鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

11日の釣行。その2

2006-08-12 22:30:29 | 最上川

 この写真は、最上川の下流域、もう少しであの有名な清川の手前、立谷沢川との合流点での写真です。

 ちなみに私は写っていません。写真を撮ったのが私ですが、フォーカススイッチを通常モードではなくマクロモードにしていたため、写りがよくなかったのであって(カメラの性能がよくないのはもちろんですが)、被写体の仲間がよくないからではありません。

 足元の流れは立谷沢川からの流れで、その奥に小さい中州、その奥に最上川の分流、更に奥に大きい中洲があって、その奥が本流となっています。川幅がとても広いのです。

 ここに着いたのが、12時を過ぎていたこともあり、まず腹ごしらえをしてから、竿を出すことにしました。その前に缶ビールで、天気に・妻に・仲間に・川に感謝の気持ちを込めて乾杯しました。

 いよいよ今日のメインイベント、最上川本流でのアユつりの開始です。12時50分スタート。

 最上川は、その昔NHKの連続TV小説「おしん」でも有名になったのではないでしょうか、おしんが冬の最上川を下って酒田へ丁稚奉公に行く場面が思い出されます。日本3大急流といわれていますが、個人的には今の最上川にはそんなに急流はないといえるのではないかと思います。押しは強いですが。

 舟運が江戸時代から発達したところですが、その背景には風があります。強風、最上川の下流域は強風、特に午後からの強風で舟運が発達したわけです。ここから少し下流に行けば、強風を利用した風力発電が行われている立川町があります。

 ありがたいことに、風は大したことがない、このくらいならここではかぜとはいえないくらいの風でとっても助かりました。

 5人全員が、一番奥の本流の瀬に入り、左岸から竿を出しました。いくら渇水で水量が少ないとはいえ、そこは最上川です。流れは強く、とても対岸へは行けません。ぎりぎり竿を出しても川幅の半分までも届きません。

 私の場合は、なかなかかかりません。おとりは、大きい方がいいだろうと思い、養殖おとりにしましたが、背バリでは潜ってくれません。水中でひらひらしているのが見える状態でした。私の上流側に入った釣り友はすぐにかけていました。アユはいるのです。ハミあともそこそこあるし。でも自分にはかからない。

 いったんここを見切って、動くことにしました。動くのは得意です。それから毛沢東ではありませんが「長征」をしました。しかし、浅いところで1匹、小型鮎がかかったのみ。

 長征をすること約二時間、結局前のところに戻ってきました。その前から、仕掛けはホクエツの複合メタル超極細で、背バリのほかに鼻に近いところに少し小さいおもりも使用しました。

 それがよかったのか、場所がよかったのか、2時間後の元の場所で4匹かかりました。嬉しかったと同時にほっとしました。

 結局、15:50までの3時間で5匹という結果に終わりました。水温は25度。水量も3時間後には前よりも10センチ近く減水しました。

 本来最上川のアユといえば大アユのイメージがあるのですが、今年はまだ早いのか大きさは19センチくらいではなかったかと思います。(広瀬川のアユはいかに初期から大きいことか!!)これからが楽しみです、本番です。

  さて、その1の写真ですが、もう既にお分かりのように、私が釣ったものではありません。仲間とともに釣ったアユです、少しでも一杯釣ったように見せようという仲間の暖か?心遣い?の賜物です。

 長い話に付き合ってくれて感謝します。

コメント (2)
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11日の釣行です。その1

2006-08-12 21:46:29 | 最上川

 実質二日間のご無沙汰です。お元気ですか?

 七夕が終わって、仙台は朝夕めっきり(はまだ少し早いか)、かなり涼しくなってきました。日中は日差しが強くて暑く感じても、陽が落ちてしまうと一気に涼しさが訪れます。

 だから。朝夕は過ごしやすくなってきました。

  写真は鮭川と最上川での釣果ですが、これは・・・・・・(あとで)。

  今年初めての「青葉カワセミ会」の会員5人による山形釣行となりました。

 朝6時に集合・出発して、帰宅は午後8時になり、丸一日遊ばせていただきました。自然の懐、川と空気と青空と入道雲に包まれながらドライブと釣りを楽しませていただきました。感謝です。

 5人と5人の荷物を一台の車に積み、それでも座席はゆとりがあり、ドライブ中は釣り談義に花が咲きました。地球温暖化防止のためにも、自然環境保護のためにもいいことをしたと思っています。

 例によって、前置きが長くなってしまいました。

 車中で話し合った結果、鮭川にまず入ってみて、下りながら最上川との合流点近くまで行ってみよう、それでも駄目なら最上川の下流域に行ってみることも考えました。

 いつも通る鮭川への道が工事中?のため通れなくなっていて、迂回したりしましたが、カーナビのお陰ですぐに沓沢オトリ店に着きました。HPを作っている親父さんは仕事で外出中でしたが、奥さんが丁寧におもてなしをしてくれて、相談や質問にも丁寧に対応してくれたし、何と一人一人に自動販売機から缶コーヒーを取り出して、サービスしてくれました。そうそう、オトリも1匹小さいのが入ったからと、もう1匹追加してくれました。

 日釣り券1,600円、オトリ2匹で1,000円合計2,600円。

  まず、近くの観音寺橋下流の瀬に入って竿を出していてくれ、一時間後くらいにおやじさんが軽トラックで様子を見に来てくれるというのです。

 先行者が一人いて、瀬尻で竿を出していました。聞きしに勝る渇水です。親父さんがHPでいつも一雨が欲しいと嘆いているのも頷けます。

 何年か前に来たことがあります。その時は1匹も釣れませんでした。いい記憶はありません。

 5人で竿を出しましたが、オトリ10匹のうち5匹を使って、後の5匹を最上川用に取っておこうと、一人1匹のおとりで開始です。

  瀬の上流の浅いカガミにふたり、瀬の上流と下流に一人ずつ、瀬の下のトロ場に一人という形で、9時20分頃に竿を出したわけですが、数年前と同じく瀬に入った人によくかかりました。水温27度。

 10時10分くらいに親父さんが軽トラでやってきましたので、私が代表していろいろ話をしました。手製の地図を渡され、下流域のポイントを教えてもらいました。この時点で多い人から7匹から1匹という釣果。大きさは大きくない、小さい。15から16センチくらいで、オトリの方が大きい。

  私は3匹。

 ・使用竿はシマノのαズーム鮎XL先掛R H2.5(穂先はリリアン、購入年はH8年だ から10年前の竿です。ちびアユのため柔らかい竿にしました。) 

 ・水中糸は、ナイロンの0.175号(7/9に使用した仕掛けをそのまま使用し ましたが、大丈夫でした。)

 ・ハリは、6。5号の3本イカリ 

 みんなで話し合った結果、下流域に移動することにしました。

 ところが、今日は平日であるにもかかわらず、橋を目標に、何処に行っても釣り人がいるのです。それだけ、アユ釣りに飢えていたのでしょうか?これでいいのでしょうか? よさそうなところには、人が張り付いている、5人は入れそうもない。空いているところは釣れそうもないところ。 とうとうほぼ最下流まで来てしまいました。

 話あった結果、この際だから、思い切って最上川の下流部に行ってみようと、少し冒険をしてみることにしました。


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