所用で岩見沢まで行った。上幌向駅を通過した時に目に留まったのが、この看板。
「かあちゃんのラーメン屋」・・・数年前に、北村の田舎フェスティバルで食べた、あの激ウマラーメンと、同じ屋号じゃありませんか!
10時52分。お昼にはまだやや早かったが、暖簾が出ていたので、そそくさと入店。
営業時間は、基本的に午前11時から午後3時までで、土日祝祭日は午後6時30分までやっている模様。定休日は、無いと思われる。
「ラーメン」「天婦羅」「うなぎ」がメニューの3本柱である。
ラーメンは、三味とも500円!このリーズナブルさは、嬉しい。
10時55分。私は当然ながら「醤油ラーメン」を注文。
なお、このお店は「代金前払いの完全セルフサービス制」で、ラーメンが出来あがったらそれをカウンターまで取りに行き、代引きで受け取るシステムなのだ。
11時01分。店主さん(オジさんだった・・・)に呼ばれて受け取った、この醤油ラーメン。
見た目は、きわめて昔風の、端整なルックスである。
しかしながら、この小林製麺の麺は、プリプリ感・モチモチ感・茹で加減ともに秀逸で、極めて現代的な元気の良さを持っている。
そして、このスープ。オーソドックスな味わいながらも、油膜がしっかりと張っていて、最後まで冷めない。それでいて、けっして油っぽくギトギトではないのが、見逃せないチャームポイントである。
質感の高い麩は、スープに浸して柔らかくしてから、いただこう。
なるとがダブルで入っているのも、地味ながら嬉しいポイント。
そして、このチャーシュー。柔らかく、ホロリと口中でとろけるタイプである。
このあたりも、いわゆる「昔風」ではなく「現代風」の趣きである。
11時10分に、完食いたしました。
いやあ、この「かあちゃんのラーメン」。見た目は昔風ながらも、素材をひとつひとつ見ていくと、現代のウマいラーメンのエッセンスが取り入れられていて、まさに「ネオ・クラシック」と表現できるだろう。これがワンコインでいただけるとは!
「日本一うまい」かどうかはさておいて、石狩平原スキー場のラーメンと並んで、私のもっともお気に入りの醤油ラーメンが、この「かあちゃんのラーメン」である。これ、ホント。
エースコックのカップめん「丸ごとトマト1個分 トマトカレー」が旨そうだったので、そそくさと購入。
原材料に「トマト」の文字が見当たらないのが、やや謎めいているが・・・
別袋は粉末スープが2種。
「かやく入り粉末スープ」は、イエローのカレーパウダー。単なる「粉末スープ」の方は、レッドのトマトパウダー、という棲み分けがなされている。
そのスープは、7対3くらいでトマト味が勝っており、カレーはどちらかといえば隠し味に近い役割。
具はそれなりに入っているのだが、開口部の面積が大きいためか、見た目は貧弱である。この辺は、日清のカップヌードルシリーズのように「具がフタをする感じ」を見習ってほしいところだ。
とはいえ、トマトとカレーの相性がバツグンにイイことを、この製品は教えてくれた。
今後の自炊生活に、この組み合わせを、必ずや活用したいと思う。ごっつあんでした!
