土曜日の午後。近所で催されている夏祭りに、一家で出掛けた。
いやあ、かなりの規模のお祭りである。札幌市北区内でも、有数のイベントと言っても過言でなかろう。
ビールに焼鳥、枝豆!夏のアウトドアには、欠かせない定番である。生ビールが350円とお安いのも、魅力的だ。
タコ焼きも、200円。一般的なタコ焼きの相場の、半値である。
合い席になったご夫婦から、「キュウリのビール漬け」をおすそ分けにいただく。
いやあ、こいつはキュウリの甘みとパリパリ感が絶妙にマッチして、非常にナイスなおつまみであった。
作り方は、ビールに砂糖を足して、キュウリを一日漬け込むだけでいいとのこと。
我々夫婦にとって、ビールを飲まずに漬物の漬け汁に使ってしまうというその一点が、ややハードルが高いかも・・・
フライドポテトは、詰め放題で200円。
イカゲソ揚げも、ビールには、ひたすら似合う。
お祭りでは珍しい内臓系の、ホルモン焼き。
そして仕上げはポップコーン!
生ビールを夫婦で4杯ずつ飲み干して、19時過ぎには定量に。
酔っぱらって、帰宅後早々に寝てしまいました。
そして今朝の体重は、70kgの大台を回復・・・リバウンドの夏の、幕開けかもしれません。
4年ほど前に「らーめん缶」なるものが一世を風靡したことを、アナタは憶えているだろうか?
本日食品庫を漁っていたところ、その種の製品が発掘されたので、それを昼食にすることに。
その名は「屋台の味とんこつラーメン」。大分県の富士見食品の製品である。
蒟蒻麺を用いることで、麺がのびる懸念を払拭。「ラーメンを缶詰とすることに成功した」という、この製品。
アウトドアでも喰えるように、折りたたみのフォークが付いているのが、粋な気くばりである。
ちょっと気になったのは、切れ果てていた賞味期限。
意を決してドンブリに開けてみると、脂が白く固まってはいるが、「異臭」はしなかった。
缶詰だからおそらく大丈夫だろうと、自己責任でいただくことに。
さて、レンジでチンすること3分。脂は溶け、スープの表面にいいあんばいの油膜を作ってくれた。
糸こんにゃくとしか言いようのない麺だが、スープとの相性は良い。
スープへの絡みが、とても良い。ラーメンだと思えば、ラーメンだと思えなくもないかも・・・
チャーシューは味付けの濃い、缶詰風情のお味。まあ、缶詰だから、これでイイのだ。
メンマもまた、ふにゃっとした歯応えが、缶詰風情。
だが、スープは結構イケている。
若干しょっぱいが、しっかりとしたその豚骨テイストは あなどれないお味だ。
加えて、その中に散りばめられた、白ゴマの風味も生きている。
そして、しっかり完食。蒟蒻麺だから、カロリーオフなハズだ。
ヘルシーな昼食だったと、思いたい。
流麗で美しい、BPレガシィのルーフライン。
だが、私の2.0iの場合、目を凝らしてよく見てみると、無数の引っかきキズがある。
これは、昨年の1月に、自分で付けてしまった自爆キズである。
・・・そして、気付いてしまった。私が危惧していた事態が、とうとう発生してしまっていることに。
それは、「サビ」である。この、ぷくっとした盛り上がり。どう見ても内側から浸食してきた「サビ」としか思えない。
そして、さらに、もう一箇所・・・嗚呼、なんてこった!オー、ジーサス!ナー・カメント!
昨年1月の自分の不用意な振る舞いを原因とする、この悲しい事実。まさに「身から出たサビ」としか言いようがない。
まあ、「走れるうちは修理など必要ない」という格言もあるワケだし、私はこれを甘んじて受け入れ、今後のこのサビの浸食状況を、冷静に見つめていこうと思っている。トホホ・・・
気を取り直して、7月3日~23日の間の燃費を報告します。
走行ルートは、ほぼ通勤や市街地走行で、長距離ドライブは無し。エアコンは極力使わず、ガソリン節約に努めた結果、燃費計数値は12.6km/Lと、なかなか良好。
満タン法燃費は、420.9km/35.59L≒11.9km/Lでした。次回はリッター12km台を目指します。
FJクルーザーを見たいというニータ氏のリクエストにより調査したところ、なんとそのクルマの試乗車が札幌市内にあるという情報をキャッチ。我々取材班は、あわてふためいてそのトヨタのお店に向かった。
試乗させていただいたのは「オフロードパッケージ」(5AT:北海道地区メーカー希望小売価格336万2000円)だった。
よじ登るようにしてコクピットに乗り込む。メータ周りの品質感は軽自動車を思わせるが、「ま、それでもいいか」と思わせるのが、このクルマのキャラクターなのである。
無口なセールスマン氏を後席に乗せての、短い時間の試乗であった。
全幅1905mmと、幅の広いクルマである。だが、ボンネットが目視できることもあり、公道を前に走る分には、意外に車幅に神経を遣うことなく運転できる。
それよりも気になったのは、Cピラーが太いことによる斜め後方視界の悪さだった。副道から幹線道路への合流や、左側への車線変更は、実にやりづらい。
加減速では、上下前後にゆら~りと、周波の大きい揺れを感じる。まるで船を公道で走らせているかのような挙動だ。まさしくそれは「クルーザー・フィール」といえましょう。
パーキングは試していないが、自分のクルマにしてしまえば、慣れてなんとかなるのだろう。惚れたら、迷わず買うべきクルマだ。
プリウスを売る一方で、このようなクルマもリリース出来てしまうトヨタというメーカー。その奥深さに、一抹の空恐ろしさを感じた試乗であった。
親分:ハイブリッドで、なおかつ荷物が積めるクルマが登場したなぁ。ウチはキャンプ好きだから、結構気になるんだよ。遠出するなら燃費のいいクルマがいいしな。
ハリー:プリウスαとフィットシャトル・ハイブリッドですネ!購入検討するなら、やっぱ比較試乗すべきですヨ!乗らなきゃ、自分と合うかどうかわからないですから!
≪プリウスα試乗車=S(5人乗り):北海道地区税込車両本体価格252万7300円≫
親分:まあ、静かなクルマだわなぁ。だけど、ハンドルの手ごたえがないなぁ。遊園地の電動カーを、道路で走らせてるみたいだねぇ。
ハリー:私は性能的にはよくわからないのですが、前も後ろも、少し天井が低いかなーと思いましたね。それと車は運転してるって実感出来ないと楽しくないんじゃないかな?うるさくてもゴツゴツしてても、走らせてる実感があれば楽しいのさ!静かだからいいってもんやないやろ?
親分:ハリーさん、過激だねぇ。
親分:メーターが真ん中にあるってのはどうなんだい?確かにフツーのクルマと違うっていう感じだけどな、あんまり見やすくないぜ。俺は好きじゃないな。
ハリー:まあ、これはこれで「21世紀に間に合いました」って感じで、いいんじゃないですかね。プリウス一族の記号として、認めてあげないと。
親分:あとなあ、ハンドルに革が巻いてないのが、イヤだな。俺は汗っかきだから、革巻ハンドルでないと、夏は汗ですべってヌルヌルしちゃうんだ。ジェームスで白い革のカバー買って付けちゃおうかな?
親分:荷物室は、充分な広さだな!テントもターフもBBQコンロもビールケースも、これならガッツリ積めるな!
ハリー:親分の大好きなキャンプも、きっと楽しめますヨ。ワンちゃんも連れていけそうですネ!
親分:今回運転させてもらったのは5人乗りだったけど、7人乗りのヤツも展示してあったな。
ハリー:3列目は、背の低い私達でも乗り降りに手間がかかりますね。と言うか、どこのメーカーでもこの手のクルマの3列目ってのは、あくまで補助イスと思わなきゃダメなんでしょうねぇ。
親分:エクシーガってクルマの3列目はまあまあ座れたけど、この7人乗りプリウスαの3列目は、頭も足もぶつかるな。あくまで緊急用だな。俺が買うんだったら、5人乗りの方にするな。
≪フィットシャトル・ハイブリッド試乗車=スマートセレクション:税込車両本体価格193万5000円≫
親分:シャトルっていうと、俺はやっぱ「シビックシャトル」を思い出すんだよなあ。
ハリー:シビックシャトルよりも、フィットシャトルの方が背が高くて、長いんですね。現代のクルマは、大きくなっちゃいましたよね~。
親分:ハンドルに革が巻いてあるってのがいいな!赤い縫い目も、なかなか粋だな。タイヤの音がザーザーうるさいけど、こっちの方がクルマらしくて、運転して面白いな。
ハリー:メーターも、なんだか夜の遊園地の観覧車みたいで、ムーディーですね!
