ウォーキングとフットパスウォークの間に大きな違いはない。私の認識では、前者が歩くことを主体とした健康づくりを考えているのに対して、後者は歩くことによって体験できるさまざまなことも楽しみながら歩こう、とする違いかな?と捉えている。この欄ではフットパスと呼称している札幌内外のフットバスコースを巡った体験をレポートする場としたい。
初めて一人で歩くフットパスである。多少ともフットパスを意識した歩きをしようと心がけた。しかし、久しぶりのウォークは私のマップ読みの勘を狂わせていたようだった…。
記録を見ると、昨年10月以降ウォーキングからはすっかり遠ざかっていた。6月にフットパスの講座を受講していたこともあり、フットパスを早く体験したいと思っていた。
8月13日(月)本当はあるフォーラムに参加予定でいたのだが、その予定をキャンセルしてフットパスコースが設定されている百合が原にJRで向かった。一緒にフォーラムへの参加を予定していたS氏には迷惑をかけしまった。
そのJRでのエピソードについては、昨日レポートした。
さて、初めてのフットパスコースはJRの百合が原駅から伏龍川、創成川、発寒川が茨戸川に合流する地点までのワンウェイコースである。

※ このコースマップは私が歩いた「百合が原から東茨戸」コースのものでない。百合が原駅から五ノ戸の森まではこのマップを利用するようにとの主催者からの指示があったためこのマップを掲載した。後編では五ノ戸の森以降を表示したマップを掲載します。
スタート地点の「百合が原駅」周辺はベットタウンの駅らしく集合住宅が並ぶだけで、一軒の商店もない殺風景な風景だった。

※ 閑散としたJR百合が原駅前の風景です。
駅から直進すると道路を跨いで「百合が原公園」に出る。百合が原公園はこれまでも何度も訪れているが、総合公園として素晴らしい環境が整っている公園である。

※ 百合が原公園内にある緑のセンターの建物です。
百合が原公園を横断し、「旧琴似川」に出てその川沿いを歩いた。

※ コース上のところどころにこうした行き先を示したフットパスの会の表示がありました。
すると住宅街の中にポッカリと残っている畑地でなにやら作業をしている初老の方に出会った。思わず私は声をかけた。「何をされていたんですか?」と…。「いや~、畑の石を拾っていたところでした」と応えてくれた。
それからいろいろなお話をさせてもらった。その畑地は初老の方の畑なのだが、すでに農業をリタイアされて畑地は何も栽培していないとのことだった。そして昔は辺り一帯水田地帯だったこと、水害に遭われたこと、篠路歌舞伎のこと、などなどいろんな話をさせてもらった。これがフットパスの一つの魅力?

※ 何も栽培されていない畑と遠くにお話をさせていただいた初老の方が見えます。

※ 旧琴似川はご覧のように雑草に覆われていて普段はあまり水は流れていないようでした。
初老の方と別れ、旧琴似川沿いを歩き、途中からは「旧琴似川放水路」沿いを歩いた。この放水路は旧琴似川を流れる水が溢れて水害になるのを防ぐために人工的に掘削された放水路である。放水路沿いの道は整備されていて歩きやすい遊歩道となっていて、住宅街が広がっていた。

※ 放水路脇にはご覧のような散策路が整備されていました。
放水路と伏龍川が合流する少し手前に「五ノ戸の森」がある。以前のウォーキングでは近くを通ったものの中に入ることはなかったのだが、今回は中を覗いてみることにした。
ガイドブックには「五ノ戸の森は、秋山さんの屋敷林と河畔林が切り取られるように残された森で、200種以上ある樹木や草花の中には本来北海道にないものもある」と記されている。なお、五ノ戸という名前の由来は一帯の開拓を担った人たちが青森県五戸地区出身者であったことによるものだそうだ。

※ 五ノ戸の森の入口の表示版です。
森の中を歩くと、見上げると空をも閉ざす鬱蒼とした森林だった。ガイドブックにもあるような北海道では珍しい樹も見られた。
周辺住民が憩うには少しワイルドかなぁ~、と思われたが、今となっては貴重な自然である。いつまでも今の姿が保存されることを望みたい。

