朝出勤する際。玄関フード内に、青い網に入った、2切れの魚を見つけた。
ううむ。なんだか、怪しい・・・
その日、帰宅してから妻にこれは何かと尋ねたところ、
「エイヒレよ!昨日から干してあるの。明日のおかずだから、つまり、二夜干しね!」とのことであった。
なるほど、そういうワケだったのか・・・と、私は納得に至った。
そして、いよいよ実食の日が、やってきた。
我が家のかしこいIHクッキングヒーター「パナソニックKZ-T363S」。
「切身/干物モード」で、これを香ばしく焼き上げてくれるハズだ。
横から見ると、グリルの炎は強くなったり弱くなったりで、意外に細かい制御を行っている。
この制御が、IHヒーターが魚をふっくらと焼きあげる、小技なのでありましょう。
そして20分弱で、それは焼きあがった。
お箸で割ると、じゅわじゅわじゅわと、ウマそうな脂がしたたり落ちてくる。
エイヒレの軟骨的歯応えは「コリッ」と爽快で、もちろん、しっかり咀嚼すれば、全てをあますことなく、いただける。
なにか居酒屋的で、プチ贅沢な、晩ごはんであった。
ああ、エイヒレ。また、喰いたい・・・!
「シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ」にて開催された、「メルセデス・ベンツ 雪上試乗会 in 札幌」。
尾車氏の誘いによりそこに駆け付けたのだが、会場は非常に賑わっており、全ての試乗車が事前予約の方で埋まっている状況だった。
だがしかし。イベント会場のスタッフさんの配慮により、14時40分から空きの出た「AMG CLA 45 4MATIC」(税込7,730,000円)を、運転させていただけることとなった。
いやあ、ありがたや、ありがたや。
若干の待ち時間があったのだが、なんとその間に、ケーキ&コーヒーが供された。
このメルセデス流の素晴らしいおもてなしに、我々取材班2名は、恐縮することしきりであった。
私のチョイスは、プチデコレーション(ショートケーキ)&コーヒー。
尾車氏は、チョコとパッションのケーキを、選択。
まさに、スロウでメロウで甘美なひとときである。
ケーキを食べ終わると、実にタイミングよく、試乗タイムとなった。
いよいよ、「AMG CLA 45 4MATIC」との、ご対面!
私と尾車氏とで、順番に試乗させていただいた。
ホテル入り口から、ガトキン北側駐車場に設営された「特設雪上試乗コース」へと向かう。
垂直ゼロ指針メーターに、赤ステッチの革巻ステアリング。
空調口にも配された、赤のワンポイント。
シートベルトのカラーまでもが、レッド。
そこここに施されたAMGの演出に、気分は否が応にも、昂ぶる。
ホテルを出発し、約1分後。
「特設雪上試乗コース」に到着。
そこは、凹凸あり・パイロンスラロームあり・坂道発進あり・広い自由走行スペースあり・・・のバラエティに富んだ雪上試乗体験ができるコースであった。
起伏に富んだ雪道を、この背の低い4ドアクーペは、スタックすることも無く、あっさりと駆け抜けた。
パイロンスラロームにおいても、狙ったラインをほぼ正確にトレース。
自由走行のスペースでは、ステアリングをいっぱいに切ってスロットルを全開にしてクルクル回ったり、直進走行からのフルブレーキを試したり・・・
今回の「雪上試乗会」では、思う存分、この800万円近い価格のクルマを、振り回して愉しめた。
VDCやらABSやらの多彩な安全ディバイスのおかげか、何をやってもこのクルマは姿勢を乱すことはなく、常にドライバーのコントロール下に置くことができる。
これは本当に痛快な体験で、こんなことは、滅多にできるものじゃない。
「AMG CLA 45 4MATIC」というクルマのポテンシャルの凄さを、まざまざと見せつけれた。
だがしかし、ただ1点。
坂道の途中であえて止まって再発進を試みたところ、その坂を登れなくなってしまい、一度ずーっと後ろまで下がって、勢いをつけて坂を越えなければならないシチュエーションがあった。
やはりこの辺は、いわゆる「スタンバイ4駆」である「4MATIC」の、限界なのかもしれない。
これがシンメトリカルAWDである自分のレガシィ2.0i(5MT)だったら、どうだったのだろう?
