水曜日。職場の「麺’s倶楽部」のオリジナルメンバーの方と、ラーメンを喰いに行った。
本当は「煮干らぁめん なかじま」に行きたかったのだが、その時間帯は営業していない模様だったので、近いコンセプトのお店である「にぼShin.」に向かうことに。18時12分にそこに到着。
「渾身の妥協なき一杯」を提供してくれるとのこと。期待で私の小さな胸は、大きく膨らむ。
私のオーダーは、このお店のフラッグシップと思われる「にぼちゅう」(700円)。
18時25分、それは供された。
その煮干スープはとんこつスープのようにクリーミィで、まさに煮干の旨味だけが上手に抽出されたようなテイスト。苦みも臭味も皆無である。
しなやかな麺は、ラーメンというよりは、やはり「中華そば」といった趣き。
最近食べた中で言えば、「麺屋亀陣」のそれと、通じるモノを感じた。
大ぶりのメンマは柔らかながらも、適度な噛みごたえを残している。
薄めだが、表面積の大きいバラチャーシューは、柔らかさも味も極めて満足のいく質感のモノだ。
18時34分、例によって完食。いわゆる「札幌ラーメン」とは異なり、やはり「中華そば」のジャンルなのだと思うが、極めて満足のディナーであった。
そして、帰宅後。就寝前に歯を磨いていると、胃の奥底から「煮干喰ったな~」感が湧きあがってきた。このスープには、相当量の煮干を使用しているのだろう。ごっつあんでした。
2001年3月に発表されたのが、この「いくつになってもHAPPY BIRTHDAY」である。
1985年の「誕生日」とはうって変わって、カラッと明るい曲調のこの曲。55歳になろうとしていた拓郎氏は、きっと、何かを吹っ切ったのだろう。
その昔、「♪1年365日、きっと誰かの誕生日~」と唄ったのは、チェリッシュだった。
日本の人口が、誕生日毎で均等に、365分の1となっているかというと、実はそうでもないらしい。
「1981年~2010年 生まれた人の多い誕生日ランキング (『シルシルミシル』調べ 情報元:厚生労働省(日本))」によると、最も産まれた人が多いのは12月22日で、最も少ないのは1月1日だという。
さて、あなたの誕生日は、第何位だったでしょう?
じょぐらのラーメンを満喫した後。尾車氏の進言により、余市町を探訪することに。
氏いわく、「せっかく余市まで来たんだから、それを楽しまなきゃ!」と。いや、ごもっとも。
まずは、道の駅「スペースアップルよいち」へ。
余市町出身の毛利衛氏がスペースシャトルに乗り込み、帰還後「地球は本当に青かった」とおっしゃられたのが、もう20年も前の事とは・・・
この「錯覚の部屋」は、ぜひ体感すべきアトラクションである。
平衡感覚が失われ、酔っぱらったような気分になる。月に行くと、きっとこのような感覚なのだろう。
その後、そこからほど近い「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」へ。
普段私はウヰスキーはあまりたしなまないが、この蒸留所内部に漂うウヰスキーのかほりは、私を恍惚の人にしてしまう。
「気分上々、ハイニッカ!」。
そして、マークⅡバンのコマーシャルカー!垂涎モノだ。
草刈正雄氏と、草刈民代さんに、血縁関係はないらしい。Web上の情報ですが・・・
そして、2階の試飲会場へ。
私はドライバーだったので、リンゴジュースでノドを潤す。リンゴの味が濃厚で、なおかつスッキリ。きわめてウマいリンゴジュースだった。
その後、尾車氏オススメのスポット「柿崎商店」へ。
ここで、甘エビ一皿(380円)をお買い上げ。
一応氷も入れてもらったのだが、この日はとても暑かったため、自宅でそれを開けた時は、生食には微妙な状態であった。
そこで、妻はそれを唐揚げに。
このエビ、殻も脚もパリッパリに揚がっており、サクサク感の素晴らしいゴージャスおつまみであった。
エビに含有されるプリン体のことは、知らなかったことにしよう・・・
小樽クラシックカー博覧会見学を終え、私と尾車氏は余市町へと向かった。
お目当ては、この「ラーメンじょぐら」である。
ココは、地元マスコミも、注目のお店なのだ。
地の利を活かした、海産物系トッピングの数々!
