今日の地元の新聞、河北新報によると、昨日19日仙台市カヌー協会のメンバー約30人がカヌーで川下りをしながらゴミを拾いながら広瀬川の河川敷の清掃を行ったと写真入りで紹介していました。
スタート地点は澱橋です。ここはすっかり流れがなくなったので、ある意味カヌーの練習にはもってこいかもしれません。過去にも何回かここからカヌーで下っていくのを見ています。
澱橋から仲の瀬橋を過ぎ次の大橋まで下ったとのことです。
思い出すのは、我々青葉カワセミ会も構成員だった仙台友釣り団体連合会(略称:仙友連)です。市内のアユ釣りの団体や個人からなる仙台友釣り団体連合会は、今思うとよくやってきたと思います。
7月1日の解禁前には、名人を講師に仕掛けつくりの講習会を開催したり、解禁直前の日曜日には広瀬川の河川敷だけではなく川の中のゴミを集めるというクリーン作戦、解禁後には市民アユ釣り大会、シーズンオフには広瀬川の堰、堰堤等の調査をしたりといろいろ活動したものです。それぞれの行事の担当は加盟団体が責任を持って行うという方針でした。
青葉カワセミ会は、専ら広瀬川クリーン作戦を担当しましたが、その場所は、中の瀬橋から上流の澱橋間のゴミを集めました。
参加者は毎回20から30人近くの人が集まり、スリムウエダーやウエットタイツをはいてのクリーン作戦で、川の中のゴミを集めるとともに、ついでに川の様子、アユのハミあとの調査も個人的には兼ねていたと思います。
この事業は子どもや家族を巻き込んでの環境教育という一面も持っていたので、マスコミの取材はすごかったです。新聞やテレビの取材があり、参加者もやる気が出てきたものでした。
集まったゴミも毎年半端なものではなく、大きな専用のビニール袋で30袋以上、何トン単位で集まりました。
当然行政とも連携していまして、袋は市の環境局よりもらいうけましたし、ボランティア保険にも加入させてもらったし、県の土木事務所にも集めたゴミを回収してもらうべくお願いしたり、釣りばかりではなく、市民のためにも活動していました。
それも昔の話。構成団体の脱会等もあり、活動も先細りとなり、遂には休眠状態になって現在に至っています。 結成当時の熱情が薄れていったことが大きかったのかも。マンネリ化もあったでしょう。
残念ですが、組織を何時までもいきいきと活動させていくというのは難しいものです。