もしも同じようなコースを試せる機会があれば、確認してみたいものである。
それと、もうひとつ。
家に帰って写真を見てから気づいたのだが、今回の試乗では、トランスミッションの変速モードが「S+(スポーツプラス)モード」になっていた。
あのようなスリッピィな坂道の発進においては、これを「S(スポーツ)モード」か「C(燃費優先)モード」にしておくか、あるいは「M(マニュアル)モード」でギアをセカンドあたりに固定して、走るべきではなかったのだろうか。
そうすれば、ひょっとしたら、あの凍結した坂を登れたのかもしれない。
いや、まあ、なにはともあれ。
今回は、いや、今回も、メルセデスの底力に、驚愕させられた。
もう、参りましたというしかない。これ、ホント。
土曜の午後。
尾車氏のお誘いを受け、「メルセデス・ベンツ 雪上試乗会 in 札幌」に行ってきた。
会場は「シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ」。
もちろん、入場無料である。
メルセデスの4MATIC(4輪駆動)モデルが、ここに一堂に会しているのだという。
メルセデスのお店というのは、なにか敷居が高い感じがあって、これまで実車に触れることは、あまり出来なかった。
我々取材班のような類のクルマ好きにとって、素晴らしい機会であるといえましょう。
とりあえず。ホテル1階展示場「ピロティ」にて、展示車両の見学をさせていただいた。
まずは、「B 250 4MATIC Sports」(税込5,050,000円)。
メルセデスの「Aクラス」と「Bクラス」は、いまいち棲み分けが曖昧というか、差が希薄であるように感じられる。
VWの「ポロ」と「ゴルフ」くらいに、明確にセグメントを分けた方がイイのではないかと、気弱に、思う。
続いては、「AMG C43 4MATIC Coupe」(税込9,050,000円)。
ドアミラーの下には、何らかの役割を果たすと思われる、センサーらしきモノが付いている。
トランクオープナーのスイッチは、運転席ドア下方に配されている。
クーペとしては、必要十分な、その容量!
トランクは、閉める際も、電動パワー式。
任意の場所で止めることも出来る。
だがしかし。
その床下に、私が必須と考える「スペアタイヤ」は無く、近年の流行どおり「パンク修理キット搭載」となっていた。
ああ、メルセデスよ、お前もか・・・
私が今回最も着目していたのが、この「CLA 250 SPORT 4MATIC Shooting Brake」(税込5,950,000円)である。
その流麗なルーフラインは、積載性や斜め後方視界を犠牲にして成り立っているとはいえ、個性的で美しい。
質感高き、インストルメントパネルは、やはりメルセデスならではの世界。
後席のレッグスペースやヘッドルームを確認したかったのだが、「犬用マット」が敷かれていたため、それは叶わず・・・
ラゲッジの広さについては、高さ方向はそれなりだが、床面積は充分だ。
だがしかし、やはりというか当然というか、スペアタイヤは積まれていなかった・・・
「E 400 4MATIC STATIONWAGON EXCUSIVE」は、なんと税込価格10,500,000円!
タイヤが韓国の「HANKOOK」製であることを、尾車氏が鋭く指摘。
韓国製タイヤの品質を、ついにメルセデスが認めたということなのか、それとも、実はコストダウンの一環なのか・・・真相は、現状では、謎である。
とはいえ、その室内は、しっかりとお金を掛けている雰囲気。
まずは、この「フル液晶メーター」!
4連の空調吹き出し口・アナログ時計・渋い色調のウッドパネル・・・まさに、プレミアムかつハイラインだ。
さすがにEクラスだけあって、そのラゲッジスペースは、まさに広大である。
トノカバーは、バックドアを開くと、それに連動して上方に開くようになっている。
Dピラーに照明が埋め込まれているのも、これまたプレミアムかつハイライン!