親分:いやあ、荷物室は広いわ!なんでこんなに広いんだ!こいつぁ、おったまげた!驚き・桃の木・山椒の木だ!このクルマの「センタータンクレイアウト」ってのは、スゴイな。なんで他のメーカーはマネしないんだろうな。ホンダがパテントを持ってるのかなぁ?大したもんだ、あっぱれ!
ハリー:フィットシャトルは外観も内装もいいですね!乗っても広さがあるから心地よいしね。これからはフィットよりもシャトルが主流になるのかな?フィットもコンパクトカーにしては広さが売りだったけど、シャトルはそれをきっちり踏まえて進化してますね!フィットの進化系というの?きっとこれからはシャトル=フィットって感じになるのかな?それとあのメーター周りのネオンが変わるのは、夜に誰かと乗ってそのムーディーさを楽しみたいね!えっ?誰と乗るかって?ハハハ、そんな事、私に聞くのはヤボってもんさ!
親分:教えろよ。誰と、乗るんだい?
ハリー:ところで、この試乗会の帰りに偶然みつけた「よし」だか「たれべえ」だかってお店は、なんだか気になりますね!
親分:なんだか、昭和のエキゾチズムに溢れてるよな。よし!次回の取材は、この店潜入レポートだな!
ニータ有恒氏と共に、久々に「茂ラーメン」の暖簾をくぐった。11時11分にそこに到着。
いやあ、相変わらずのトリッキーなメニューの数々が、私の琴線を揺らす。
11時13分。今回私がチョイスしたのは、未食の新作「海老だしミソラーメン」(750円)である。
なおニータ氏の情報では、店内には「節電のためLEDライト使用中」との張り紙があったそうだ。
そして11時25分に、そのラーメンは供された。
固すぎず、柔すぎず、適正な茹で加減の森住の麺。
やはり、「麺自体がウマい」のが、この店の真骨頂なのだ。
海老が、決して出しゃばらず、抑制を利かせながら旨みを添える味噌スープ。
それを「デリシャス」と言わずして、何と言おう。
メンマは柔らか目だが、しっかりと味が沁みて美味である。
ももチャーシューは、近年流行の「とろチャーシュー」ではなく、クラシックなスタイルのもの。
ここに私は、旧き佳き「昭和」の時代を感じる。
そして11時33分。本日も完食である。
私の学生時代から変わらないココの味は、私のココロの襞を満足感で覆い尽くしたのだった。それを人はノスタルジーというのかもしれない。
そして、同行したニータ氏から、熱いメッセージが私にメールで届いた。原文のまま、ご紹介しましょう。↓
今回は初めてのベーコン野菜味噌を食べたけど、やはり茂のメニューはどれをとっても美味しいし、私にとってはソウルフードと言ってもよい店である。
先代の味が今のマスターに受け継がれ、これこそが私が一番好きな味である。
次回は自家菜園のニラ玉を食したい。早く!また行きたい!LOVE茂ラーメン!
我が家の寝室のテレビは、アナログテレビである。
1986年に質蔵屋で15000円で購入以来、四半世紀にわたり君臨してきた「WeekendⅡ」こと、東芝14W-E30。
大学生だった私が初めて買った、自分専用のテレビだった。
このテレビで、「男女7人夏物語」や、深夜のF1放送・・・その他深夜放送を愉しんでいた時のことが、フラッシュバックのように脳裏に浮かぶ。
まだまだ使えそうなこのテレビ。
だが、番組を映し出すことは、今日の正午をもってもう無くなってしまったのだ。
なんだか、もったいないなぁ・・・
そしてこのテレビは、今後は「初代ファミコン専用モニター」として、余生を過ごすことになりそうだ。
久々に、「ファミスタ’87」のカセットを入れ、遊んでみた。
だがしかし、守備の乱れから、なんとナムコスターズにコールド負けを喫してしまった。
最後までカンが戻らず、ポップフライをほとんど後逸してしまったのだ。おちあいもノーヒットに終わったし・・・
このままでは、終われない。また、あの日のように、精進せねば・・・
本日は、妻が帰省した友人との飲み会に出掛けた。
だが、残された私と娘たちの夕食は、ちゃんと用意されていた。
冷凍保存されていた「牛生サガリ(オーストラリア産)」が、それである。
そんなワケで、今夜はプチ豪華に焼肉パーティ。
たれは、ベル食品の「食べあきしないやきにくたれ」を調達。
「しょうゆベースに焦がしにんにくの香ばしさ(マー油)と肉汁感(フォンドボー)を利かせ、炭火焼肉のおいしさを再現しました」という、その製品。
ゲストに迎えたのは、ピーマン・もやし・舞茸である。
果実の甘みと香辛料のピリ辛さが入り混じり、にんにくとごま油が香るそのタレ!