「余市前浜えびラーメン」(880円)も、大いに気になる存在。
だがしかし、私のオーダーは、前々から狙っていた「ふくラーメン」(1,000円)である。コレ、喰いたかったんだよねぇ。
1,000円という価格はラーメンとしてはお高いが、なんてったって「ふぐ」がトッピングされているのだ!しかも、デフォルトでライス付。個人的には、むしろリーズナブルだと思う。
田舎のラーメンは麺の質感がイマイチなことが多い。だが、ここのほどよい固さのちぢれ麺は、ぷりっぷりで実にナイスである。
スープはかなりとろみの強い、あんかけ風醤油味。これが、その麺に、実に良く絡む!しかも、温度がしっかり熱い。麺をすする時には、この熱さでやけどをしないようにすることが肝要だ。私は、上あごの内側を、若干焼いてしまった。
とはいえ、「熱いラーメン≒ウマいラーメン」の法則は、この作品にも活きている。その、フグのダシの沁み出た醤油スープは、やけどした口中を慰めるようなウマさである。
そして、トッピングのふぐの唐揚げ!そのもっちりと弾力感のある身の食感は、まさに「海の鶏」である。英訳すると「シーチキン」になってしまうが・・・
それを、ライスに乗せるのも、また良し。
ライスをあんかけ風スープに投入し、おじや風にいただくもの、また良し。
いやあ、余市までクルマを走らせた甲斐があった。極めて満足のランチであった。
残した「ひれ」を持ち帰ろうかという衝動にもかられたが、今回は、自粛した。
ちなみに、このお店には、「ワンコインのあっさり塩ラーメン」もあるようだ。いつの日か、それも食してみたい。もちろん、「余市前浜えびラーメン」も・・・最低でも、あと2回は、ココに来なければいけませんネ!
旧車イベント会場でのもう一つの愉しみが、会場に訪れた方々の、愛車を見学することである。
旧車好きの人たちのマイカーは、やはりクルマ好きの琴線に触れるのだ。
まずは、「足のいいやつ」カリーナ・ハードトップ。
セダンは縦長のテールランプなのに、このハードトップは、意表をついて横長。
この頃のトヨタ・デザインは、創意工夫に溢れており、なかなか素晴らかった。
ロジャー・ムーアのCMが記憶に新しい、コロナ・ハードトップ。
「マークⅡ 5人の会」。この当時のトヨタのCMは、なかなか練られていたと思う。
ブルーのエスハチは、小樽の港によく似合う。
ホイールまでがロータリーな、初代RX-7。
科学特捜隊のクルマのような、アルシオーネ。
さらには、またしてもカウンタックが!このカウンタックはやや新しく、パワーウインドゥが装備されている模様。
マルティニカラーのランチア・デルタHF。
ホイール外側に取り付けられた円盤状のモノは、ブレーキ強制冷却用のフィン(カーボン・ベーン)だという。北海道の冬では、ここに雪が詰まるような懸念も拭いきれないのだが・・・とはいえ、カッコいいっすネ。
「小樽クラシックカー博覧会」に欠かせないのが、「小林さん」の存在である。言うまでも無いかもしれないが、それはもちろん、「小林彰太郎さん」ではない。
「小林さん」は、一部では有名な、北海道在住のクルマカタログコレクターの方なのだ。
氏は、この数々のカタログを、主に古書店巡りをして、実費で購入したという。
私も「自称カタログマニア」ではあるが、氏のコレクションは、商用車から輸出仕様まで、非常に多岐に渡っていて、私ごときでは太刀打ち不能だ。
今回この会場に持ち込んだのは、その膨大なコレクションのうちの、ホンの一部に過ぎないとのこと。
免許を持っていない氏は、これらのお宝を公共の交通機関を乗り継いで、わざわざ担いで持ち込んでくれたのだ!ありがたや、ありがたや。
氏本人が、持ち込んだカタログについてナイスな解説を加えてくれるのも、このイベントの最大の愉しみかもしれない。
私が、「僕は『男と女とバラとスタンザ』のキャッチフレーズ時代のバイオレット・オースター・スタンザが好きだったんですよね」と話しかけると、彼は我が意を得たりといった表情で「あのスタンザは、当時『ミニ・セドリック』と言われていたんですよね!」と、嬉々として返してくれた。
氏は、この810ブルーバードのタクシー仕様車のカタログについても、熱く語ってくれた。
なんでも、この「2プラグZエンジン」は、耐久性に問題があったとのことで・・・
氏の熱いキャラクターが、残暑の小樽をさらに暑く感じさせる。実にエネルギッシュなひとときであった。
来年はきっと、「男と女とバラとスタンザ」を、持参してくれることであろう。
小樽で氏と再会するのが、夢に見てしまいそうなくらい、本当に楽しみだ。
友人の尾車氏と共に、「小樽クラシックカー博覧会」へと出かけた。
このイベントに来たのは、4年ぶりのことである。
入場すると、まずはカローラ30のホワイトボディがお出迎え。
こういうモノが現存しているとは・・・普段は、どこに保管されてるんでしょうネ?