だがしかし、惜しいことに、案の定「スペアタイヤレス」。
1千万円以上するクルマなのに・・・(涙)
「AMG GLA 45 4MATIC」は、AMGの威信を借りてか、税込7,790,000円。
Aクラスベースにしては強気のお値段である。
太目で小径のステアリングは、過去のメルセデスのイメージを払拭するものといえる。
ラゲッジルームも、FF2ボックス車の水準以上を確保。
だがしかし、「コンパクトSUV」を謳いながらも、スペアタイヤは未装備・・・
この部分には、大いに異議を唱えたい。
「先進のアジリティが叶える、新世代の行動力」がキャッチフレーズの、GLC。
「GLC 250 4MATIC Sport」は、税込6,680,000円だ。
自発光式メーター&インフォメーションディスプレイは、21世紀の今では、あたりまえの装備となった模様。
ヘッドレストまでを電動で調整できる、パワーシート。
「シート・ステアリング・ドアミラーの位置」を、3セットまでメモリー出来る、優れモノなのだ。
ラゲッジルームは、特に高さ方向に、余裕がある。
まあ、言わずもがなかもしれませんが、一応「スペアタイヤレス」であることにも、触れておきましょう・・・
「AMG GLE 43 4MATIC」は税込11,500,000円と、これまた1千万円オーバーの、プレミアムSUV。
さすがにこの大きさだけあって、ステーションワゴン並に、広大な荷室である。
そして嬉しいことに、ようやく荷室下にあるスペアタイヤを、拝むことができた!
これを積んでいないSUVなんて、クリープの無いコーヒーみたいなモノだと、私個人は考える。
「AMG GLE 63 S 4MATIC Coupe」のお値段は、税込17,800,000円と、もはや中古マンション並!
クーペとSUVの、クロスオーバー。
BMWでいえば、X6あたりが、ライヴァルになるのでありましょう。
「垂直ゼロ指針」のメーターが、スポーツ心を昂ぶらせる。
クルマというよりは、もはやPC的な、その操作系!
オーバーヘッドコンソールの照明操作系も、凝った意匠のデザイン。
高さ方向に制限はあるが、幅と奥行きはしっかりの、ラゲッジルーム。
そしてその床下には、スペアタイヤが!
GLEクーペ、クーペなのに、偉い!
なお、このクルマのAMG仕様は、左ハンドルのみの導入となる模様である。
そしてやはり締めは、1990年より君臨する、生ける伝説のオフローダー「Gクラス」でありましょう。
「G 350 d」のお値段は、税込10,700,000円である。
よじ登るように乗り込む、コックピット。
これまた、垂直ゼロ指針の、2眼メーター。
一見でも使いやすいロジックの、空調&操作系。
デフロックする位置(フロント・センター・リヤ)を、ボタン一つで、任意で選べるのだ。
レンジローバーと並んで、陸の王者といった貫禄を漂わせる、Gクラス。
このクルマも、私の寿命があるうちに、一度は運転してみたいものだ。
そんな機会があるのかないのかは、まったくの謎に包まれているが・・・(^^;
1月24日の朝は、スッキリと澄み切った、快晴。
そして、いわゆるひとつの「放射冷却現象」で、本当に、しばれる寒さだった。
レガシィ2.0i(5MT)車載の外気温計は、なんと、-15℃!
