線路は220mもあるとのことだった。
いうような小ネタを紹介したが、ふだんなかなか入ることができない札幌中央卸売市場は私にとってはいろいろと興味深いところであった。
※ 市場内を忙しく走り回るターレットなどの車です。
28日(火)朝5時、友人の車が迎えに来てくれて札幌中央卸売市場に向かった。
市場に着くとトラックや市場独特の車ターレットが忙しそうに走り回っていた。
私たちには市場協会の職員である鷹政美というベテランの案内人が付いてくれた。
※ 白い発砲スチロールの箱が目立つ水産棟です。
まずは水産棟から案内された。
だだっ広い場内ではそこここで卸売会社の職員、仲卸業者の方々が忙しそうに動いている。
私たちが水産棟に入ったときにはセリが一段落した後だったが、一部ではセリが行われていた。そこで一人の女性が卸売会社の職員と仲卸業者の中央に位置してセリをリードしていた。
※ セリの様子です。白い制服がセリ人など卸売会社の職員、それ以外はセリ落とす仲卸業者です。
※ 卸売会社の職員の中心でセリをリードする女性セリ人です。
セリには、ひと声ゼリと上げゼリという方法があるとのことだったが、札幌の水産物はひと声ゼリを採用しているとのことだった。
水産棟の一角にはマグロ専用の卸売場があった。マグロの鮮度を保つために低温が保たれるようになった特別のところだ。相当の数のマグロが並べられていたが、全て塩釜で水揚げされた生マグロとのことだった。先にも記した通り、札幌中央卸売市場では生もののマグロしか扱っていないとのことだった。
※ ズラリとマグロが並べられています。60キロ程度のものだそうです。
続いて青果棟に案内された。
こちらも広々としたところにあらゆる野菜・果物が並べられている。そしてそこここでセリが行われていた。私たちの目の前でメロンのセリが行われていたが、青果物は上げゼリとのことで、仲卸業者が指でサインを出しながら買い落しているようだった。
※ メロンのセリの様子です。緑色の制服がセリ人など卸売会社の職員です。
案内の鷹氏は市場一筋に40数年生きてきた人だそうだ。
市場に対する思い入れが人一倍強い人と感じた。
札幌中央卸売市場では現在一日約6億円(水産物4億、青果物2億)の取引があるということだが、この額は往時の1/2程度まで落ち込んでいるとのことだった。
その要因は、インターネット販売の普及、産直の直接取引の拡大、大手スーパー等の市場を通さない買付など、さまざまな要因が重なっているという。
そのことに対して鷹氏は非常に危機感を感じているようなのだが、関係者との間の温度差に少々苛立ちを感じているようにも見えた。
一緒に見学した友人が「思っていたほど活気が感じられなかった」という感想を語っていたが、私も同様の感想をもった。
時代が移り、人が変わったせいだろうか? それとも取引の改善(近代化)が進んだことによるのだろうか? あるいは取引額の低落傾向が関係者の熱気を奪ったのだろうか?
札幌市民の食を担う市場は何時の時代も熱気と活気に満ちていてほしい、と願うのは消費者の勝手な願いだろうか?
※ 本マグロトロ鉄火丼です。美味しかった~!
見学を終え、私たちは市場内にある関係者用の食堂で朝食を摂った。
私は「本マグロトロ鉄火丼」(780円)を食した。さすがに市場ならではの新鮮さと美味しさが詰まった丼だった…。
札幌中央卸売市場で取り扱うマグロは生だけで、冷凍物は扱っていないとのことだった。
札幌中央卸売市場では唯一の女性セリ人が水産物の市場で活躍していた。
札幌中央卸売市場の建物の最も長い直線路は220mもあるとのことだった。
いうような小ネタを紹介したが、ふだんなかなか入ることができない札幌中央卸売市場は私にとってはいろいろと興味深いところであった。
※ 市場内を忙しく走り回るターレットなどの車です。
28日(火)朝5時、友人の車が迎えに来てくれて札幌中央卸売市場に向かった。
市場に着くとトラックや市場独特の車ターレットが忙しそうに走り回っていた。
私たちには市場協会の職員である鷹政美というベテランの案内人が付いてくれた。
※ 白い発砲スチロールの箱が目立つ水産棟です。
まずは水産棟から案内された。
だだっ広い場内ではそこここで卸売会社の職員、仲卸業者の方々が忙しそうに動いている。
私たちが水産棟に入ったときにはセリが一段落した後だったが、一部ではセリが行われていた。そこで一人の女性が卸売会社の職員と仲卸業者の中央に位置してセリをリードしていた。
※ セリの様子です。白い制服がセリ人など卸売会社の職員、それ以外はセリ落とす仲卸業者です。
※ 卸売会社の職員の中心でセリをリードする女性セリ人です。
セリには、ひと声ゼリと上げゼリという方法があるとのことだったが、札幌の水産物はひと声ゼリを採用しているとのことだった。
水産棟の一角にはマグロ専用の卸売場があった。マグロの鮮度を保つために低温が保たれるようになった特別のところだ。相当の数のマグロが並べられていたが、全て塩釜で水揚げされた生マグロとのことだった。先にも記した通り、札幌中央卸売市場では生もののマグロしか扱っていないとのことだった。
※ ズラリとマグロが並べられています。60キロ程度のものだそうです。
続いて青果棟に案内された。
こちらも広々としたところにあらゆる野菜・果物が並べられている。そしてそこここでセリが行われていた。私たちの目の前でメロンのセリが行われていたが、青果物は上げゼリとのことで、仲卸業者が指でサインを出しながら買い落しているようだった。
※ メロンのセリの様子です。緑色の制服がセリ人など卸売会社の職員です。
案内の鷹氏は市場一筋に40数年生きてきた人だそうだ。
市場に対する思い入れが人一倍強い人と感じた。
札幌中央卸売市場では現在一日約6億円(水産物4億、青果物2億)の取引があるということだが、この額は往時の1/2程度まで落ち込んでいるとのことだった。
その要因は、インターネット販売の普及、産直の直接取引の拡大、大手スーパー等の市場を通さない買付など、さまざまな要因が重なっているという。
そのことに対して鷹氏は非常に危機感を感じているようなのだが、関係者との間の温度差に少々苛立ちを感じているようにも見えた。
一緒に見学した友人が「思っていたほど活気が感じられなかった」という感想を語っていたが、私も同様の感想をもった。
時代が移り、人が変わったせいだろうか? それとも取引の改善(近代化)が進んだことによるのだろうか? あるいは取引額の低落傾向が関係者の熱気を奪ったのだろうか?
札幌市民の食を担う市場は何時の時代も熱気と活気に満ちていてほしい、と願うのは消費者の勝手な願いだろうか?
※ 本マグロトロ鉄火丼です。美味しかった~!
見学を終え、私たちは市場内にある関係者用の食堂で朝食を摂った。
私は「本マグロトロ鉄火丼」(780円)を食した。さすがに市場ならではの新鮮さと美味しさが詰まった丼だった…。