1月18日に見学した、「札幌モーターショー2020」。
今宵は「輸入車編」を、備忘録として記しておきます🚘
まずは、ドイツ車から。
「ポルシェ」のブースの、ご紹介。
ハンカチ王子こと斎藤佑樹君も愛したというSUV「カイエンS」は、税込車両本体価格13,118,519円である。
第8世代の911、「911カレラ4S」。
こちらは、さらにお高く、18,048,148円となっております。
5ドアファストバックセダンの4シーター、「パナメーラ 4 Sport Turismo」。
13,312,037円と、カイエンよりも20万円ほど、お高くなっております。
そのハイブリッド版が、「パナメーラ 4 e-hybrid」。
お値段は、15,165,741円。
ハイブリッドで燃費がイイんですから、「パナメーラ 4 Sport Turismo」よりも200万円ほど上乗せで、お支払いいただきます。
そして、SUVの「マカン ターボ」。
「カイエン」よりも一回り小さいので、お値段も12,191,667円と、926,852円もお安くなっております。
お次は、「VW」のブース。
「T-CROSS」は、「ホンダ・ヴェゼル」「トヨタ・ライズ」あたりに近いサイズ感の、コンパクトSUV。
オレンジ加飾のインパネには、やや「やり過ぎ感」があるものの・・・
ラゲッジ容量も、日常使いでは不足無さそうな、このクルマ。
税込車両本体価格は2,999,000~と、輸入車としてはお値頃である。
北海道在住の私にとっては、AWDではなくFFというのが、やや残念ではあるが・・・
とはいえ、近年のクルマは安全装備が充実しており、しかもVW車なので、おそらくは冬道でも安心感を持って走ることができると思われる。
「ゴルフ オールトラック」は、BPレガシィにかなり近いサイズ感の、クルマ。
そのラゲッジの広さ等、正直言って、じつに魅力的だ。
「トゥーラン」は、クリーンディーゼル搭載の、実直な7シーター。
VWのクルマには、やはり、そこはかとない手堅さがある。
続きまして、「アウディ」を見学。
驚いたのは、この金ピカに輝く、「A8」🥇
いわゆる「カーラッピング」による「模様替え」なのだが、その仕上がりは見事というほかない。
「A1 Sportback」は、昨年11月にフルモデルチェンジして2代目となった、プレミアムコンパクト。
お値段は3,650,000~である。
【圧倒的パフォーマンスを秘めた、刺激的でアグレッシブなコンパクトSUV】がキャッチフレーズの、「SQ2」。
そして、プレミアムSUV「Q5」。
【SUVクーペという新たな時代を切り拓く至高のフラッグシップモデル】が、この「Q8」である。
アウディは、日本市場においては、SUVに力を入れているようだ。
ドイツ車を見終わった後。
アメリカの「ジープ」ブランドを堪能。
まずは、一昨年にフルモデルチェンジしたという、「ラングラー・アンリミテッド」。
壁のようにそそり立つインパネは、クラシカルなのに、モダンな意匠。
トランスファーレバーが、また「漢」である。
マニュアルモードのシフトゲートが「手前に引いて+、前に押して-」というロジックなのは、加減速Gの法則から言って、極めて正しい。
そして、屋根の脱着に手間と時間がかかるとはいえ、その気になれば「オープンカー」として使える。
このクルマはまさに、「SUVとオープンカーの二刀流」。
「ラングラー・アンリミテッド」。
先代モデルに試乗させていただいたのは、もう12年も昔のことになってしまったが、実に好印象なクルマであった。
新型モデルも、いつの日か、運転させていただきたいものだ。
メーカー曰く【スモールSUV】である「レネゲード」は、昨年マイナーチェンジした模様。
スクエアなラゲッジルームは、開口部が掃き出しになっており、使いやすそうだ。
そして、【人生のコンパスになる】がキャッチフレーズの、「コンパス」。
ラゲッジ下にしっかりと積まれた「スペアタイヤ」は、本格派SUVの証である。
【Jeep®No.1の機能性を誇るリアルミッドサイズSUV】が、この「チェロキー」。
かつては四角四面で朴訥なイメージだったチェロキーだが、いまはサメのようにシャープな顔立ちである。
2眼メーターに、グリップ太めの革巻きステアリングが、そこはかとなくスポーティーな印象。
赤いボディカラーが似合うのは、日産エクストレイル同様である。
そしてもちろん、スペアタイヤは、しっかりと標準装備。
これは、SUVなら当たり前のことのハズなのだが・・・近年のクルマ(特に日本車)は、そうでないクルマも散見される。
フラッグシップモデルである「グランドチェロキー」のキャッチコピーは、【人生を極める 大陸を極める】。