ちなみに、外気温計の最低気温記録は、2013年1月9日の-17℃だったが、それに迫る低温である。
氷の結晶がフロントウインドウに描く抽象画。
これはこれで、なかなか美しかったのだが・・・
寒いのは、イヤだなぁ。早く、春にならないかなぁ(^^;
職場の同僚さんより「日清カップヌードル 抹茶 抹茶仕立てのシーフード味」なるモノを、いただいた。
カップめん好きの私だが、このような製品が発売されていたとは、うかつにも、まったく知らなかった。
さっそく、その日の昼食として、いただくことに。
別袋無しで、具・スープ・麺がオールインワンとなっており、お湯を注ぐだけでイイという気安さが、日清カップヌードルシリーズの、昔から変わらぬ美点である。
手間ひまのみならず、プラスティックゴミ削減にも、大いに寄与すると思われる。
全てのカップめんがこうあるべきだと、気弱に、思う。
そして3分後。
具材がフタをするかのようにふっくらと、それは仕上がった。
そこはかとなく、ふんわりと、抹茶のかほりが鼻腔をくすぐる。
驚いたのが、この麺の色。
それは、ヤクルトラーメンを彷彿とさせる、グリンめん!
ココにも、抹茶が練り込まれている模様である。
そして、スープ。
確かに抹茶のかほりはするが、それ由来の渋みや苦みは皆無。
むしろ、ココナッツミルク系のスゥイートさが勝るテイストだった。
この製品。けっして、キワモノではない。
そのお味自体は、極めてバランスよく練り上げられている。
さすがは、王者日清。私は、シャッポを脱ごう。
1月15日に、「年賀状お年玉くじ」の抽選結果&賞品が発表された。
我が家に届いた年賀状をチェックしたところ、なんとなんと、「下4けた6470」の2等が当選!
私はこれまで40年以上人間をやってきたが、これは、初の快挙である。
思うに、年賀状というヤツを馬鹿にしてはいけない。
思いがけない再会があったり、景品が当たったり、それは私の人生に彩を添えてくれているのだ。
そして私は郵便局へと駆け込み、「平成29年用 お年玉付年賀はがき・年賀切手 賞品カタログ」を入手した。
それを開くと、まずは1等の賞品「A.リンベル スマートギフト 110,000円分」が掲載されている。
それは、「体験」「グルメ」「雑貨・ファッション」等の賞品から、組み合わせ自由で、11万円までをチョイスできるのだ。
また1等は、それではなく「B.現金10万円」を選ぶことも可能。
私だったら・・・「現金10万円」の方が、使い勝手がいいから、そちらにすることでありましょう。
そして、私が当たった2等の賞品を、家族とともにチェック。
これは、39点の賞品の中から、どれか1点を選択するのである。
まず私の目を惹いたのは、「繁盛店ラーメン10食」。
「神戸カレー」も、なかなか魅力的!
「酒悦 瓶詰詰合せ 名菜美点」があれば、食卓が華やかになりそうだ。
おつまみとしても、イケそうな予感がする。
妻が興味を持ったのは、「福島正八 ドレッシング詰合せ」。
長女は、ドレッシングにも使える「オリーブオイル ティエラ」に、着目。
次女は、「稲庭うどん(国内産小麦100%使用)」がイイとのこと。
一家の意見はカンカンガクガクとしてまとまらず、一体何をチョイスすべきか、迷い道くねくね状態(^^;
まあ、申込み期限は、本年7月28日まである。
じっくり悩んで、納得のいく選択をしようではないか。
町内会の回覧板によると、今年もこの時期恒例の「新年ボウリング大会」が開催されるとのことであった。
会費1000円で、ボウリング2ゲーム+ガトーキングダムサッポロでのランチバイキングが付き、しかも景品多数!
我々夫妻は、6年ぶりに、この大会にエントリーした。
そして当日。
送迎バスはなんと3台!
町内会会員200人以上参加の、大イベントなのである。
当日9時04分に、バスは出発。
穏やかな天候で渋滞もなかったため、バスは順調に走る。
「ディノスボウル札幌麻生」に到着したのは、9時35分だった。
10時ちょうどに、ゲーム開始。
テーブルに並べられているのは、「ストライクかスペア毎1点」の、景品たちである。
自己申告制で、これをGETできるのだ。
私の狙いは、「韓国のり」と「カップスープ」。
モチベーションも、沸き立つというものだ。
そして11時29分に、ゲーム終了。
1ゲーム目は、力が入り過ぎたのか、ストライクもスペアも1度も取れず、スコアは70点台・・・
2ゲーム目は、「ガター無しレーン」の壁にボールを当てて球道をコントロールするコツを掴み、ストライク&スペアを3度獲得。スコアも120点台に乗せることができた。
ちなみに、パートナーである妻の戦績も、私と同じようなものであった。
めぼしい景品は、1ゲーム目にあらかたさらわれてしまっており、2ゲーム目で調子を上げた我々夫妻がGETした景品は、「カップめん4個」「アルミホイル」「生わさび」の計6点にとどまったのである。トホホ。
とはいえ。
「ボウリング2ゲーム」は、私にとっては、イントロのようなものだ。
メインターゲットは、やはり、「ガトキンでのランチバイキング」なのである。
12時02分にそこに到着。
宴会場は、200名を超える町内会会員で、貸切状態である。
ここで、昼食懇親会と併せて、ボウリング大会入賞者の表彰が、行われるのだ。
個人的メインエベントの、ランチバイキング。
宴会場の隣にあるレストラン「ヴィーニュ」にて、お皿に食材を盛りつけ、各自のテーブルに運ぶのだ。
私は、12時12分に、1巡目の求食に向かった。
1巡目は、自分のココロに正直に、「本当に食べたいモノ」をチョイスするよう、心がけた。
「いくら・ねぎとろ・アボカ丼」。
「煮込みジンギスカン」。
「ベーコン入りカルボナーラ」。
「フレンチトースト」「牛ステーキ」「ポテトフライ」。
「手羽先」「ザンギ」「サラダ」が、そのラインアップである。
ランチバイキングは、時間との闘いだ。
まずはこれらをいそいそと胃袋に格納し、第2ラウンドへと向かう。
そして12時43分。
2巡目は洋食メインに攻めることとし、まずは「パン」&「コーンピザ」を、お皿に載せる。
汁物は、「パンプキンスープ」。
そして、デサートとして、「カスタードプリン」「3層ケーキ」「黒豆コーヒーゼリー」。
加えて、「フルーツ盛り」である。
これらをたいらげても、幸いなことに、私の胃袋には、まだ隙間があった。
なので、第3ラウンドに、嬉々として、進む。
13時03分に運んできたのは、「スープカレーwithフライドガーリック」+「牛ステーキ」。
辛さを中和する意味での「3色アイスクリーム」。
そして、口中に残った甘さを鎮静化させる役割を果たす「ブラックコーヒー」で、この幸せなランチバイキングの、〆とした。
13時44分。
全てのプログラムを消化し、帰路の送迎バスに、参加者計約200名は、乗り込んだのだった。
入賞できなかった人にも、もれなく配られるのが、500円の図書カードである。
どう考えても、1000円の参加費用を上回ってあまりある収穫の、このボウリング大会。
これを、ウハウハと言わずして、何と言おう。
ぜひ、来年も、参加したい(^^)
ある晴れた土曜の昼下がり。
札幌市北区屯田の住宅街にある「味確認ラーメン」に、久しぶりに潜入した。
ココは私が小学生の時に開店した、由緒と歴史あるお店。その当時の屋号は「とよ川」であった。
赤・白・黒の3種の味が愉しめる、正統派札幌ラーメンのお店なのだ。
11時27分に入店。
私がオーダーしたのは、「濃い目で深くコクのある味」というキャッチフレーズの「さっぽろ赤みそラーメン」(750円)である。
厨房では、時折「ぶわっ!」と火の手が上がり、カウンターで待っていた私の顔面にも、その熱気がほとばしる。
「喫煙可」のお店が少なくなった昨今。
「サッポロ西山ラーメン」と書かれた灰皿が、「旧き佳き昭和の匂い」を感じさせる。
そして11時35分、それは供された。
湯気がまったく立っていないため、極めて写真を撮りやすい。
油膜がフタをして、湯気を封じ込めているからなのだ。
西山製麺の麺は、鮮やかなイエローで、ご覧の通りピッチピチの活きの良さ!
加えて、その温度も、しっかりと熱い。
住宅街の一角にたたずむラーメン店とは思えないほどの、本格派のウマさである。
そして、赤みそスープ。
その色は、「赤」というよりは、どちらかといえば「白」である。
まろやかで、ほんのり酸味のあるそのお味に、私のハートはストップモーション!
シャキッとしたもやしの食感も、見逃せないチャームポイント。
メンマは、通常のラーメン店のそれの2倍ほどの量が、プリインストール。
これまた嬉しい、こころのボーナス。
ほろりと柔らかいバラチャーシューは、近年のトレンドを反映し、しっかりと2枚!
11時46分に、丼の底まで、完食いたしました。
丼に描かれたU.F.O.は未確認飛行物体≒味確認という、練り上げられたオヤジギャグ。
それに目を凝らすと、そこには旧屋号である「とよ川」の文字が!
ここが、地元の方に愛される理由もよくわかる。私も、このラーメンは愛さずにはいられない。
遠くない将来、まだ未食である「白みそ」を、いただいてみたい。
長女の20歳の誕生日を祝し、その日は回転ずしランチ。
向かったのは、例によって、「回転寿司根室花まる」である。
黒板に書かれた「本日のオススメ」。
私は、まずはその4点を、いただくことに。
ファーストバッターは、「トロにしん」。
足が早い(悪くなりやすい)魚の代表格であった、にしん。
冷蔵技術&流通経路の発達した、この21世紀。
これを、お寿司でいただけるとは、ありがたいことである。
2番バッターは、「寒トロさば」。
「酢で〆ていない生のさば」は、これまた、トロリと旨い!
これら「ひかりもの」の薬味として「トッピングされた生姜」は、ありがたみを増長する、重要な助っ人だ。
タタキでない「本かつお」のウマさには、サザエもびっくり。
「黒瀬ぶり」は、繊細な脂の旨みが口中に発散し、私を恍惚の世界へと誘う。
なんだかお酒が欲しくなる、「炙りえんがわの焦し醤油」。
私にとって寿司ネタのKing of Kingsである、「本まぐろ赤身」。
「大とろ」よりも、「中とろ」よりも、これがいい。
我が家の女性陣が忌み嫌うため、大好きなのになかなか食せない「うなぎ」。
私は、このお皿で、〆とした。
そして、女性陣達のチョイスの数々。
「やりいか」の薬味には、やはり「おろし生姜」が、似つかわしい。
しっとりきらきら輝く、「生たこ」。
さらには、「ゆず塩やりいか」。
ナチュラルなピンクの、「サーモン」。
「サーモン中落ち」も、みんな大好き!
こりこり感と脂身の融合が見事な、「えんがわ」!
そして〆は、大御所の「牡丹えび」である。
いやはや、喰いも喰ったり、幸せと満腹感に浸りきり、素晴らしいランチでありました。
長女の20歳祝い、本当にありがたく、嬉しい日だった。
次女の20歳祝いが、今から、楽しみです(^^)
1月20日朝6時半。ねぼけまなこで朝刊を読んでいた、私。
だが、この記事に、眠気が吹っ飛んだ。
むむっ、「レガシィ11万台リコール」だと!
それによると、対象は2003年4月~09年4月生産車であるという。
つまり、BP/BL型が、それに該当する。
私のBPレガシィ2.0i(5MT)は、2005年式。
なんと、どうやら、リコール対象ではありませんか・・・(^^;
該当箇所は、フロントサスペンション。
嗚呼、昨年の「タカタ製エアバッグ」に続き、またしてもリコールとは!
購入後11年も経過し、その間は何ら問題なく健やかに過ごしていたマイレガシィだったのだが・・・
だがしかし。
どうやら、「2003年4月~09年4月生産車全て」がリコール対象ではない模様。
ピロンさんの情報を元に、スバルディーラーさんに電話で確認したところ、リコール対象は「ビルシュタインダンパー装着車」に限られるので、我が家の2.0iは対象外であることが判明。
ああ、ほっと一安心である。
耳寄りな情報を教えてくれたピロンさんに、感謝いたします。ありがとうございました!
