今9時5分。15分前に花火大会が終わりました。家の2階のベランダで3人で見ました。
この花火大会は、明日から始まる仙台七夕祭りの前夜祭として行われるようになったものです。今年は16万発の花火を打ち上げたといいますが、時間にして7時半から8時50分までの1時間20分です。
今回はトリノオリンピックで金メダルを取った仙台市出身の荒川静香にちなんだ花火も打ち上げられたといいますが、家からではどの花火がそうだったのかは分かりません。もしかしてこれかなという花火はありましたが。
私の好きな花火は、単純です。大きく丸く開いて、音が凄い花火、これに尽きます。その音も半端ではなく、腹のそこまでズシーンと響くような、重いけど低くはない、華々しい音のする、音を伴う花火です。
そういう花火を続けて聞くことができれば本望なのですが、今日の花火も音に関してはあまりにあっけない、あっさりとした花火で、色や形は美しくても物足りません。
今日の花火では、上がっていくときにヒューヒューというかヒュルヒュルという音がする花火はほとんどなくなっていたような気がします。
その昔、両親も花火を見ていたとき、ヒュルヒュルという音がすると、昭和20年の7月9日から10日未明にかけて受けた米軍B29の焼夷弾の音とそっくりで、こういう音とともに焼夷弾が落下してきたものだといっていました。
イラクでの米軍、レバノンでのイスラエル軍の空襲はこんなにのんきな?爆撃ではないでしょうし、爆弾の威力も桁違いでしょう。
明日は、広島に人類史上初の原子爆弾が落とされた日です。
人間のおろかさは何時まで続くのでしょうか?