いやあ、全く持って本当に暑い日が続いています。きのうきょうと仙台は最高気温が30度を超えまして、真夏日となっています。まだこの時期そこまで上がらなくてもいいのですがね。
何しろ真夜中の毎正時の気温は何となんとナント21度を超えていました。道理で寝苦しかったはずです。暑かったからか2回もトイレに起きてしまいました。いままでは何とか1回のトイレ起床でよかったのですが・・・。
きょうの最高気温は30.5度で、きのうの30.2度よりもほんのちょっと高くなっています。でも大きく異なる点は、きのうの最高気温は午後3時12分の記録なのに対して、きょうの最高気温は午前9時56分の記録でした。昼以降の気温はきのうの方が熱くなっています。
それでも、そんななか東北地方南部にも梅雨入り宣言がなされました。福島県・宮城県・山形県が梅雨に入ったということです。それで肝心の雨が降るのかというと、どうなのでしょうか、今までの経験ですと、梅雨入りはしたものの梅雨らしくない、雨が降らない暑い日が続くことが多いような気がします。
それはそうときょう6月11日で、あの日から9年と3か月が経過しました。先週の日曜日朝市も目的に、閖上に行ってきました。閖上は行くたびに道路があたらしくなったり、変わっていたり、復興に向けて動きが激しい地域です。
つい最近完成した名取市震災復興伝承館に行ってきました。
内部はこじんまりとしたものです。内部は大きくコミュニティスペース、展示スペース、シアタールームに分かれます。
この時計、そうです、閖上中学校の被災した時計です。
いやあ本当に午後2時46分で止まっています。
コミュニティスペースには、こういうものが展示されていました。ジオラマです。
今の閖上の状況からは絶対に想像できないと思います。昔のことを知っていればこそ、ジオラマを眺めて、ああそうだったと納得できます。(ジオラマというと、朝ドラの「あまちゃん」の駅構内のジオラマがどうしても思い出されます。)
今まで見たことのない展示がありました。これはいいなあと思った次第です。珍しい。でもいい視点です。これです。
そうです、下駄です。でもただの下駄ではございません。津波の圧力、抵抗を身をもって知ることができる下駄です。津波が10センチのときと30センチのときを経験できます。
30センチの下駄の重いこと、重いこと。持ち上がりません。これじゃ私は落伍確実です。10センチでも30センチでも、ここは””つなみてんでんこ””でいかないと巻き添えを食ってしまいますね。 この経験は貴重です。
閖上と言えば、やはりこれですね。
日和山と慰霊碑です。ここには必ずお参りしないと。
後ろからの慰霊碑、名取市東日本大震災慰霊碑です。このてっぺんの高さまで津波が押し寄せたということです。今はこの辺は震災メモリアル公園となっています。