そのスタイルは、前からも後ろからも、ぬりかべのごとく骨太な存在感を放つ。
さて、いよいよ、イタリア車の登場である。
愛くるしい「フィアット500」の現行モデルは、2008年に日本国内投入。
気が付けば、はやくも12年が経過してしまったのだ・・・(^^;
そしてこちらは、黄色い爆弾。
「ABARTH 595 COMPETIZIONE」。
アバルト70周年記念595エンブレムに・・・
スポーツペダル&アルミシフトノブ。
3ペダルMTという点に、私の男心はそそり立つ。
「17インチ 10スポーク アルミホイール+205/40R17タイヤ」の隙間から、レッド仕上げの「ブレーキキャリパー」が、魅惑のチラリズムで顔をのぞかせる。
その価格は、税込383万円・・・
極めて魅力的だが、これを購入するとなると、大荒れの家族会議になりそうだ(^^;
イタ車といえば、やはり「アルファロメオ」が、思い浮かぶ。
【比類なき美とパフォーマンスが感性を揺さぶるアルファロメオのフラッグシップセダン】「ジュリア」。
こちらは、【アルファロメオ初のSUV】である、「ステルヴィオ」。
大人の旅を演出する小道具を、余裕たっぷりで飲み込むラゲッジスペース。
5つの輪でデザインされた、アルミホイール。
赤と黒が、妖艶に情感に訴える、そのインテリア。
やはりこのクルマは、生粋の日本人でかつユニクラーな私には、乗りこなせそうもない💦
続きましては、ラテン車のもう一方の雄である、フランス車にまいりましょう。
「ルノーメガーヌ R.S」。
そのフロントマスクは、ジョンシリウスメタリックと呼ばれる黄色のボディと黒のグリルとのコントラスト。
阪神タイガース的にアグレッシヴだ。
横長に伸びたテールランプのデザインが、オージリー・ヒップバーンである。
「トゥインゴ」は最近のマイチェンで、可愛らしいエクボのようだった「丸型ドライビングランプ」を廃止してしまった。
個人的には、ちょっと残念な点である。
しかしながら、このクルマには、ツボがたくさんある。
直角に折れ曲がった、リヤの熱線プリントや、
補機メンテナンスに徹したフロントフード内とか、
そしてなんといっても、RRであること。
他の誰にも似ていないこのクルマは、まさに、オンリー・ワンの存在である。
そして、ルノーというブランドの日本国内における販売面での立役者は、やはり「カングー」だったと、私は考える。
お次は、イギリス車。
「レンジローバー・イヴォーク」は、昨年日本に2代目を投入。
グラッシーなキャビンは、まさに「SUVクーペ」といった趣で、美しい。
それでいて、ラゲッジルームは、しっかりと広い。
そして、「レンジローバースポーツ」は、【走りを追求したレンジローバー】。
これまた、美しいテールエンドのデザインに、私はもうウットリ。
「ジャグァー」が今回の会場でお披露目したのは、SUVのみだった。
「E-PACE」は、【俊敏でダイナミックな走りを融合したジャガー初のコンパクトSUV】がキャッチコピー。
そのアイライン的サイドウインドウの処理は、まさしく【クーペのライン】。
それでいて、スペアタイヤ標準装備なのは、まさしく英国紳士のたしなみである。
そしてジャグァー初の電気自動車である、「I-PACE」。
SUV的スタイルを纏いながらも、メーカーによるとそれは【ジャガーの真髄を受け継ぐドライバーズカー】。
先進のモーターと完璧な重量配分により、スポーツカーの俊敏性を生み出しているのだという。
極めて特徴的なのは、この「ボンネットスクープ」。
グリルから受け止めた風は、ボンネットを抜け、空力性能を追求したルーフラインのカーブに沿ってスムーズに流れ、空気抵抗を低減するのだとのこと。
まさに、エンジンを持たない「電気自動車」だからこその、離れワザといえましょう。
しんがりは、いわゆるスーパーカーの、「マクラーレンGT」。
日本での価格は税込2645万円という、不動産並みのお値段である。
ガルウイングドアやバックドアを開いたその姿は、まさしく「愛の水中花」の如く、妖艶な色気を発散する。
「札幌モーターショー2020」、堪能させていただきました。
とはいえ、気になる点も、ないではなかった。
輸入車においても、少なからず不参加のブランドがあったこと。
ドイツ車は、「BMW」「メルセデス」。
イギリス車の「MINI」。
フランス車は、「プジョー」「シトロエン」。
そしてイタリア車は、モーターショーの華である「フェラーリ」「ランボルギーニ」が欠席・・・(涙)
次回の札モでは、イタリアのスーパーカーに会えることを、熱望いたします
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます