「ありがとう」といえば、やっぱ水前寺だよなぁ・・・などと言うなかれ。
拓郎の「ありがとう」も、なかなかの佳曲なのだ。その歌詞とメロディが、スルメのように、聴き込むほどに味わい深い。
今年も一年間、御閲覧いただきありがとうございました。みなさま、佳いお年をお過ごしくださいネ。
2012年も、ついに今日で終わり。ああ、年々、1年が経つのが速くなるのはなぜだろう・・・
我々一家は、1年のアカを洗い流すべく、東苗穂の「天然温泉 やすらぎの湯 北のたまゆら」へと向かった。
我々一家と同じような考えの人は意外に多かったようで、この温泉は午前中から非常に賑わっていた。
10時28分。いよいよ入湯。
天然鉱石ブラックシリカの浴槽に、身も心も委ね、ひとときのリラックスタイム。お肌つるつるになりました。
11時15分。茹であがった私は、女性陣があがるの待つ間、水分&栄養を補給することに。
クルマで来ていたため、ノンアルコールビールである。だが、最近のノンアルコールビールはなかなかの水準に達しており、これはこれで十分満足できる。なんだか、酔っぱらったような気分になるほどだ。
「スパイシーホルモン揚げ」(300円)は、衣がサクッと軽い食感に揚がっており、これまた極めて美味!
11時35分。女性陣があがって来たので、ちょっと早いが、昼食とすることに。
私は「あんかけラーメン」(580円)の食券を購入。
11時53分。いよいよ実食である。
麺は、若干ゆるめながらも、モチモチ感もプリプリ感も上出来。
イカとエビは小さ目で、そこはかとなく冷凍食材風情。まあ、贅沢は言うまい。
野菜は割とたっぷりで、その食感は悪くない出来であった。
特筆すべきは、そのスープである。とろみのある醤油味のそれは、ゴマ油がそこはかとなくかほり、そこに香辛料がピリッと利いた、あなどれないお味。しかも温度はしっかりと熱く、それが最後まで冷めないのだ。
これで580円ならば、CPは高いといえましょう。・・・豚肉が入ってなかったのが、ちょっと残念だったけどネ。
いやあ、身も心も胃袋もぽっかぽかになり、なかなか良い温泉タイムであった。満足、満足。
12月に入ってからの札幌は、実に寒かった。
ウインドウの表面は凍てつき、エンジンオイルは固くなる。
12月25日朝の外気温は、なんと-17℃!
加えて、降雪量も、12月としては、異例に多い。まるで1月か2月の光景だ。
クルマに積もった雪を払いのけたり、ウインドウに張り付いた氷や霜を除去する間、どうしても暖機運転せざるを得ない。
加えて外気温が低くなると、燃料の混合比が濃くなり、おまけに路面はスリッピィ。車内除湿のために、エアコンは常にON。燃費に悪い条件の揃い踏みである。
そのような状況下。12月8日~29日の間の燃費計数値は、ついにリッター9kmを割り込み、8.7km/Lとなってしまった。
満タン法では、399.5km÷48.93L≒8.2km/Lである。リッター8km台に、ギリギリ踏みとどまったという感じである。
それにしても、レギュラーガソリンも、いつの間にか144円か・・・じわじわ上がってきましたな。
では、2012年における、レガシィ2.0i(5MT)の年間燃費を報告いたしましょう。
年間走行距離8091.1km÷年間ガソリン給油量772.75L≒10.5km/Lと、昨年1年間よりも0.3km/L向上いたしました。
今年はキャンプにも一度しか行かなかったこともあり、年間走行距離は、このクルマ購入以来最も少なく、8000kmちょっと。長距離運転が少なかった割に燃費が向上したのは、私が「エコピアの転がし方」をカラダで会得したからなのでありましょう。
まだまだ働いてもらいますゾ、レガシィ君。
久しぶりに、一家揃って「びっくりドンキー」でのランチ。
店に入ってすぐに、私の目は、このポスターにクギ付けになった。
「スンドゥブチゲバーグ」(税込837円)。なんだか、ラーメンらしきモノが入っているじゃありませんか!
