田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

第41回市民吹奏楽祭

2015-01-27 20:45:38 | ステージ & エンターテイメント
 多彩な吹奏楽グループが競演した。小学生から一般まで…。そこには当然のように演奏技術の巧拙はあったものの、彼らの演奏を楽しく聴くことができた一日だった…。

           

 私にとって1月は吹奏楽月間と称していたが、その第2弾である。
 1月24日(土)、札幌市民芸術祭の一環として、教育文化会館において「札幌市民吹奏楽祭」が行われた。市民芸術祭は、札幌市が市民の芸術活動を支援し、振興するために音楽・演劇・舞踊などについて発表の舞台を用意し(今年の場合9分野の発表があったようだ)、市民にふだんの練習の成果を披露する場として設定しているようである。

 今年の「札幌市民吹奏楽祭」にはプログラムを見ると47団体が出演したようである。それだけ多くの団体が出演するため開演は10時15分だったが、私が会場についたのは11時頃だった。したがって、最初の頃に演奏した小学生の演奏は聴くことができなかった。
 昼食時間にも中座したので、結局私が聴くことができた団体は、出演47団体中、38団体だった。
 出演47団体の内訳は、小学生4、中学生17、高校生14、中高合同1、高校・OB合同1、大学・一般10という内訳で、吹奏楽はやはり中学校、高校で盛んなことが分かる。

 中学や高校の演奏を聴いていて、二つの特徴に気付くことができた。
 一つは、吹奏楽を志す人たちは圧倒的に女子が多いということだ。男性はたくさんの女子の中では数えるほどである。そのことが特に顕著だったのは屯田北中学校の総勢43名の団員に対して、男子はたったの3名だったが、他の団体でも大同小異の状況だった。
 もう一つは、各団体の編成数の差が、団体の志の差になっているのではないかと思われたことだ。編成数が20名前後と少ないところは、吹奏楽部として維持することに精一杯なのではと思わされた。一方、団員数が40名を数えるようなところは士気も高く、演奏自体にもかなり力がこもっているように感じられた。
 中学校では屯田北中、啓明中、北辰中、高校では白石高、山の手高、東海四高などの団体の演奏は音としての迫力もあり、技量にも鍛えられたものを感ずることができた。
 また、札幌ハーモニーオーケストラの演奏は、いかにも大人の演奏という落ち着きを感じさせてくれる演奏だった。

 ちょっと残念に思えたのは、管、とくにトランペットやコルネットの高音の音が割れて聞こえてきたことがあった。演奏技術については全く素人であるが、一つはチューニングの問題、そして吹き方の問題があるのではと思われるのだが、その点はもちろん指導はされていると思われるのだが…。

 会場の教育文化会館の前の様子を見ていて「大変だなぁ」と思った。吹奏楽の場合、楽器は全て持ち込みのようなのだ。個人所有の管楽器は良いとしても、大太鼓、ティンパニー、ドラムス、ボンゴ、鐘、シロフォン、ヴィブラフォンなどは全て持ち込みである。教育文化会館前はトラック業者が運び込む楽器で大混雑していたが、わずか1曲披露するために各団体は大変な苦労をされていることが分かった。

 例え演奏の巧拙はあったとしても、たくさんの団体が一堂に会し、どの団体も懸命に演奏する様子を、一度に聴くことができた「札幌市民吹奏楽祭」は私にとって貴重な一日となった。



《ウォーキング覚書》
 1/21~1/25の5日間も無事に毎日一万歩をクリアすることができた。特に25日は最近にない歩数を記録した。

 ◇1/21 11,927歩 ◇1/22 12,402歩 ◇1/23 15,022歩 ◇1/24 10,352歩 ◇1/25 18,439歩

 ◇5日間合計 68,142歩  ◇1/21~1/25の一日平均 13,628歩

 1/25は18,000歩強歩くことができた。この日はキタラで午後と夜と2回のコンサートがあった。その行きと、合間に都心への往復で歩数が増えた。1/23は私としては珍しく地下道をバスセンター方面を往復した。
 反対に1/24はぎりぎり一万歩である。この日は自宅近くの教育文化会館でほぼ一日のイベント(市民吹奏楽祭)があり、その帰りにぐるーっと回り道をしてなんとか一万歩にした日だった。
 最近、ほんの僅かだがウォーキングの効用を感じ始めている。いい感じである。