“祭り” をコンセプトとして、「紙」を主人公にしたさまざまな展示や遊びがホールいっぱいに展開されていた。紙まつりは「hokKAMIdo(北紙道)」と称する札幌市内外の紙の加工メーカー4社が会場の大丸藤井セントラルと共催するものだった。
※ 紙つまりを告知するポスター(?)がユニークだった。人型のポスターです。下紙の橙色の紙はポスターを目立たせるために、私が用意したものです。
特に予定のなかった本日は、少し遠ざかってしまった「パークゴルフ場巡り」を計画していた。ところが生憎の雨天となってしまった。そこでブログの話題に取り上げるためにちょっと気になっていた「さっぽろ紙まつり」を取材することにした。
会場は上記したように大丸藤井セントラルの7階スカイホールだった。エントランスから紙をモチーフにしたデコレーションが施されていた。
※ エントランスには大きな紙製の人形が出迎えてくれました。
そして会場に入ると、そこはもう紙・かみ・カミの世界だった。色はいっさい廃し、白一色で “祭り” 世界を表現していた。紙で作った御神輿、紙の太鼓に合わせて紙の人型の踊り、などなど…。そして周りは祭りの縁日が並んでいた。紙くじ、紙のクレープ、紙で作ったお面屋さん、紙のドミノ、等々…。
「紙のさかなつり」のところで声を掛けられた。「遊んでいきませんか?」と。声をかけられたら応えねばならない。1回300円で紙のさかなつりを楽しんだ。景品はハードカバーの本の試作品だった。説明によると、本を制作する際には本の仕上がりをイメージする試作品をまず作るそうだが、その試作品が景品だった。
※ 私に声をかけてくれたスタッフの人と、その前が紙のさかな釣り場です。
※ 景品にいただいたハードカバー本の試作品です。
※ その試作品を開いたところです。講義などの記録に使いますか…。
祭り広場(?)とは一線を画したホールの奥には、ショップコーナーがあった。今回の「紙まつり」を主催した紙加工メーカー各社の製品の展示会場だった。その「hokKAMIdo(北紙道)」4社とは?①印刷加工業の「北海紙工社」、②製本業の「石田製本」、③印刷、デザイン、webの「札幌大同印刷」、④紙箱、ギフトボックス、紙製品の製造の「MORITA」の4社だった。実は私はこの中の「MORITA」の経営者の方とちょっとした知り合いだった。この日に陳列されていたMORITAの製品を以前にプレゼントされていたのだ。その商品名は「MINIMUM SPACE BOX」と名付けられていたが、紙製品とは思えぬ堅牢な作りの小物入れである。我が家では小物入れとして重宝している。
※ MORITAの紙製品がズラーっと展示されていました。
※ 私にプレゼントされた「MINIMUM SPACE BOX」です。
※ その「MINIMUM SPACE BOX」を展開すると、写真のように変身します。
ところで「hokKAMIdo(北紙道)」の英語表記だが、小文字と大文字の組み合わせがおかしいなと思っていたのだが、子細に見るとKの一文字目が小文字であることが判明した。
当初は「hoKKAMIdo」と見ていたので、その意味を図りかねたが「hokKAMIdo」であればその意図も見えてくる。ということで、英語表記の中に「KAMI(紙)」という言葉を組み入れたものだと、この文章を作る中でその謎を解明することができた。メデタシ、メデタシ…。