試乗もせずに買うことを決めたのだが、その乗り味は私が想像していたのと違って、あまり感心したものではなかった。私は「ロードスターがスニーカーだとすれば、エスクードはきっとトレッキングシューズのようなクルマなのだろう」と勝手に思っていたのだが、実際には、言ってみれば「ゴム長をはいて走る」ようなドライブフィールであった。
それでも私はこのクルマのスタイルがとても好きだったので、気に入って乗っていたのだが、忘れもしない'95年の2月、なんと自宅の駐車場からこのクルマは盗まれてしまった!そしてそのまま消息不明となってしまったのである。
ひょっとしたら、今でもロシアあたりで元気で走っているのかなあ・・・
コツはまず一列、風穴をあけること。カードをジーッと見つめていればどこの列が空くのか、おのずと見えてくる。あまり上にカードを上げないようにしつつ、慎重にエースを掘り出す。精神的に落ち着いている時はまず負ける気がしない。全国には私のようなフリーセルマニアは一体何人いるのだろう。大会のよーなモノがあれば、ぜひ参加したいものだ。
我が家にパソコンが来てからまる3年が経過したが、その間の成績は、3127戦中2695勝432敗。勝率8割6分1厘。1ゲームに5分掛かったとして、260時間35分もの間、私はPCに向かってこのゲームに興じていたのだなあ。なんと不毛なことよ!
これを聴いて知ったのが、陽水のほうがジュリーより唄が上手いという事実だ。「ジャスト・フィット」「ミスキャスト」などの曲は陽水自身もお気に入りで、よくコンサートツアーなんかで歌っているが、正直言って陽水バージョンの方が、ずっとスリリングで、エモーショナルで、魅力的だ。子供の頃、私は沢田研二はとても歌の上手い歌手だと思っていたものだったが。
そして、このアルバムからシングル・カットされた「背中まで45分」をきっかけに沢田研二はスーパースターの座から転げ落ちていったのだった。なんて皮肉なことだろう!さらに、このアルバムの価値は21世紀に入った今理解されつつある。陽水ってなんてヤツなんだろう!
私は「からだが石に」バージョンの第4巻は持っていたので、この話を知った数年前に、それこそ血眼になって「植物人間」バージョンを探した。そして、北区のある古本屋にてこれを発見!なんとこの貴重な本は普通に150円ほどで売られていた。この「植物人間」という話はいまや国会図書館で少年チャンピオンのバックナンバーを探すことでしか読めないというのに!これをわりと簡単に入手できた私は、幸運であった。
ブラック・ジャックにはこのように「雑誌連載時しか掲載されず、単行本化されなかった作品」が数多くあるという。また、単行本化する際には、単純に雑誌掲載日順に作品を並べるのではなく、単行本全体の流れを考えて順番を入れ替えたり、また多くの加筆・訂正が加えられているそうだ。手塚先生にこそ国民栄誉賞を捧げるべきだったと私は思う。
シティから乗り換えてまず驚いたのがブレーキ。シティではちょっとハードにブレーキングすると前につんのめる感じになるのだが、このクルマはスーッと路面を摑むように車体全体が沈み込んで止まる。そしてしなやかな乗り心地。路面の細かい凹凸を軽くいなしながら軽快に走る。カチッ・カチッと短いストロークで決まるシフトフィール。意のままに決まるハンドリング。必要十分なパワー。ヒール&トウに適したペダルレイアウト。2泊3日程度の小旅行ならば問題なくこなす実用性。そしてフルオープン。このクルマの良さはどんな人にでも、たとえば生協にタバコを買いに行くのに使っただけで分かるであろう。
FRゆえ、冬道での走行性能が気になるところではあるが、私はこのクルマで2シーズンの冬を過ごし、スノーヘルパーのお世話になった記憶はない。LSDのおかげかお尻を振りながらも何とか発進できる。ただし、冬期間は1速と5速が使えないので実質3MTとなってしまうが。
ただ、やはり瓶ビールをケースで買うとドライバーしか乗れなかったりしたこともあって、結婚後2ヶ月でこのクルマを手放すことになるのだが、やはり少々の不便には目をつぶって、子供が出来るまでこのクルマに乗り続けるべきであった。この記事を書きながら、私はまたこのクルマが欲しくなってしまった。
カゼをひいて家で寝込んでいる時に「あゝ今ミーちゃんがお見舞いにきてくれないかなぁ」なんて本気で考えていたバカな小学生の私。当時の大多数の男の子たちと同じように私もやはり明るいお色気のミーちゃん派であった。
おとといピンクレディ特番を観て、復活ツアーに行こうと思ったのだが、どうやら札幌に来ることはおそらくもう無いようだ。去年のツアーに行かなかったことが、今も悔やまれる。我が妻もそう言っている。
吉田拓郎はマスコミには「フォークのプリンス」だったとか、「歌謡界に殴りこみをかけた反体制の象徴」的扱いをされていたが、実は歌謡曲というか、いわゆる芸能界好きなけっこうミーハーな男だったのではないかな。そのミーハーな部分があるからこそ、今でも私を含めた多くの男たちが彼を愛するのだろう。シリアスなフォークだけだったら、「岡林」になってしまうものネ。
様々なミュージシャン達のオリジナルばかりを収録したこのアルバムを聴くと、拓郎の楽曲はメロディアスでありながらも、すべてが拓郎の作品であることを主張している。心がくすぐられ、血が騒ぐ。梓みちよオリジナルの「メランコリー」が聴けたというだけでこのアルバムを買った意味があったヨ。
欲を言えば、梓みちよヴァージョンの「銀河系まで飛んで行け!」が収録されていればもう完璧だったネ。この曲は中原理恵やキャンディーズもカバーしていて、そのヴァージョンはわりと入手しやすいのだが、梓ヴァージョンはこの5年間探しているが、見つけられないのだ!
