11月もあと1週間で終わります。
あとどのくらいお知らせできるか分かりませんが、大震災に見舞われた宮城県仙台市を流れる広瀬川に遡上してきたサケについて、居なくなるまで継続してお知らせしたいと思っています。 お付き合いください。
牛越橋直下下流のサケですが、まだ元気に泳いでいます。 元気度はそれぞれ異なりますが。 橋の上流の右岸側(芋煮会で賑わうところ)にもサケは群れていました。
写真は牛越橋直下下流右岸のサケです。
どうですか、ここまで変色というか、体が傷ついている、変わり果てたサケを見るのは初めてです。
下の写真は既に死んでいるサケですが、このすぐ下流側にいました。上の写真のサケは、最初はてっきり死んでいるサケとばかり思いました。 何故か?全く動かなかったからです。 敵ながら?なんと天晴れな死に方であることか!!!身体を横たえないで死んでいるとは、切腹した武士がのけぞらないで、前に倒れるもののようです。
普通なら人間が近付けばパッと逃げます。元気なサケは水しぶきを上げ、逆に人間をビックリさせることもあります。
でもよくよく見ると、口が、下唇がかすかに動いているではありませんか。 生きていたのです。 息をしていました。 それが分かると、何とも健気なものです。 いとおしく感じます。 2枚の写真で見てもらいます。
川の流れの光の反射により気持ち悪い、恐ろしいアナコンダの頭のように写ってしまいましたが、まごうかたなき一枚目の写真のサケです。
これは下半身の様子です。
他のサケは元気すぎて?写真は撮れませんでした。
以下の写真は毎度おなじみの分流のサケです。 この前のようにきれいには撮れませんでした。
今朝の地元の新聞にも、きのうの「1万人の第九」の練習風景の写真と記事が掲載されていました。 たった一日しか経過していないのに、何かかなり前の出来事のように感じたりしています。