今回の試乗会には、ニータ氏が昨年11月に購入した「初代SX4」で向かった。
まずは、ラゲッジスペースのチェック。
この時季の札幌。スタック脱出用のスコップと、解氷ウオッシャー液は、必需品である。
そして床下には、しっかりとスペアタイヤが!
この点は、AAAですネ(^^)
がっしりしているというか、しっかりと造られている感じの、このクルマ。
そこはかとなくヨーロピアンでエスプレッソである。
インパネ中央上方には、スピーカーのように穴が空いたパネルがある。
これについては、ニータ氏曰く、「ここからは音は出ていないみたいだし、これは一体なぜこんなデザインなのか、謎なんです!これは何なのでしょう?ホワイ!」と、悩んでいる様子であった。
ウエストラインが低く、解放感がある眺め。
だがしかし。
ニータ氏によると、Aピラーの立ち方及びA’ピラーの存在が邪魔をして、右左折時に歩行者を隠してしまうことがあるため、首振り確認をしなければならない点が、難点であるとのことであった。
スイッチ式のFF⇔4WD切替スイッチ。
ニータ氏曰く。今の札幌の路面状況においては「おおむねAUTOモード」でOKだが、時と場合によっては駆動力が逃げてしまうので、「LOCKモード」の出番も少なくはないとのこと。
また、前席左右に配されたシートヒーターは、朝に車内が冷え切っている時にも、即座にお尻を温めてくれる模様。
冷え性の女性に、うってつけの装備でありましょう。
カーテンエアバッグが装着されている点に、「フィアット・セディチ」という欧州車との血縁を、強く感じる。
斜め後方を振り返ると、ピラー類ががっしりと太いのに驚く。
だがしかし、視界そのものは、おおむね良好。
尾車氏が助手席に座ると、その後ろに佇んでいた私のニースペースは、ほとんど無くなってしまった。
決して広々した空間ではないが、ヘッドルームは十分で、車内上半分はベージュ系の明るい配色なので、居心地は悪くない。
スズキ初代SX4。
このクルマは、我々取材班のような類の人種にとって、ココロに響くドライバーズカーである。
21世紀に入ってからのスズキ車は、とても良い。これ、ホント。
その日。最後に我々取材班が試乗させていただいたのは、日産の「ノートe-POWER」だった。
グレードは「e-POWER X」(税込車両本体価格198万3960円)である。
ラゲッジスペースは、必要十分の広さ。
開口部は掃き出しではないが、まあまあ使いやすそうではある。
床下には、「電装品用バッテリー」と、「工具類」「タイヤ応急修理キット」が、収納されている。
言わずもがなかもしれないが、私がマストと考える「スペアタイヤ」の用意は、無い。
そして「駆動用のバッテリー」は、運転席&助手席の下に、配されている。
さて、エンジンを掛けてみる。
エンジンは「駆動用バッテリーの充電のみ」に稼働し、車輪の駆動はモーターで賄うとのことである。
それゆえか、タコメーターは装備されていない。
シフトレバーは、ジョイスティックというかマウス的形状で、そこはかとなくEV気分を演出する。
「スマート・ルームミラー」と呼ばれるバックミラーは、「通常ミラー」と「車両後部に取り付けられたカメラ映像」とを切り替えられるようになっている。
「カメラ映像」に切り替えると、後席に人が乗っている時にも後方をクリアに確認できるのだという。
また、そこには、上空から自車を俯瞰したように映し出す「インテリジェントアラウンドビューモニター」の画面も表示できるのである。
なんというか、今が21世紀であることを、しみじみと感じさせられた。
Aピラーの傾斜が強いため、A’ピラーがそそりたち三角窓風になっているのは、21世紀のクルマに多く見られる傾向である。
とはいえ、前方視界は決して悪くはない。
走り出すと、駆動用バッテリーがイイあんばいの重しとなっているのか、しっとりと落ち着いた乗り味。
ステアリングもインフォメーションがしっかりあり、そこはかとなくフランス車フィールというか、きわめてナチュラリーである。
トルクフルでかつシームレスな加速は、モーター駆動ならではの面白さ!