その辛さは、小学生にはやや厳しいかもしれないが、中学生の娘たちには、ノンプロブレムだったようだ。
「道産子のソウルフードたる、同社のジンギスカンのタレ」にはやや及ばないながらも、満足のいく味わい。
今夜の夕食代は、おそらく一人当たり300円掛かっていないであろう。やっぱ、焼肉は、自宅に限る。
地域新聞ふりっぱー6月号の特集記事はラーメンであった。
そこに載っていた中で私の目を惹いたのが、ワンコインラーメン!
妻と協議したところ、私のポケットマネーから支払うということを条件に、一家で喰いに行くことに決定した。
今月2回目の外食ラーメンである。
13時38分。「元気拉麺部」に到着。ここは、「昼はラーメン屋・夜は居酒屋」という営業形態のお店らしい。
おしながきに目をやると・・・いやあ、安い!
「醤油らーめん」「塩らーめん」「鶏がら塩らーめん」の3種はワンコインの500円で味わえるのだ。
逡巡しつつも、私は「鶏がら塩らーめん」をオーダーすることに。
13時49分。端正な顔立ちのそれと対峙した。
麺はぷりっぷりの中太ちぢれ麺。その温度がしっかりと熱く、きわめて私好み!
鶏チャーシューが、肉厚で、ほろりと旨い。しかも、500円なのに、2枚入っているのだ。
うれしさの暴風雨が、私を包む。
なお、娘が食べていた普通の「塩らーめん」は、普通の豚チャーシューのトッピングだったことを、併せて報告いたします。
桜チップの香りが立った、薫製風の「味玉」が、これまたとろりと秀逸!
ひょろりと長いメンマは、やや噛みごたえには欠けるが、入っているというだけで喜ばしい。
鶏の甘みを、ビシッ!と効いた塩が引き締めているかのような、透明感溢れるスープ。
若干しょっぱさが勝るようなきらいはあるものの、端整でシンプルな味わいがインプレッシヴ。
13時56分。本日も完食いたしました。ワンコインでこのお味ならば、当然満足である。
帰り際に、裏返したトランプを引くように、カードを3枚引かせていただいた。
「次回!!100円引き」「次回!!トッピングサービス一品」「次回!!半額」の3種をGET!
いやあ、是非、また来よう。また、「夜の居酒屋の部」も、期待できそうな予感がする。
昨日はホクレンビルの地下にある「芋の華」での男子会。
職場の同僚計3名で、九州系料理に舌鼓を打ちつつ、おもに「愛」について語った。
お通しが人数分、別種類で供されるのが目新しい。ナイスアイディアである。
まずは前菜代わりの「大根と野菜のハリハリジャコサラダ」。
「地頭鶏(じとっこ)黒炙り焼き葱まみれ」。
薬味はゆず胡椒。焼いた地鶏は、歯応えに溢れ、じゅわっと旨い。
「刺身盛り合わせ」。左から、イカ・サワラ・カツオたたき・ふくらぎ・キビナゴだった思う。
・・・違っていたら、ご指摘ください。
「黒豆納豆入り辛子レンコン」で、気分は熊本にトリップ。
「芋焼酎」(銘柄不詳)で、肥後もっこすを気取る。
忘れちゃいけない内臓系。「博多名物酢モツ」を、さっぱりと味わう。
「宮崎地頭鶏(じとっこ)のとりわさ」は、柔らかく、鶏の身の甘みがジューシィ!