当然、私のオーダーは、ソレである。
しなやかでツルツル感に富んだ、その平打麺。
決して辛すぎず、むしろまろやかなコクの勝る味わいの、スープ。
そして、柔らかな豆腐(≒スンドゥブ)。
とろりといいあんばいの、半熟卵。
ピリ辛スープの湯舟に浸かったハンバーグ。この意外な組み合わせが、じつにトータルバランス良くまとまっている。中韓洋折衷の、ナイスメニューである。
だが、その絶対量は、成人男性にはややモノ足りないかも・・・あゝ、もう一杯、喰いたかった。
夕食当番だったその日。「鮭の大葉ムニエル」に挑戦。
大葉10枚は、千切りにしましょう。
鮭は、一口大に切り、小麦粉をまぶしておきましょう。
バター30gを中火のフライパンで熱し、鮭を皮目から焼きましょう。
皮目が焼けたらひっくり返し、もう片面もしっかり焼きましょう。
鮭が焼けたら大葉を投入し、酒と醤油で味を調えて完成です。
茹でたじゃがいもを、フライパンに残ったバターで炒め、付けあわせにしました。
色彩感も豊かに、バターと大葉のかほる、我ながら満足の出来!妻子にも、おおむね好評でした。
その日は14時の遅い昼食。かねてから行きたいと思っていた、札幌市手稲区の「九州とんこつ火の国」に同僚と潜入。
14時01分。とりあえずオーソドックスに、メニュー右端の「火の国しおラーメン」(白:700円)をオーダー。
「白」「黒」と書かれているのが気になったので店主氏に訊いたところ、「白」はノーマルニンニクで、「黒」は焦がしニンニクを使用とのこと。店主氏曰く、「黒」は若干苦みというかエグみがあるので、初めてご来店の方には「白」の方が無難とのことであった。
・・・今にして思えば、「マー油フリーク」の私向きだったのは、実は「黒」の方だったのかもしれない。
紅ショウガ・ゴマ・フライドガーリック等、種々の調味料が置かれているのも、愉しい。
そして14時08分。いよいよご対面である。
しなやかなストレート麺。九州ラーメンにしては黄色味が強いように思えた。
ツルツル・シコシコと、ノド越し爽快な、ウマい麺だった。
クリーミーで優しい味のとんこつスープ。ここに紅ショウガをトッピングすると、色彩感も鮮やかに、気分は博多美人である。
煮卵のお味、黄身の熟加減も、きわめて良好。
そして、大人の男の拳骨ほどの大きさのチャーシューが、また嬉しいじゃありませんか!
しかも、平日ランチタイムは、替え玉1つサービス!これは、まさに、こころのボーナス。
14時18分。完食である。ああ、また、「幸せ太り」になりそうだ。ぜひぜひ「黒」も、試してみたい。
クリスマスに欠かせないのが、小粋なBGMである。
今夜は、我が家で愛聴しているクリスマスCDを、ご紹介しよう。
まずは、「みんなでうたおう ディズニーたのしいクリスマス」。
このCDは、ウチの娘たちが幼児の頃に購入したものだ。
クリスマスの定番曲が揃っている上に、アルバム全体に流れる屈託のない明るいトーンが、クリスマス気分を高揚させる。
小学生以下のお子さんがいるご家庭には、オススメです。
そして、数年前にBMWの試乗の景品で貰った、「BMW Christmas Selections」。
選曲も演奏も、どちらかといえば渋めのトーン。大人向けCDである。
ちなみに、ウチの女性陣には、不評であった。
まあ、タダで貰ったモノなんで、贅沢は言うまい。
もはやクリスマスといえば、山下達郎といっても過言ではないかもしれない。
そんな氏のコンピレーションCDが、この「Season's Greetings」。
定番のクリスマスソングの数々に加え、あの名曲「クリスマス・イヴ」の英語バージョンが収録されているのが、見逃せないチャームポイントである。
私の最もお気に入りなのが、この「Enchanted Carols」。私はこのアルバムの存在を、友人のムッシュ氏に教えて貰ったのだ。
主にオルゴールやハンドベル等のクラシカルな楽器による、インストゥルメンタルナンバーで構成されたこのアルバム。これを聴いているとなんとも荘厳な気分になる。いやあ、コレ、名盤です。
私が一年のうちで最も楽しみにしているのが、実は、クリスマス・イヴである。
今年のケーキは、妻のお手製。我が家の家計引き締めの一環でもあるのだが・・・
昨日から発熱した次女も、体調がやや好転し、このパーティーに参戦することが出来た。
チキンは、例年通り、実家より調達。
フライドポテト・スモークサーモンのカルパッチョ・ガーリックトーストが、その脇を固める。
今年の大物ゲストは、妻がコープさっぽろで購入の、ドラゴンフルーツ。
その鮮やかなピンクの皮を剥くと、中身はスノーホワイト!
