8月15日(土)。我々一家は、我が家の毎年恒例の行事である「
きたむら田舎フェスティバル」へと出掛けた。朝8時半に家を出て、9時15分頃に岩見沢市北村に到着。
今回もテント持参で泊り込みでこのイベントを愉しむことにした。我々の拠点は、会場そばの「
ヘラブナ公園」。
昨年までと違う点は、ただ一つ。ミニチュアダックスのチャロ君が参戦したことである。
テントを立てた後、時間があったので、この公園の沼をぐるっと散策。シオカラトンボや、なんだかでかいヤンマ等、普段あんまりみられないトンボ達が飛び交っていた。私と2女は、来年は必ず虫取り網持参で来ようと、誓い合った。
そうこうするうちに、お昼時となった。昼食を取るために、会場の「北村中央公園ふれあい広場」へと赴く。
ここでの昼食となると、やはり「かあちゃんのラーメン屋」は絶対に外せない。
このシンプルな昔風醤油ラーメンは500円。オーダーして2分間待つと、この品は供される。このスピーディーさも嬉しいのだが、やはりその味自体が素晴らしいのである。麺の茹で加減・スープの端麗な美味さ・チャーシューの秀逸さもさることながら、この「麩」が素晴らしいのだ。その柔らかさと食感は、私が今まで食べたラーメンの麩の中では、間違いなく
ナンバーワンだ。
さて、このお祭りのもう一つの楽しみが、非常にいいところを突いている歌のゲストなのだ。
’05年はみのや雅彦氏と葛城ユキさん。
’07年はみのや雅彦氏と麻倉未稀さん。
’08年は浅香唯さん。そして今年は
MARIAである。
「かあちゃんのラーメン」をすすりながら、そのMARIAのリハーサル風景を、間近で観ることが出来た。これまた、なかなか貴重なひとときであった。
そして16時。一家で「わ~るぞカップ」に参戦。これは、二人一組で一人が水風船を投げ、もう一人が針の付いたヘルメットでそれを割り、20秒間で何個それを割ることが出来るか競う競技である。
我が娘達は、5個の水風船を割ることに成功し、同点決勝の結果、
昨年に引き続き、子供部門の準優勝を獲得!なお、我々夫婦も参戦したのですが、昨年同様鳴かず飛ばずの成績で、入賞にはまったく手が届きませんでした。
その後、テント張りや「わ~るぞカップ」で流した汗を清めるべく、隣接する「北村温泉」でひとっ風呂。
露天風呂もあり、泉質も上々の心地よい施設。お肌がつるつるになりました。
さて、夕食まで時間があったので、私は近くの
セイコーマートで
カルビーポテトチップス「こんがり焼きしょうゆ味」を購入。当初我が家の女性陣3名は「またそんな余計なモノ買って!」と冷ややかな視線を私に投げかけていたのだが、封を開けると態度が豹変し「コレ、醤油の香りがなかなかいいネ!」となり、結局4名で奪い合って喰った結果、あっという間に完売に至った。
そんなこんなで、気がつけば19時半を過ぎた。夜食を摂るためにお祭り会場へ。私のお目当ては、やはり「どじょう」である。
「
どじょう組合」の出店ブースで、「どじょう汁」と「どじょうから揚げ」をいただく。各400円というお値段は、一般的には決して安くはないが、私にとってはここのどじょうを喰うのが年に一度の楽しみなので、嬉々として計800円を支払った。
その頃には、MARIAのステージも最高潮!
計2000発といわれる「沼上花火」でこの日は華々しく幕を閉じた。この花火、今年は例年よりもやや派手さに欠けるような気がしたのだが、それはきっと、我々夫婦の思い過ごしなのであろう。
そうして8月16日(日)の朝が来た。
朝食は、やはりセイコーマートで購入の「ざるラーメン 和風味」と、100円おにぎり2ケ。
その後、またまたお祭り会場に繰り出す。
娘達は、それぞれがそれぞれのスタイルで縁日を愉しんでいた。
妻は北村産の野菜を数点購入。
私は「おつまみにオイル煮(
コンフィ)」に着目。「鶏レバー」「砂肝」「ホタテ」の3種類を試食し、どれもおいしかったので1ケずつ購入。ここで、200円×3種=600円を北村に還元した。
で、おみやげと併せて荷物とゴミを積み込んで、我々は10時頃北村を後にしたのだった。
そして、本日のおつまみは、ホタテのコンフィである。「オイル煮」といっても、けっしてカラダに悪そうなギトギト感はなく、おそらくはオリーブオイルベースのヘルシーおつまみなのだと思料する。コレも旨い!また来年も買わなければ・・・「きたむら田舎フェスティバル」は、やっぱ素晴らしい。