鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

がまかつG杯鮎南東北大会その2

2006-08-27 22:59:37 | 小国川

 写真は瀬見温泉の公園の駐車場から川に下りていくところの階段の車どめ。この下は天然の石を使って階段になっています。そしてこの真向いが、真向かいの左岸よりがよかったとのことです。上流部は写真の左側です。

  大会の予選は通過できなかったけれど、泳がせも何とか自分もできるという自信?も復活したようなので、このまま帰宅するのももったいないと思い、少しでも大きいアユを釣りたいということで、瀬見温泉に行って見ることにしました。

 写真の石階段を下りて、左右を観察。人は下流部の瀬に4人前後。上流部にはいない。一人がかなり上流部にいただけ。その人の前には見た目いい瀬が続いている。誰もいない。チャンスかもしれないと内心喜ぶ。

 右岸がわりと流れもあり、深そうな瀬、左岸はチャラ瀬。最初はメタル0.03号で左岸に竿を出したが、かからず。かかるのは根がかりのみ。根がかりはずしに行ったとき、へ地の木々には十分注意しないとと思っていたのに、天井糸を柳の木に引っかけてしまう。 オトリは回収したが、天井糸m水中糸から下全て失う。

 ここでさっきまで活躍してきたナイロン0.125号を取り出す。 

 左岸ではかからず、右岸の水深があるほうのいい瀬で4匹かけたのみ。

 そしたら、下流で釣っていた人がやってきて、いろいろ話しかける。写真の左岸寄り(上のほう)で大きいアユが一杯かかったとのこと。いかにもやってみたらどうかという態度だったので、いろいろ話し合う。ベストにはサンラインのワッペンが一杯。その人はもう止めたので、新しく釣らせる人を募集するつもりなのか。  

 彼が入れ掛りしたところに行って体験して見ることに。曳舟の中をみせてもらったら、大きいアユがいる。22cmくらいもあるか。掛かると一気に目印が走ったり、水中に引き込まれたりして、もう十分引きを楽しんだとのこと。

  ところが私がやり始めると、いいところに入ってもかからない。見事にかからない。30分以上してようやくかかるも、あんまり大きくはない。大きい、追気のあるアユは彼が全部釣ってしまったのではないかと思ってしまう。結局は4匹かけたものの、満足できる型のアユは釣れなかった。残念ながら・・・。 

 釣れはしないが、確かに型はおおきい。チビアユばかり見てきたものには相手はとてつもなく大きく感じられる。

 結局、10:45から14:15までで、瀬4、トロ4の合計8匹のみ。大会とあわせて9+8=17匹。

  陽射しはあったものの、暑くはなく汗もでず。何かすっかり秋の気配がかじられます。ウエットタイツは涼しく感じ、そろそろドライタイツかスリムウエダーが欲しいような気がします。

 目印にオニヤンマが止まって、体をぐるぐる回すのに2回出会いました。 

 大きいアユを釣りたいのなら、小国川の上流部でしょうか。

 そうそう、大会で隣に駐車した秋田県の人と話をしたのですが、米代川の扇田堰堤の上流部はでかいアユばかりが釣れるとのことです。

コメント (2)
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がまかつG杯鮎南東北大会その1

2006-08-27 22:27:25 | 小国川

 写真は今日27日の小国川上流部、最上町瀬見温泉を流れる小国川です。

 手前が小さい公園と無料の駐車場があるところで、見晴らしが(少し)いいところです。G杯のあと、ここで竿を出してみました。詳しくは後ほど。

  3:25AM自宅出発。すいすい走れたので、5:00AMには会場である小国川一関大橋に到着。朝夕の空気はかなり涼しくなる。テントは天幕をつけたまま、草むらに足を折られる形で放置されたまま。関係者は誰も来ていない様子。何とゆったりなことか。ダイワやシマノでは考えられない。この時点で参加者の車は3台のみ。何とも遅い出足。

 小国川の水位は相変わらず同じ。増えない。△1.42か△1.41のまま。

  参加者は役100人。これをAからDまでの4グループ化。私はNo,26。No,24からBグループ。場所は上流部の砂利採取場付近。車での移動。ひどい道とはいえない道を通るため四駆が欲しいところ。