そのお味は、おおまかに表現すれば、淡白なキウイである。いやあ、デザートも充実の今年のイヴ!
最近欲求不満ぎみのチャロ君には、ヘビ君のおもちゃをプレゼント。
早速夢中でかみかみの、彼。これで日頃のストレスを発散してくれるであろう。
いやあ、やっぱ、クリスマスイヴは、愉しいなあ!私はコドモの頃から、この日が一年のうちで一番好きなのだ。
おつまみに「ベビースター ドデカイラーメン 桃屋のきざみにんにくを使った豚骨ラーメン味」を食した。実売価格は、ローソンで税込128円だった。
「生のにんにくの旨みとローストガーリックの風味に、粗びき唐辛子と黒こしょうを加えた、まろやかでコクのある味わい」とのふれこみ!まさに、私向けスナックではないかと、私の期待は盛り上がる。
だが、袋には小さく、「※桃屋のきざみにんにくは製品全原材料中の1%使用しています」との文字が・・・
ううむ、たったの1%かぁ・・・私の期待は、一瞬、萎えた。
そして、いよいよ実食である。
ニンニク風味はしっかりとハバを利かせ、1%しか入っていないとはとても思えないほどの存在感を示す。それはとんこつ風味とフュージョンし、お味自体は、実に、良い。
だがしかし、ベビースターのドデカシリーズに共通の弱点なのだが、食感が、あまり良くない。ボソッとした感じで、いまひとつ「カリッと感」に欠けるのだ。妻は、「これ、ひょっとして湿気ってる?」と言ったほどだ。その辺に、さらなる改良を期待したい。御免。
休日なので、私が今夜の夕食当番を仰せつかった。
時間がタップリあるので、ビーフシチューをじっくりと煮込むことに。
煮込み料理に定番の「牛スネ」に加え、
「牛タン」を組み合わせて、「Wビーフ」の贅沢シチューとした。
ニンジンは一口大に。玉ねぎは、「具材用の一口大」と「まろやかさ&甘さ引き出し用のみじん切り」に分けて切る。
牛スネは、最初から切れていたので、そのまま使う。
牛タンは、大口な一口大に、切る。
14時34分。鍋にサラダ油を熱し、切った材料をすべて投入して炒める。
肉の色が変わったら、600ccの水を加え、強火で沸騰させる。
14時42分。沸騰したらアクを取り、火を弱火に落とし、コトコト煮る。
14時56分。鍋を煮ている間にジャガイモの皮を剥き、一口大に切って、うるかしておく。
16時22分。ルーとジャガイモを同時に投入。
16時55分。ここでお味見。ジャガイモが若干固かったため、火を中火にした。
・・・ここで、大失敗。IHクッキングヒーターであることをいいことに、若干目を離し過ぎてしまったのだ。
気が付いた時。鍋はぐつぐつと火山のように煮立ち、鍋の底面が焦げ付いてしまった!嗚呼、せっかくのWビーフなのに・・・
そして、18時31分。実食である。表面に点々と見える黒いモノは、鍋底の焦げが浮遊したものだ。ううっ。
とはいうものの、4時間近く煮込んだだけあって、牛スネは脂身がぷりんとして、身はホロリとして、いいあんばい!