予選2日目は130Rと呼ばれる高速コーナーの自由席で観戦。そこではまだデビュー5戦目のシューマッハの大クラッシュを目の当たりにした。
翌日決勝は1コーナーの指定席で観戦。見知らぬお姉さんが我々に声をかけて(確か1万5千円で)譲ってくれたこの席での観戦は最高であった。この場所からはホームストレートの終わりからS字コーナーまでを見渡すことができ、私と同行したエヌ氏は歴史の目撃者となった。中嶋がステアリングトラブルにより、S字コーナーに突き刺さっていく場面や、セナを追うマンセルが目の前で単独スピンしコースアウト!セナが3度目にして最後のワールドチャンプを決めた瞬間をナマで見たのだ。マンセル好きのエヌ氏が「オー!ガッテム!ナーカメント!」と呆然とそこに立ちつくしていた場面が昨日のことのように思い浮かぶ。
この頃がF1が一番華やかで面白かった時代だった。セナ・マンセル・プロスト・ピケ・アレジ・ベルガー・パトレーゼ等みんな個性あふれる役者で、そこには若き日のシューマッハやハッキネンもいたのだった。F1が一番面白かった時代からF1を見始めてしまったのが、我々の一番の不幸だったのかもしれない。果たしてこのスポーツはあと何年続くのだろう・・・
私が免許を取って2ヶ月後、姉が38万円で買ったこのシティ('82年式)を15万円で譲ってくれた(タダでくれてもイイのにね!)。燃費はすこぶる良くて、15km/Lを割ることはほとんど無く、財布の軽い学生の私にはありがたいクルマであった。
このクルマとは正味2年間の付き合いであったが、なんというか、それはとても濃密な2年間であった。大学の仲間たちや高校時代の友人たちとのドライブ。スピード違反で3度つかまり、免停となったこと。高校のグラウンドに乗り込んで、危うくひっくり返りそうになったこと。大倉山で札幌の夜景をみながら、友と愛や平和を語ったこと。「君は政治的で戦略的なプロストになっちゃダメさ!いまこそ君はひたすらひたむきに速く走るセナにならなきゃ!まっすぐ突き進むのさ!2位を狙っちゃダメさ!男は優勝かリタイアかどちらか一つさ!」そんな彼のセリフが、今脳裏によみがえる。
もしもクルマを持ってなかったら、ウチのカミさんとの付き合い方もだいぶ違っていただろうし、数々の楽しい思い出はとてもお金で買えるものではない。そう考えれば15万円という価格は決して高いものではなかったと、自分を納得させている、そんな私がここにいる。
「ドラえもん」といえば'79年から続くテレビ朝日の看板番組であるが、それ以前の'73年開始の日本テレビ版があったのをご存知かな?主題歌は「♪ぼぉくのドラえもんーが街を歩っけばー みいーんなみんながふりかえるぅーうよ!ハァードラドラ!ハァードラドラ!・・・」と哀愁を帯びたフレーズが続くのだが、私にとっては「ドラえもん」といえばこの日テレ版の主題歌の方が強く印象に残っていて、テレ朝版の主題歌を初めて聴いた時はなんとも子供っぽく幼稚な唄だと思ったものだ。
この日テレ版のドラえもんはなんと半年で打ち切りになったそうだ。同じマンガのアニメなのに、かたや25年を越える長寿番組で、かたや半年で打ち切りとは!やはりこれは大山のぶ代の力が大きかったのかなあ。その答えは声優が変わった今、数年後に出るであろう。
特に店内に表示はなかったが、麺はおそらく道産小麦「ハルユタカ」使用と思われる白っぽいシコシコ・つるつるの麺。スープは魚だし系で旭川ラーメンによくある感じのモノ。チャーシューは2枚入っており、これはなかなか旨い!実は我が家でも妻が自家製チャーシューを作っており、これは「紅茶豚」といって紅茶と醤油とショウガ等で煮て作るそうだが、これが結構なモノで、「ウチで作るチャーシューより旨いチャーシューのラーメン屋はあんまし無いよねぇ」などというくらいの自慢の一品なのである。そして、この「麺屋 風」のチャーシューは我が家のチャーシューとほとんど同じ味であった。きっと紅茶で煮込んでいるに違いない。うーんさすがフレンチシェフ!メンマも幅1センチ・長さ10センチほどの巨大なヤツが3本入っており、これがひとつのアクセントになっている。
話が長くなってしまいました。ここのラーメンはたしかに旨いのですが、ちょっと上品過ぎというか、パンチに欠けますネ。食べてる時は美味しいのだが、食べ終わった後に旨さが尾を引かないのだ。「しげちゃんラーメン」(24条の「茂ラーメン」とは無関係)、「ずん・どう」、「山桜桃」がえらい行列で何十分待ち状態だったのに、ここは待たずにあっさり席に着けたというのもその辺なのでしょうな。