いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

クーブイリチーと泡盛の牛乳割り

2006-02-01 22:32:37 | クッキング
さぁ皆さん、お待たせ致しました!本日も料理レシピのコーナーがやってまいりました。
今回は超お楽しみ、沖縄料理「クーブイリチー」です。琉球料理で昔からおめでたい時に食されていたそうです。よろこんぶですねぇ、今丁度旧暦の正月ですねぇ。だから作ってひそかにお祝いをしていたということに致しましょう。
あっ、言い忘れてましたがクーブは沖縄の言葉で昆布のことです。その昆布の炒め煮です。
早速レシピに参りましょう。材料の紹介です。

クーブイリチー


昆布  100グラム

豚バラかたまり  200グラム

こんにゃく  100グラム

干ししいたけ  3~4個

かまぼこ  100グラム

砂糖  大さじ2

みりん 大さじ2

酒 大さじ4

しょうゆ  大さじ5

豚だし  2カップ

カツオだし  2カップ

まずは下ごしらえです。基本は全て同じぐらいの大きさに切りそろえると見た目もいいでしょうね。
まずは豚肉のかたまりをお湯で3~40分ほど茹でます。その間に他の材料をいろいろ準備しちゃいましょう!まずは干ししいたけと昆布をそれぞれ水につけ戻します。
その間にこんにゃくを下茹でし、かまぼこと共に短冊切りにします。
昆布が戻ったところでさっと茹で、こちらは3~4ミリ程度でしょうか、「まぁ、こんなモンかな?」という細さに切ります。そうこうしている間に豚肉がいい具合に茹であがりましたね。湯から取り出し冷まします。あっ、豚の茹で汁はとっておいてください!これが「豚だし2カップ」として使われる美味しさのモトとなる汁ですから。
冷ましている間に干ししいたけを切ります。適当に薄切りにしちゃって下さい。
そしてアチチッとならない程度になった豚肉を短冊切りにします。これで下ごしらえが完了です。結構面倒かも知れませんね。でもこの手間があってこその料理です。皆さん頑張りましょう!

そして切った材料の内、豚肉・こんにゃく・干ししいたけの順に炒めます。

クーブイリチー


なんとなく炒めたらしょうゆ・砂糖・みりん・酒でそれらの具に味をつけます。調味料を「ジュワッ!」とやった後、きり揃えた昆布をドバドバッと投入します。実は私の場合、あまりキレイに切りそろえませんでした。これにはコダワリが…、あるかと思うとそうではなくて、結構な量で丁寧に切るのがもうイヤになっちゃったんですね。なにせオオザッパな性格ですからキレイに全部刻むなんてやってられませんよぉ。
とにかく昆布につづき、豚だし・カツオだしを加えざっとかき回し、しばらく煮ます。

クーブイリチー


ここで煮立たせると、具としょうゆのたまらない香りが部屋中に広がります。いい匂いがしそうなものを考えてみると、豚肉・シイタケ・昆布・カツオだしあたりでしょうか。旨味成分のオールスターキャストといった状態ですねぇ。出来あがりが楽しみです。
フタをせずに水分をとばしながら煮ます。このあたりでカマボコを入れて下さい。

クーブイリチー


写真のように水分がなくなってきたらもう出来あがりです。コゲないように注意しましょうネ。ここまで来て焦げたりしたらもうガッカリですからね。ずいぶん前にカレーを作ろうとタマネギのみじん切りを40分ほどかけて飴色になるまで炒めて、いよいよスープを投入!という時にその飴色の旨味のもとが入った鍋を床にぶちまけるという悲劇を経験した私が言うのですから説得力がありますよ。

そしていよいよ盛りつけです。

クーブイリチー 泡盛の牛乳割り


そして間を置かずに試食です。やはり旨味成分の濃度が違います。豚だし・カツオだしを入れ、一旦全ての旨味がそのスープに溶けだして再び材料に染み込んだというお味でしょうか。しかしそれぞれの旨味もしっかりあるので決して均一化してしまっているということではありません。適度な甘みが全体を丸め込んでいるような気がします。何も突出している味がなく、万人受けする味ではないでしょうか。
そして今回、このおつまみで飲らせて頂いたのが泡盛の牛乳割りです。噂には聞いていましたがなかなか機会がなく、今回初挑戦です。
味はというと、牛乳のマイルドさの中に泡盛のアルコール分の香りと味がして、最後に泡盛の香りがフワッと残るという感じでしょうか。ナカナカ美味しいです。泡盛のニオイがどうも…という方でもこれならイケるかも知れません。ただ、私のように「あの泡盛の香りを嗅ぐとなんだかもうタマラン!」というような純粋な泡盛好きには少し飲みやすくて物足りないかも知れませんね。まぁ一度やってみてはいかがでしょうか?

やる度に長くなってしまいつつあるこのレシピシリーズ、読んでくれている方がいらっしゃるかどうか甚だ疑問ではありますが、またのお会いを楽しみにしています。

でも本当に、そろそろどなたか試してみて下さい。お願いします。

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コメント (4)
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