1959年式の「日産オースチンA50ケンブリッジ」。
53歳とは思えないくらいに、若さハツラツである。
日産マーチ・スーパーターボ。このクルマを見るのも、しばらくぶりだ。
こういう「やんちゃ坊主」のようなクルマが、現代の日本では少なくなってしまった。大いに、残念なことである。
このような旧車のイベントでは、なぜか日産車が数多い。ズラリと並んだ、スカイライン。
そして、セドリック&グロリア。
タクシー仕様のセドリックも、実に懐かしい。
フェアレディZも、現存率の高いクルマであるといえよう。
意外に沢山参加していたのが、FRのKP61スターレット。
「ヨタハチ」ことトヨタスポーツ800。
このクルマも、現存率の高いクルマである。
ダイハツ・コペンあたりも、30年後には、このヨタハチのような地位を築いているに、違いない。
パブリカのピックアップが、これまたお洒落。
カローラ・スプリンターは、斜め後ろからのシルエットが流麗で美しい。
アグネス・ラムさんを思い出さずにはいられない、スプリンター。
スペシャリティ・カーの先駆けたる、セリカ。
そのセリカとシャシーを共用する、カリーナとカムリ。
初代カムリは、「セリカの4ドア」という位置付けであった。「CELICA CAMRY」のバッジが、それを雄弁に物語る。
DOHCターボで武装した、カリーナGT-TR。
オジンのクルマというイメージが強いコロナだが、2ドアハードトップが昔からラインナップされていた。
センターピラーの無い、スッキリとしたサイド・ビュー。
衝突安全等の制約が無かった、大らかな時代を感じさせる。
タイヤとホイールに、オーナー氏のこだわりを感じさせる。
コロナといえば、バンも昔はよく走っていたものだ。久々の出会いに、胸キュンである。
この、ソリッドのくすんだオレンジが、また、イイ。
タクシー仕様のコロナにも、久々に再会できた。
丸目4灯のヘッドランプが、流れた月日を感じさせる。
また、ウレタンバンパーに通るグリーンのストライプが、案外お洒落だということに、今さら気付いた。
この、明確なノッチバック!タクシー仕様も、潔くて悪くない。
「クジラクラウン」は、旧車の祭典には欠かせないバイプレイヤー。
中学生の頃、憧れのクルマだった、2代目プレリュード。
幅広さを感じさせるテールランプのデザインと、いい角度で立っているCピラー・・・ああ、今でもカッコいい。
シティ・カブリオレも、未だにココロ魅かれるデザインのクルマだ。
このクルマって、デジタルメーターだったかなぁ?「ターボ」のそれを移植したのかなぁ?
黄色いビートル。見ているだけで、幸せになれそうだ。
プジョー505。まさに、猫科のセダン。
シトローエンGS。5角形の異形ランプが、未だに斬新。それはまさに、唯我独尊。
アルファロメオ・ジュリア。日産ジュークとの近似性を感じるのは、私だけだろうか?
幼き日の憧憬、ランボルギーニ・カウンタック。
ウインドウが手回し式なのに、あらためて驚愕!
フェラーリ・テスタロッサのリヤスタイルは、まるで屏風のようなあでやかさ。
シボレー・コルベットは、全身でアメリカを表現。
この、ピックアップは、アメリカのなんというクルマなのか、確認洩れしてしまいました・・・
そして本日の真打ちは、このDMCデロリアンでありましょう。
このクルマがリヤエンジンだったことを、今さら知ってしまった。
フロントのラゲッジルームは浅目ではあるが、そこそこの実用性はありそうだ。
ビールケースも、500ml缶は無理かもしれないが、350ml缶なら積めそうである。
5MT仕様というのが、これまた素晴らしい。
組み込まれたパーツが、まさにバック・トゥ・ザ・フューチャー!
