あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

オマケの東山温泉街散策

2013-11-17 22:10:34 | プチドライブ・地域の事


紅葉を惜しみながら東山温泉街へと戻って行く。

東山ダムの紅葉を堪能して、帰路についたが
せっかくここまで来たのだからと、ちょっと東山温泉街を散策して来た。

まずは道路沿いに見える羽黒山湯上神社の赤い神礼神符授与所が見え
真ん中にはお賽銭箱があって、そこから延々と石段が続いている。


羽黒山湯上神社

天平元年(729年)僧行基によって建立され
会津地方で最も古くから賑わった寺社のひとつで
毎年、雪の参道をたくさんの参拝者がおしかける。
1,225段の石段を登る「東山羽黒山元朝まいり」が有名。
往復1時間くらいはかかるのだそうだ。

コンジョなしの私には、テッペンまで登って行く勇気はなかった^^;

その羽黒山湯上神社を過ぎて温泉街の中へと
中央ほどに見える民家を挟んだなだらかな坂道がある。


残念坂

明治19年に下の道路が開通する前には、この路地が本道だった。
温泉で楽しんだ遊浴客は、後ろ髪を引かれる思いで
この坂を登り帰路についたと言われている。

その先には道路から見下ろせる場所に
無料で入れる足湯があり、この日足湯の客は見かけられなかったが
下に見おろせる川のせせらぎを眺めながら、ひと時の温泉気分が味わえる♪

温泉街にはお約束の射的場のお店や
どこどかで有名な大統領と同じ名前のお店だとか
そんな一角に見られる竹久夢二の歌碑などがあったり
夏場には浴衣姿の観光客がブラリと現れそうな雰囲気バッチシだった。


射的場


大統領


竹久夢二歌碑まてどくらせど 来ぬひとを 宵待ち草のやるせなさ@
こよいは月も 出ぬそうな…とある

中には夜泣き地蔵なるものもあり
子供を連れてお参りをすれば、夜泣きが止むと言われ
古くから親しまれていたとされている。


夜泣き地蔵

先へ進むと道は二股に分かれて、中央に「からり奴の小道」の看板が見える。
左右に分れてい張るけど、その先はまた一緒の道になり
どっちが「からり奴の小道」何だろうかと思ったけど
きっと、両方をそう言うのだろうと勝手に解釈した。


からり奴の小道


粋なきものを着た芸者さんがヒョッコリと現れそうな気がする

のんびりとポッカポカの小春日和
駐車場のコンクリートの土止めに寄りかかるように
のんびりと一匹の猫が日向ぼっこ。

こんな日が続けば良いのに…そう思いながら
この日のプチドライブ紅葉のおっかけは終わった。

国登録有形文化財の向滝旅館をUP!


日本の景色として残した、赤瓦葺き入母屋根の再現不可能な木造建築とされている。

 

 

 

コメント (28)
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