※ ちょっと北海道では珍しい樹だな、と思いシャッターを切りました。

※ 鬱蒼とした森林内はワイルドだぞ~!!
ちょうどコース半ばというところである。残り半分は後編で、ということにしよう。後半では私のマップ読みの拙さが露呈される…。
初めて一人で歩くフットパスである。多少ともフットパスを意識した歩きをしようと心がけた。しかし、久しぶりのウォークは私のマップ読みの勘を狂わせていたようだった…。
記録を見ると、昨年10月以降ウォーキングからはすっかり遠ざかっていた。6月にフットパスの講座を受講していたこともあり、フットパスを早く体験したいと思っていた。
8月13日(月)本当はあるフォーラムに参加予定でいたのだが、その予定をキャンセルしてフットパスコースが設定されている百合が原にJRで向かった。一緒にフォーラムへの参加を予定していたS氏には迷惑をかけしまった。
そのJRでのエピソードについては、昨日レポートした。
さて、初めてのフットパスコースはJRの百合が原駅から伏龍川、創成川、発寒川が茨戸川に合流する地点までのワンウェイコースである。

※ このコースマップは私が歩いた「百合が原から東茨戸」コースのものでない。百合が原駅から五ノ戸の森まではこのマップを利用するようにとの主催者からの指示があったためこのマップを掲載した。後編では五ノ戸の森以降を表示したマップを掲載します。
スタート地点の「百合が原駅」周辺はベットタウンの駅らしく集合住宅が並ぶだけで、一軒の商店もない殺風景な風景だった。

※ 閑散としたJR百合が原駅前の風景です。
駅から直進すると道路を跨いで「百合が原公園」に出る。百合が原公園はこれまでも何度も訪れているが、総合公園として素晴らしい環境が整っている公園である。

※ 百合が原公園内にある緑のセンターの建物です。
百合が原公園を横断し、「旧琴似川」に出てその川沿いを歩いた。

※ コース上のところどころにこうした行き先を示したフットパスの会の表示がありました。
すると住宅街の中にポッカリと残っている畑地でなにやら作業をしている初老の方に出会った。思わず私は声をかけた。「何をされていたんですか?」と…。「いや~、畑の石を拾っていたところでした」と応えてくれた。
それからいろいろなお話をさせてもらった。その畑地は初老の方の畑なのだが、すでに農業をリタイアされて畑地は何も栽培していないとのことだった。そして昔は辺り一帯水田地帯だったこと、水害に遭われたこと、篠路歌舞伎のこと、などなどいろんな話をさせてもらった。これがフットパスの一つの魅力?

※ 何も栽培されていない畑と遠くにお話をさせていただいた初老の方が見えます。

※ 旧琴似川はご覧のように雑草に覆われていて普段はあまり水は流れていないようでした。
初老の方と別れ、旧琴似川沿いを歩き、途中からは「旧琴似川放水路」沿いを歩いた。この放水路は旧琴似川を流れる水が溢れて水害になるのを防ぐために人工的に掘削された放水路である。放水路沿いの道は整備されていて歩きやすい遊歩道となっていて、住宅街が広がっていた。

※ 放水路脇にはご覧のような散策路が整備されていました。
放水路と伏龍川が合流する少し手前に「五ノ戸の森」がある。以前のウォーキングでは近くを通ったものの中に入ることはなかったのだが、今回は中を覗いてみることにした。
ガイドブックには「五ノ戸の森は、秋山さんの屋敷林と河畔林が切り取られるように残された森で、200種以上ある樹木や草花の中には本来北海道にないものもある」と記されている。なお、五ノ戸という名前の由来は一帯の開拓を担った人たちが青森県五戸地区出身者であったことによるものだそうだ。

※ 五ノ戸の森の入口の表示版です。
森の中を歩くと、見上げると空をも閉ざす鬱蒼とした森林だった。ガイドブックにもあるような北海道では珍しい樹も見られた。
周辺住民が憩うには少しワイルドかなぁ~、と思われたが、今となっては貴重な自然である。いつまでも今の姿が保存されることを望みたい。

※ ちょっと北海道では珍しい樹だな、と思いシャッターを切りました。

※ 鬱蒼とした森林内はワイルドだぞ~!!
ちょうどコース半ばというところである。残り半分は後編で、ということにしよう。後半では私のマップ読みの拙さが露呈される…。