残暑厳しい一日だったが、ノスタルジック・カーの祭典は、今年も、実に楽しかった。
昼食は、お手軽にスパゲティを茹でることに。
経験上、パスタソースは、ふりかけ系のモノであれば代用が利く。
食品庫にあったのは、グリコの「黒チャーハンの素」。
茹で上げたスパゲティにこれを絡めて炒めれば、それなりの作品に仕上がるハズである。
刻み海苔をトッピングして、いただいた。スパゲティというよりは、ソース焼きそばテイストになってしまったが、この和洋折衷な感じは、決して悪くない。「パスタ&ふりかけ系」は、男の料理の強い味方である。
イオンで98円とお得な値段だった「カップヌードル ミンスドポーク味」が、その日の昼食。
タイ原産というだけあって、エスニックなパッケージが期待をそそる。
お湯を注ぐと、このプラスチック容器はかなり熱くなる。なので、持つ際には上部のギザギザの凸部分を持つことが、肝要である。
だが、パッケージの写真とは異なり、具は貧弱であった。
さて、そのスープである。エスニカルなパッケージとは異なり、ちょっと辛めの醤油テイストといった感じ。タイ製だけに「レモングラス系」の効いたお味を期待していたのだが、正直、肩透かしであった。
加えて、日本製のカップヌードルとは異なり、具の貧弱さはいかんともしがたい。
麺の質感は上々だったのだが・・・無念。
アワ・フェイバリット・ショップである「ジャパニーズレストラン 晴ル風ヤ」で、限定の醤油ラーメンを仕込んでいるという情報を入手し、私とニータ氏はそこに駆け込んだ。
まずは、ボトルキープの芋焼酎「千鶴」で一杯。お通しは、芳ばしい「茶豆」である。
この、手作りという「ふぞろいの氷たち」に、マスターの繊細なこだわりを感じる。
箸置きは、なんと、煮干!私は、つまみとして、喰っちまいました。
私のファーストオーダーは、定番の「いぶりがっことクリームチーズ」。
たくあんの燻製に、クリームチーズがよく似合う。個人的には「リッツ+クリームチーズ」よりも、こちらのほうが秀逸だと思う。
ニータ氏のチョイスは「とうもろこしかき揚げ」。
さくっと軽い衣に、塩をつけていただく。コーンそのものの甘みと相まって、実にナイスなおつまみ!
そして、主役の「醤油ラーメン」がいよいよ登場。
実際は、昨日で打ち止めだったらしいのだが、私とニータ氏の熱い要望に応えて、マスターが特別に作ってくれたのだ。
小麦のかほる、もっちりとしたその麺!
チャーシューが品切れだったとのことで、牛スジがトッピングされた。
いやあ、むしろ、これをいただけて、ラッキーだったかも。
シンプルな昔風スープながらも、ブラックペパーが出しゃばらずに主張しているのが、このラーメンの見逃せないチャームポイント。
いやあ、本日も、はちきれそうなぐらい、満腹です・・・
19回目の結婚記念日。自宅でプチ豪華に手巻き寿司を愉しむことに。
定番の、「サーモン」。
安価ながらも、みんな大好きな、「ツナマヨ」。
「納豆チーズ」も、我が家の食卓には外せない。
ごま油が香る、「最強ネギ」。
「マグロ」&「クジラ」は、いわば手巻き寿司の4番バッター。
「最強ネギ」+「マグロ」の組み合わせは、手巻き寿司界のOH砲だ。
結婚記念日なので、特別ゲストとして招いたのが、この「イクラ」。
尿酸値の高めな私に、魚卵系は本来好ましくないのだが・・・結婚記念日くらいは、大目にみてもらおう。
そして、最大の大物ゲストが、この「ローストビーフ」!