BMW・i3のごとく、スロットルの開閉のみで、ブレーキを使わずに減速できる「ワンペダルドライブ」も可能。
セールスマン氏によると、その減速Gの強さに応じて、ブレーキランプもしっかり点灯するとのことである。
なお、充電専用に働くエンジンは、黒子のごとく決して目立つことはないが、今回の試乗ではほぼ全域で稼働していた。
日産のホームページでは、このクルマを「電気自動車」に分類しているが、それはいくらなんでも大風呂敷というか、プロパガンダではなかろうか。
ガソリンを入れて走るこのクルマは、まごうかたなき「ハイブリッド車」であると、私は思う。
とはいえ。
まっとうなスタイルとパッケージングを持つこのクルマは、私個人は、ビジーなデザインで後方視界の悪いプリウスよりも、ずっと好みである。
ハイブリッドとしては、価格的にもお買い得感のある、「ノートe-POWER」。
ノートというブランドが、現在ベストセラーに迫る売り上げであることに、私は、納得した。
スイフトに試乗させていただいた後。
我々取材班3名は。遅めのランチを摂ることに。
ガストを訪れたのは、13時24分であった。
13時26分に、すんなり着席。
私がオーダーしたのは「オムライスビーフシチューソース」(税抜649円)である。
これは、税込だと700円になるのだが、メニューにその表示が無いのは、不親切だと思う。
ひょっとしたら、消費税が10%に上がった際に「メニューを作り直すコスト」を掛けないようにとの、経営上の思惑があるからなのかもしれないが・・・
そんなことをつぶやきながら、待つこと12分。
それはウマそうな香りとともに、目前に供された。
しっかりと大きなビーフは3片!
それに、デミグラスソースとクリームを絡めつけていただくひとときは、まさに幸せの骨頂である。
黄色い卵のベールを剥がすと、赤いケチャップライスが、恥ずかしそうに待っていてくれた。
そこにデミグラスソースを加えて、お味の変化を試すのも、また一興。
13時48分に、幸せなランチの終演。
育ちざかりの私にとって、量的には若干の物足りなさがあったものの、これが税込700円でいただけるのであれば、文句をいう筋合いはない。
あなどれません、ガスト。
トヨタ・C-HRに感心した後。
協議の結果、我々取材班はスズキのお店に向かうことに。
お目当ては、クルマ好きなら着目せずにはいられないスポーティコンパクトである、スイフト。
最近フルモデルチェンジして新型となったそれを、この目と、この指と、この足と、このお尻で、感じたかったのだ。
試乗させていただいたグレードは、「HYBRID RS」(1.2L/4WD/CVT/税込車両本体価格184万5720円)だった。
そのインパネは、スポーティーかつ、非常に高い質感!
緻密な感じの2連メーターに、3連式空調ダイヤル。
まさに、私好みを絵に描いたような感じである。
走らせてみると、全体が醸し出すがっしり感が、ハートに火をつける。
ステアリングは、中央にどっしりと据わり、そこはかとなくドイツ車フィール。
クルマの動き自体は非常に軽快で、スイスイ&キビキビと、走る。
それゆえか。その乗り心地はけっこう粗めで、エンジン音やロードノイズ等の遮音にも、無頓着な感じ。
私個人の感想では、同社の「アルト ターボRS」に、非常に近いイメージである。
この21世紀。
日本車は燃費やスペースユーティリティ重視のクルマが多くなり、かつての「ボーイズレーサー」的なクルマはほぼ絶滅状態となってしまった。
だが、このスイフトは、古き佳き時代のやんちゃさを、今も残している。
このクルマは、国産他社のクルマとははっきりと違う道を行き、粗削りながらも存在感を放っている。
私があと20歳若かったならば、日本車で選ぶのは、このスイフトだ。これ、ホント。