タイトルのような昔懐かしいおもちゃが並べられているという展示会に出かけてみた。そこにはブリキのおもちゃ、バービーちゃん人形、等々、昔懐かしいおもちゃが陳列されていたが、そこは展示会というよりは即売会的な要素が強いように感じられた。
※ 建物の片隅に置かれていた展示会の案内です。
6月24日(木)の北海道新聞に真駒内の「ギャラリーカモカモ」にて「澁川勝正コレクション『おもちゃチャチャチャランド』」が24日~29日の日程で開催されるとの告知が載った。「これは面白いかも?」と思い、週末の混雑を避け本日訪れてみた。
真駒内は不案内ゆえに「ギャラリーカモカモ」を見つけるのに多少苦労をしたが、なんとか見つけることができた。
※ HPから拝借した「ギャラリーカモカモ」の建物のイメージ図です。
※ 建物の外側の表示は写真のように「KamoKamo」と記されているだけでした。
小さな入口から中へ入ると澁川氏らしき人がいらっしゃった。先客はなくとてもフレンドリーに迎えてくれ、展示してあるおもちゃをあれこれと説明してくれた。ブリキのおもちゃや電気仕掛けのおもちゃ、あるいはバービーちゃん人形に不二家のペコちゃん、さらにはオルゴール等々…。
※ 展示されていた懐かしおもちゃの一部です。
ところが澁川氏は説明の度におもちゃの値段を提示するのである。その価格はけっして高いものではなかったのだが…。私はここで悟らざるを得なかった。「あゝ、これは展示会というよりは即売会的性格が強いものなんだ」と…。どうりで新聞記事では300点余りの展示と出ていたのが、この日展示されていたのは100点くらいに減っていたのも、すでに多くは売れてしまった後だったようだ。価格を提示されるたびに、気の弱い(?)私は「これは何か買わなくちゃ拙いな」と思ってしまった。
私にとって触手を動かすようなものは見当たらなかったこともあり、狙いはコストパフォーマンスを考えての選定となった。あれこれ迷ったが、その末に購入したのはなんと!電子音で奏でることのできる3歳児対象の「ドレミメイト」という代物だった。「ドレミメイト」を知っている方も多いと思うが、なかなかの優れモノなのだ。外箱には◇8種類の楽器音、◇8種類のリズム、◇4種類のドラムサウンド、◇アニマルサウンド、◇テンポコントロール、◇ボリュームコントロール、◇簡単な録音・再生するなど機能が備わっている上、さらには自動演奏曲が6曲内蔵されているものである。子供だまし的ではあるが、なかなか面白いと思ったので購入を決めた。暇ができた時に、あるいは楽器演奏の真似事ができるのでは?と考えたのだが…。価格は1,000円ということだった。
※ 迷った末にお付き合いで購入した「ドレミメイト」です。
展示会場を出て、地下鉄駅に向かっていた時に購入した「ドレミメイト」は10年前くらいに孫娘の家で見た記憶が蘇ってきた。なんと!私は最近メキメキとピアノの腕が上達したという孫娘から手ほどきを受けることになってしまうのだろうか!?
そんな顛末のおもちゃ展だった…。
今回のブログ記事を読んで、それを思い出しちゃいました。
「なにか買わなくちゃ」と思わずにはいられない田舎おじさん様の善良さと(意外な?)気弱さが微笑ましく感じられた好記事でした。
ドレミメイトというおもちゃの楽器を購入し、お孫さんに演奏の手ほどきをという結末も流石に上手い!
なるほどそんな話はけっこう転がっていそうですね。まさに私もその口でした。そして私の部屋にはまた一つゴミが増えてしまいました。
孫娘からはいまだ反応なしです…。