紅白歌合戦のトリを飾る、北島三郎のような、その存在感。
来年の結婚記念日も、大いに楽しみである。妻よ、ありがとう。
’70年代はクラウンとかセドリックとか「高級車の装備」であった、パワーウインドゥ。
今では軽自動車にも当たり前の装備で、コレが付いていないクルマを探す方が困難であると言えよう。
通常、運転席のそれは、「軽く押すとその間作動・強く押すと全開(全閉)」となっている。
だがしかし、マイレガシィにおいて。最近、このスイッチの動作が渋くなり始めているのが、悩みの種なのだ。
「窓を少しだけ開けたいな」と思いスイッチを押すのだが、軽い力では、スイッチが押ささらない。なので、少し力を込めると、自分の意志に反し「ヴィーン」と全開してしまうのである。その逆も然り。これが、非常に歯がゆいというか、煩わしい。
いっそ、このスイッチの隙間に「KURE5-56」でも噴霧すれば解決するかもしれない・・・と思いつつも、今のところそれは実施を見送っている。どうしようかなぁ・・・気絶するほど悩ましい。
また、運転しながらウインドゥスイッチを操作しようと思うと、「ハンドグリップ」(上の写真の赤丸部分)が手首に当たり、スムーズな動作を妨げているという点も、看過できない。
これ、デザイン的にはカッコよくて良いのだが、実用上はやや問題アリと、私は評価する。
そんなこんなで、8月7日~8月19日の間の燃費を報告いたします。苫小牧でのキャンプや北村へのお祭り見学等、中~長距離ドライブがあったにも関わらず、燃費計数値は意外に伸びず13.1km/L。
札幌~支笏湖間の国道453号のワインティングロードでセカンドやサードを多用したことや、エアコン使用でキャンプ用品満載だったことも、割り引いて考える必要があるのかもしれない。
満タン法燃費は、555.6km÷45.08L≒12.3km/Lでした。次回は、「満タン法リッター13km台」を目指します。
「きたむら田舎フェスティバル」で、1玉50円とお得な値段だった「UFOズッキーニ」。
それを用いて、妻が新聞切抜きの秘伝レシピを参考に、「カポナータ」を作ってくれた。
フライドガーリックとブラックペパーが効いて、これはまさに夏野菜のペペロンチーノ!
蒸し暑い夏の夜を、爽快に彩る一品であった。
8月18日土曜日。我々夫妻と2女は、大好きなイベントである「きたむら田舎フェスティバル」へと繰り出した。昨年・一昨年は、所用で、残念ながら行けなかったのだ。天気も良好で、ココロは躍る。
岩見沢市の北村だけに、種々の農作物が良心的な価格で販売されている。
珍しい、「UFO型」のズッキーニ。それは、なんと1個50円!
「田舎神社」でおみくじを引くのは、今回は、思いとどまった・・・
妻子は、童心に帰って、ヨーヨー釣りを愉しんでいた。
私といえば、もう喰いたいもの満載で、何を喰えばいいのか、まさに迷い道くねくね状態。
大好きだった「かあちゃんのラーメン」は、今年は出店していなかった。
そこで「北村温泉名物 北村ラーメン」を、まずは食してみることに。
味噌味をベースに、牛乳をブレンドしたというそれは、まさに私好みのお味!
麺のぷりぷり感も、申し分なし。これ、来年も喰おう。
続いては、「ジンギスカンジャンボ串」をいただくことに。
クルマで来ていたので、「アサヒ ドライゼロ」と共にそれを食した。
ノンアルコールビールというヤツは、焼鳥系には実に良く似合い、生ビールを飲めなかったことはそんなに痛手ではなかった。充分満足である。
ただ、「ドライゼロ」の問題点は、「スーパードライ」とパッケージデザインが似すぎていることであろう。売り子のオジサンは、私に「スーパードライ」を渡しそうになっていたのだ!危ない、危ない・・・
北村といえば、欠かせないのが「どじょう」である。
「どじょう汁」も、喰わないワケにはいきますまい。
どじょうというヤツは、イメージとは大きく異なり、泥臭さは皆無。淡白で、実に美味なのだ。
「どじょうの唐揚げ」も食べたかったのだが、今年は売られていなかった。なぜかというと、近年どじょうの漁獲量は激減しており、唐揚げに回す資源が無かったのだそうだ・・・
この「どじょう汁」も、いつの日まで食すことが出来るのか、先行き不透明である。
ステージのゲストのチョイスが秀逸なのが、このお祭りの大きな魅力。
18時45分からは「千鶴伽」さん、19時30分からは「ミラクルひかる」さんのステージを愉しむ。
「千鶴伽」という人のことは私はまったく知らなく、正直あまり期待していなかった。
だが、この人のステージは、素晴らしかった!高く伸びる、透明でみずみずしいヴォーカルを、バックのアコースティックギターが歌うような演奏でサポート。しかも、千鶴伽さん、美しい。
すっかりファンになってしまった。そのうち、CDかDVDを購入したいと、激しく思う。
そして「ミラクルひかる」嬢の、妖艶かつマニアックなトークが炸裂!
彼女と握手できたのは、今回のお祭りでの最も大きな宝だ。
20時30分をやや過ぎてからは、おまちかねの「沼上連発花火」!ここの花火は、観覧席から間近なので、迫力満点なのだ。
渋滞を避けるため、会場そばの「北村温泉ホテル」で、ひとっ風呂浴びた後に帰宅。
実に素晴らしい、土曜の午後のひとときであった。
お土産は「UFO型ズッキーニ」。どう調理していただこうか・・・今から楽しみである。