牛タンは、普通はコリッとした食感が特徴だが、じっくり煮込んだだけに、くにゃっと柔らかく、これまたテイスティ。なお、娘は、「なんか変な味のお肉だ!」と感想を述べていたが・・・
焦げ付かしてしまったがため、後味にはほろ苦い焙煎テイストが残る。やや反省の、今日の料理であった。せっかくのWビーフだったのに・・・
アウディのお店で、思いがけず遭遇した、まるで宇宙船のようなスタイルのそのクルマ。
シトローエンSMである。このクルマの実車を見たのは、これが生涯初かもしれない。まさに、未知との遭遇である。
マセラッティ製のV6DOHCエンジンを積む、3ドアハッチバッククーペ。ゴールドのボディに、メッキバンパーがキラリと輝く。齢40歳になろうというこのクルマが、札幌に現存していたとは!このクルマに出逢えたのは、今年一番のトピックと言っていいであろう。素晴らしい。
新型シルフィを見学した後、私はアウディのお店に向かった。
「A1スポーツバック」(7速Sトロニック:税込車両本体価格293万円)のカタログを貰うためである。
全長×全幅×全高は3970mm×1745mm×1440mm。3ドアの「A1」と比較すると、全長は同じだが、5mm幅広く、15mm背が高い。ホイールベースは、どちらも2465mm。5ドア化に伴い、ルーフラインが若干延長されたという。
ラゲッジは必要十分の広さで、リヤシートを倒した時の段差も気にならないレベル。使い勝手は悪くなさそうだ。
バックドアを開けた時に、開口部左右に反射鏡のようなモノ(上の写真の赤丸部分)が残る。コレは、他のクルマではあまりお目にかかったことが無いのだが、何のためにあるのだろう?謎である。
また、室内空間に関しては、3ドアとほとんど変わらない。ルーフラインが延長されたとのことだが、リヤシートは、相変わらず、狭い。
この小さなサイズのクルマにも、キッチリとスペアタイヤを積んでいるのが、このドイツ車の偉いところ。ドイツ人の方々も、私と同様、「パンク修理セットでは心もとない」と考えているのだろう。
インテリアの質感は、すこぶる高い。シートのカラーリングはシックで、インパネのメッキパーツが、宝石のように輝く。
そして、ザクザクかつスリッピィな冬の雪道を、走らせていただいた。このコンパクトカーは、極めて安心感高く、悪条件の市街地を直進し、しっかりと止まる。ESP(エレクトロニック スタビリゼーション プログラム)の賜物である。アクセルやブレーキを、それこそON-OFFスイッチのごとくラフに扱っても、その走りはまったく破綻しないのだ。
・・・安心といえば安心なのだが、このような安全ディバイスは、ドライバーの運転スキルを奪うという側面もあるかもしれない。このクルマを自分のモノにしてしまったら、発進時の繊細なスロットルワークや停止時の微妙なブレーキングを忘れてしまい、ESP無しのクルマに乗った時に、非常に怖い思いをするのではなかろうか。そんな危惧を、私は抱いた。まあ、遠くない将来、この手の安全ディバイスは、今のABSのごとく、「当たり前の装備」になるんだろうけど・・・
A1スポーツバックは、おおまかに表現すれば、「やや室内の狭い、お洒落なポロ」である。ファミリーカーというよりは、やはりパーソナルカーなのだろう。私には似合わないが、ヤングマダムが乗っていたら、きっと、カッコいいと思う。是非、乗ってほしい。
餃子苑の坦々麺で、満腹した後。
「ブルーバード・シルフィ」が、フルモデルチェンジしたという。このクルマに割と好感を持っていた私は、日産のお店に、見学に出掛けた。
伝統ある「ブルーバード」の名がついに消滅し、単に「シルフィ」と名乗るこのセダン。
全長×全幅×全高は4615mm×1760mm×1495mm。ついに3ナンバーとなってしまった。日本国内のセダン市場が縮小し、今やこのクルマの主戦場は海外なので、致し方の無いことなのかもしれない。
インテリアの質感は、先代と比べ、大幅に向上。特に、木目調パネルの見栄え質感が、良くなった。
今どき珍しく、前後席の灰皿を備えており、スペアタイヤも標準装備である。ターゲットユーザーである高年齢層への配慮なのだろう。
シートカラーが明るい色調の「フェザーグレー」と定番の「ブラック」の2種用意されているのも、地味ながら嬉しいポイント。
そして、私がこのシルフィで最も着目したポイントが、このトランクリッドの「鍵穴」である。近年のクルマは防盗性を重視し、鍵穴は出来る限り排除する方向にあるのだが・・・この鍵穴の存在は、実に謎であった。
ディーラーのセールス氏に、なぜ鍵穴があるのか尋ねてみたところ、「バッテリー上がりの際の緊急時のためですかねぇ・・・」と、微妙に曖昧な回答。
そこで、webで調べてみたところ、セールス氏の回答はどうやら正解だった模様。可倒式のリヤシートを持たないこのクルマ。電装関係が落ちてしまうことで、トランク内の荷物が取り出せなくなり、実際に難儀した方もいらっしゃるようなのだ。
このひときわ目立つトランクの鍵穴は、このクルマのターゲットユーザーに向けた、日産の良心なのかもしれない。