  ここの小国川は中洲のあるチャラ瀬を挟んで上下に淵があるところ。

 24番と49番がじゃんけんして、おとりの配布(自分で選ぶのですが)は49番から、入川は24番からとなる。だから私は3番目に入川となる。どこも同じような感じで、何処に入るか迷っていたが、オトリ配布場所から中洲に渡ってチャラチャラでも少しは波立ちがあるところに入ろうと思った。

 しかし、後から来る人が下流に向かったので、引きずられるように自分も下流に向かい、右側に少し瀬がみられる、浅い瀬の開きとでも言うのでしょうか、そこから竿を出すことにしました。 

 予選は7:35AMから10:30AMの3時間。とはいっても、10匹早がけ方式なので、5人が10匹かければ、その時点で試合は終了となる。10匹とはオトリこみではなく、あくまでもかけて取り込んだ数。だから手元には12匹残ることになる。数年前はオトリ込み10匹でしたが。

 竿は、がまかつファインスペシャル引き抜き早瀬95。

 水中糸は、ナイロン0.125号。(何と25日に使用したものをそのまま使用しました。) 

 ハリは、ダイワのVo.ZERO 6.0号3本イカリ。

 ここのチャラ瀬には人が一杯入ったので、間隔は竿1本くらいのもの。あんまりアユの姿はみえない。見えないが最早腹を据えてここでやるしかない、集中して、恥ずかしくない泳がせ釣りをしたいと思うばかり。

 どうしても周りの人がみんな素晴らしい腕前の人に見えてしまう。10年以上も出ているのに。特に今年は最低の状態なので、落ち込んでいるので、なおのことそう見えてしまう。精神的に負けないようにしないと、と自分に言い聞かせ、精神を集中させておとりを足元からゆっくり放す。

 泳いでくれた、ほっとした。上流ではなく、縦に対岸に向かって泳いでくれる。まずは一安心。オトリによっては泳いでくれない天邪鬼もいるので。泳ぐ。けれど追うアユはいない。周りの人たちも竿が曲がっていない。

 立ったままだったり、腰を下ろしたり、みんなシーンとして目印に集中している。静かな中にも緊張感が、緊迫感が伝わってくる。

 釣れない。釣れないどころか、対岸近くで根がかりをしてしまう。あちゃあー、何てことを、まだ始まったばかりなのに。ゆっくり入っていって根がかりをはずす。格好悪いことといったらない。15分経過。何とまたまた根がかり。2回目。私だけである、根がかりは。

 30分経過。すぐ下流の人がオトリを交換した。そしたらすぐにかかった。この周辺では第一号ではないか。それを見て、自分もオトリを交換する。

 開始35分、ようやく目の前でアユがかかったのが見えた。やったあー、これでいい、これからが勝負だと自分に言い聞かせ、釣ったばかりのオトリを流れに放す。これがよく泳いでくれる。上手く上に泳ぎ始め、私の上流の人の領域を侵犯してしまうが、仕方がない、極端に侵犯しなければいいだろうと、それでも気を使いながらの上泳がせ。

 そしたらかかった。嬉しい。周りの人より一歩飛び出した感じ。その後もいい感じでポツポツかかる。何時しかもう8匹目。あと2匹。

 そのとき後ろを竿を担いで走る人がいた。10匹早がけ達成か。周りの人はかかっても2から3匹くらいで、動き始めたのだが、どうしてか私のエリアのみかかる。9:20AM、9匹目がかかる。これまでバラシなし。ケラレもないと思う。

 後1匹。しかし、9匹目は一番小さいアユで、これではオトリは無理。オトリを交換して、祈るような気持ちではなく、実際に祈りながら送りだすが、上に泳がず。対岸に向かう。あと一人ならぬあと1匹なのだが。

 9:30AM。クラクションが3回鳴らされた。聞こえてきた。無常のクラクション。終わったーーー。あと1匹だったのに。負けは負け。

 でも悔しかったが、泳がせが自分なりに上手くできたことにある種の満足感もありました。

 今年最後のアユ釣り大会は、かくて2時間で終わってしまいました。


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