「沖縄チャンブルーソーミンチャン」。
ソーミンとは、沖縄の方言でソーメンを指す。これは、いわゆる「ソーメン炒め」ですネ。
放射状につながって大輪の花のような形で供される「もちもち鉄板餃子」。
皮はもちっ。あんはじゅわっ。
「極上の馬刺し3種盛」はニンニク醤油で。たてがみが、お口のなかでとろける。
ちなみにこれは、私が一人で全部平らげました。
「野菜のさつま揚げ」は、色彩豊かで、ヘルシー感溢れる一品。
「やみつき酢キャベツ」をバリバリとむさぼる。
「自家製キャベツキムチ」。キムチの辛さに包まれた、キャベツの甘みが絶品だ。
個人的に最もストライクだったのが、この「炙り枝豆」。
その香ばしさは、なんというか、焼き芋と枝豆が合体したかのような感覚。
単純に枝豆を炙っただけで、このようになるのだろうか?自宅でも、作ってみようと思う。
以上で、20時から2時間に渡る宴は終了。会計は男3名で、約1万5千円。
これだけ堪能して、ひとりあたり5千円は、順当なところであろう。大満足の一夜であった。
妻が東京に出張した際に買ってきたお土産が、この「コルネdeコルネ東京」である。
東京土産ではあるが、それは神戸のモロゾフが作っている製品だったりする。
鮮やかなパステルカラーの、そのクレープロール。
「ココア」「ストロベリー」「ピスタチオ」「抹茶」「レモン」と、5つのお味が愉しめる。
私は「レモン」をいただいた。サクッとしたコルネに内包されたレモンペーストが爽快で、甘すぎず、でしゃばらず、上品なテイスト。
その他の味は女性陣に譲ってやったので未食だが、妻や娘たちの間では「ピスタチオ」が最も高評価だった模様。
「コルネdeコルネ東京」。東京土産として、「名菓ひよこ」「東京ばな奈」「ごまたまご」に続き、第4の柱となる資質を持つ製品だと、私は認定する。神戸産だけど・・・
我が家では女性陣が川魚を苦手とするので、うなぎが我が家の食卓に登場することは皆無であった。
私がうなぎを口にすることが出来るのは、スーパーの試食か回転ずしに限られていたのだ。
だが、「土用の丑の日は、やっぱうなぎでしょ!」を叫んだ私のリクエストに答えて、妻が私専用に「うなぎかば焼」を買ってきてくれた。実売価格は580円だったようだ。
中国産の養殖モノだが、我が家でうなぎが登場しただけでも、エポックメイキングな出来事なのだ。
とろりとふわっと甘い食感。山椒のかほりが立って、華を添える。
ほんのちょっとだけ感じる泥臭さが、またイイのだ。そこが、ウチの女性陣がこの魚を苦手とする大きな理由だったりするのだが。
ささやかな幸せを感じた、本日の晩餐であった。
本年はじめて、きゅうりを庭に植えた。
予想以上に順調に育ち、バコバコ実がなっている。嬉しい悲鳴である。
ぐぐんと「くの字」に育ったきゅうり君。
栽培して初めて知ったのだが、きゅうりの表面には細かいトゲがたくさんあるのだ。
不用意に握ると、ケガをしてしまうくらい、そのトゲは、固い。
とれたての新鮮なきゅうりで作った「わさび漬け」が、今宵のおつまみ。
ああ、なんてヘルシーな毎日なんだろう。家庭菜園、やめられまへんな。
テーブルの上に置かれた、だし汁の湯舟に浸かって、入浴しているかのようなトマトたち。
私『これは一体、何?』
妻『トマトおでんよ!アピアの「田こまち」で美味しかったから、マネして作っちゃった!』
その「冷製トマトおでん」。そのだしは、かつおだしベースに、めんつゆを合わせ、鶏ガラスープをちょこっと足して作ったという。一日漬けるだけでも食べられるが、冷蔵庫に入れて3日くらい置いた方がモア・ベターなようだ。
だしのまろやかさとトマトの酸味が融合し、まことにヘルシーかつ爽快なおつまみ!夏にオススメの一品です。
先日「居酒屋月野郎」で食した「がりトマト」もそうだったが、トマトには和風アレンジが意外に似合うのだ。
いやあ、んまかった。