田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

元旦登山 at 藻岩山

2015-01-01 20:01:02 | 北海道低山紀行 & Other
 あけましておめでとうございます! 
 今年も拙ブログをどうぞよろしくお願いします。 


 今年も昨年に続き、藻岩山の元旦登山を楽しんだ。荒天の予報だったが、風もなく、穏やかなコンディションの中での登山となった。ただ、初日の出は厚い雲の間からほんのちょっとだけ顔を出してくれただけだった。それでも私にとっては心身ともに心地良い一年のスタートを切ることができた。 

          
          ※ 本日の初日の出のベストショットですが、これが精一杯でした。

 朝、4時自宅を出た。
 今回は自宅から登山口までも徒歩で向かうことにした。
 天候は予報と違って、きわめて穏やかな天候だ。街中は初詣のピークを過ぎていたせいか、行き交う人もほとんどいない中、黙々と慈啓会コースの登山口を目ざした。
 約50分かかって登山口に着いた。雪道で歩きにくいことを考えると自宅から登山口までは3キロ程度か?
 登山口にはすでに10数台の車が駐車していた。

          
          ※ 静まり返った街の中を登山口に急ぎました。

          
          ※ 登山口に駐車していた車ですが、フラッシュの光が届かず全体が見えません。

 登山口で軽アイゼンを着け、ヘッドランプを点灯し、早速登山を開始した。
 視界はランプが照らす先だけ…。最初は私の前後に登る人もなく、静寂の中を足元だけを見つめながらひたすら登りに集中する。
 周りを気にせず、ただ足元だけに集中しての登山は、私にとっては元旦登山くらいしか経験できないものだ。この感覚が楽しかった。
 今日も無理することはなく、途中で数人が私を追い越して行ったが、マイペースを崩さず楽しく登ることを心がけた。

          
          ※ 私のヘッドランプが灯す足元です。

          
          ※ 後ろから私を追いかけてくる人たちのヘッドランプです。

 リフト台跡、馬の背分岐もいつもより(今回は雪の季節になって3回目)軽やかに通過して、山頂を目ざした。
 馬の背に立っても風は無風。非常に登りやすい。眼下には札幌の街の灯りも見えだした。
 登山開始から1時間15分後の6時05分、山頂に着いた。

          
          ※ 馬の背から見た札幌の街の灯りですが、見た目はもっと明るく見えました。
           こんなところで、人間の目の絞り機能の素晴らしさを感ずる私でした。

 今日の日の出時刻は7時6分である。1時間も待たなければならない。
 幸い、藻岩山ロープウェイの駅舎には登山者用の休憩室があるので、そこで日の出を待つことにした。それにしても少し時間が早すぎたようだ。

 私は熱湯を持参し、カップに入ったクラムチャウダーと、カフェラテを持参して、それを山頂で味わうのを楽しみにしていた。ところが、自宅を出る前にしっかりと食事をしたためまったく空腹感がなく、クラムチャウダーは諦めた。そして熱~いカフェラテを楽しんだのだった。

 日の出時刻が近づくにつれて、登山客やロープウェイ客で込み始めた。
 私も日の出時刻10分前にロープウェイ駅舎の屋上に上がってみたが、そこはもう大混雑だった。そして日の出の方向は厚い雲に覆われていた。

          
          ※ ご覧のようにロープウェイ駅舎の屋上は初日の出客で鈴なりでした。

 場所を変え、皆と一緒に日の出を待ったが、この時はさすがに寒さが堪えた。(登頂後、フリースを一枚着込んでいたのだが…)
 日の出時刻を迎えて、東の空の雲の隙間が茜色に染まったが、太陽の顔は見えない。
 「もはやこれまで…」と思い、その茜色に染まった空を何枚かカメラに収め、下山に入ろうかと思ったとき、その雲の隙間からかすかに太陽が顔を覗かせた。
 けっして満足とは言えないが、数日前に荒天の予報が出ていたわりには、なんとか太陽が雲の隙間からでも顔を見せてくれたことで了としなければならないだろう。
 納得して、7時20分、下山を開始した。

          

          ※ この2枚は確かベストショットの6分前に撮ったものだと思います。

          

 そして自宅まで…。自宅に帰り着いたときは9時前だった。
 自宅へ帰り着き、歩測計を見ると22,807を示していた。
 こちらも初日から絶好調である。えっ?今年は一日二万歩を目ざすって?そんなことはありません!今日は貯金を作ったのであります!

 それではみなさん、今年もよろしくお願いします。