フルートという楽器はクラシックオーケストラで主要な楽器であるとともに、ホップなミュージックにもよく馴染む楽器であることを再認識した夜だった。フルートによるライトな音楽の数々を堪能した。
札幌市西区では今「西区文化フェスタ2020」がイベントホール「パトス」を主な会場としてコンサート、ライブ、ダンス、演劇、日舞などさまざまなジャンルの文化芸術イベントを開催している。その数ざっと17本ほどである。
昨夜(2月4日)、ターミナルプラザことにパトスにて「ヤマハミュージック琴似センターPresents フルート & ピアノコンサート」が開催されたので参加した。
演奏陣はヤマハの大人の音楽レッスン講師の大倉まみこ(フルート)、中井里穂(フルート)、橘田由希乃(ピアノ)のトリオによるコンサートだった。
エルガーの「愛の挨拶」で始まったコンサートは、クラシックあり、ポップスあり、アニメ曲あり、さらには歌謡曲まで飛び出す、さまざまなジャンルの音楽を楽しめる楽しいコンサートだった。私は演奏された曲を一生懸命に書き留めたので、それを紹介する。
◇エルガー/愛の挨拶
◇ディズーニーメロディー
◇スティビー・ワンダー/可愛いアイシャ
◇久石譲/君をのせて(天空の城ラピタ主題曲)
◇MARIO BAUZA/マンボ・イン
◇見岳章/川の流れのように
◇Zequinha De Aberu/ティコ・ティコ・ノ・フバー
◇Secret Garden/ユー・レイズ・ミー・アップ
◇ヘンリー・マンシーニー/酒とバラの日々
◇バート・バカラック/クロス・ツー・ユー
◇ポール・ウィリアムズ/雨の日と月曜日は
◇ワルター・ワンダレイ/サマーサンバ
〈アンコール〉◇山田耕筰/この道
と実にバライティに富んだ選曲だった。MCを担当した大倉さんが、最後の方の曲「クロス・ツー・ユー」と「雨の日と月曜日は」の二曲は、あのカーペンターズがカバーしてヒットした曲として有名だが、ボーカルのカレンの歌声がフルートの音色ととてもマッチすると語っていたが、なるほどフルートの柔らかな音色はカレンの歌声を彷彿とさせてくれたように思えた。
あっという間の1時間強、時にはデュオで、時にはソロで、そして最後はトリオで、さまざまなジャンルの音楽を聴かせてくれた楽しいコンサートだった。
「西区文化フェスタ2020」はまだまだ続く。ラインナップを見ながら、これからも出来るかぎり参加したいと思っている。
突然変更で驚かせてしまいましたね。何せ前のテンプレートは確か3~4年は続けていましたから…。
理由については本日のブログで明かしているので、そちらをご覧ください。
少雪で苦労されているようですが、昨夕からの降雪で一息つけたのではと推察しています。