噂には聞いていたのだが、旧サティの西側向かいにある「ずん・どう東苗穂店」のランチタイムサービスは素晴らしい。
それは、なんと、函館名物の「イカ刺し」である。ライスサービスとか麺大盛サービスとかいうのは、割とよくあるのだが、「イカ刺しサービス」ってのは珍しいよねぇ!鮮度も決して悪くなく、なんだか居酒屋のお通しみたいですネ。ちなみに、薬味はショウガではなくワサビでした。
さて、肝心のラーメンの方も、もちろん秀逸だった。私が今日食べたのは「’90sらーめん」(とんこつ塩:730円)である。これのスープのテイストは塩ラーメンというよりは、ほとんど九州とんこつラーメンといった趣である。具に紅ショウガや高菜が入っている点も、それを感じさせる。ただし、麺は札幌系の中太のちぢれ麺。麺のシコシコ感も良好で、深い味のとんこつスープにしっかりと絡む。ハカタとサッポロの夢の競演といった感じで、函館系ラーメンとはまた別のモノだったが、実に満足いく昼食であった。トッピングの揚げネギが、また、この競演に彩をそえる。煮タマゴも、燻製風でOK。旨かった!ぜひ、また来よう!