「浜益黒毛和牛ももステーキ」で、連夜の豪華絢爛ディナー。
ご覧の霜降り具合!私のハートの鼓動は、激しくビートした。
まずは1日目。ピーマンと共に焼き上げる。
味付けは、伊藤ハムの「本わさびドレッシング」。
単身赴任の私の強力なパートナーである「炉ばた大将 炙家」で、じゅじゅっと焼き上げる。
網目の焦げ付き具合も、実にイイあんばいに、仕上がった。
ナイフを入れると、それはまさしくミディアム・レア!我ながら上出来の焼き加減である。
だが、惜しむらくは、選択した「わさびドレッシング」が、若干オイリーだったこと。
それが、肉自体から溢れ出る脂分と融合し、かなり脂っぽくなってしまった。
それを踏まえて、2日目は、シンプルに「塩・コショウ」でいただくことに。
やはりお肉自体の旨味を堪能するには、この喰い方がベストであろう。
付け合わせは、「ラップでくるんでレンジでチン」した、ジャガイモ。
いやあ、やはり、塩・コショウは、王道である。
お肉のじゅわっとした脂身を、適度なしょっぱさ&辛さが、ナイスサポート&アシスト。
贅沢を絵に描いたような、幸福な連夜の豪華絢爛ディナーであった。
なんとなく、足の親指の付け根が、疼くような気が・・・(^_^;)
今年の8月後半の石狩地方は、高温多湿である。
じめじめと湿っぽい天気が続き、レガシィ2.0i(5MT)の瞳も、なんだか曇りがち。
さて、8月12日~25日の間の燃費です。
自宅と単身赴任地との往復が主だったので、燃費計数値は15.2km/Lと、なかなかの数値。
いつもエアコンをキンキンに効かせていたため、この約2週間ではクルマの中が一番快適でした。
満タン法では、321.2km/22.61L≒14.2km/L。
燃費計とは1km/Lの乖離があったとはいえ、カタログ上の10・15モード燃費14.0km/Lを越えました(本年5度目)。
レガシィ2.0i(5MT)。手前味噌ですが、燃費と走行性能のバランスが取れた、極めていいクルマです。
先週の土曜日は、ニータ氏と昼食を共にした。
立ち寄ったのは、札幌市白石区の「じぇんとる麺 札幌北郷店」。
11時20分に、そこに入店。
11時21分。種々のメニューの中から、フラッグシップと思われる「室蘭カレーらーめん」(690円)をご注文。
11時26分。それは適正かつ迅速に、カウンターに運ばれた。
そのカレースープは、いわば「日清カップヌードルカレーのプレミアム版」とも表現できるモノ。
とろみとまろみと辛味が黄金比でバランスされており、極めてウマい!
また、プリッとした中太ちぢれ麺が、そのスープを実に良く拾い、実にデリシャスである。
私はここで、その麺の長さが、通常より短いことに気が付いた。普通は「ズルズルズルッ」となるところだが、ここの麺は「ズルズルッ」で終わってしまうのだ。
この件について、帰りの車中でニータ氏と協議したところ、氏はかなり核心をつく見解を述べた。
「それはねぇ、麺が長いと、麺に絡んだカレーが衣服に飛び散って汚れてしまうから、カレーラーメンはあえて短めの麺なんだヨ!カレー以外のラーメンの麺は、おそらくもっと長いハズさ!」と。
なるほど!今回の氏の意見に、私は激しく同意し、大きく首肯したのであった。
カレーによく合う、肉厚のバラチャーシュー。身は柔らかく、脂分はとろけながら、私の口中をシアワセ感で満たす。
そして11時36分。いつものように完食です。
「じぇんとる麺」。極めて満足のランチだった。次回は、普通の「みそ」か「しょうゆ」をオーダーし、その麺の長さを確認してみたい。
ニータ氏の発案で、アクセスサッポロで開催された「オールニューカーフェスタ」に行ってきた。
なんでも、国内8メーカーの新車が大集合し、「体感試乗車」の数はなんと88台とのこと!
クルマ好きのはしくれである私としても、これは行かないワケにはいきますまい。
会場内で、ひときわ目立っていたのは、やはり、この「ピンクのクラウン」。
サテンホワイトパールの「BRZ」も、会場の主役の1台であった。
まず私が試乗させていただいたのが、最近マイナーチェンジした「スイフト」である。
「デュアルジェットエンジン×エネチャージ搭載」で、1.2L以上のガソリン車でトップの低燃費26.4km/Lを達成したという、XG-DJE。税込車両本体価格は157万6050円。
このグレードは、エネチャージ搭載車の中の底辺グレードなので、ステアリングはウレタンである。
エネチャージ搭載車のメーターパネルは、まるでハイブリッド車のような意匠に変更された。
スポーツ心溢れるスイフトらしく、一応、タコメーターは残された。ただし、左端のバー状のそれは、非常に見づらいが・・・
以前に乗ったスイフトは、非常にがっしりと剛性感にあふれる、ドイツ車っぽいイメージのクルマだった。
だが、今回の試乗車は骨太感が薄れ、全体がなにか軽くなったようで、ステアリングの手ごたえもやや希薄であった。それは、履いているエコタイヤ(エコピア)の影響かもしれない。
加えてスイフト全車は、軽量化のためにスペアタイヤを廃止し、すべてパンク修理キットに置き換えてしまった。
まあ、時代が燃費にシフトしているとはいえ、今回のスイフトのマイチェンは、私個人にとっては後退といえるかもしれない。
とはいえ、5MT車を残してくれた点については、小さな拍手を贈りたいと思う。
ニータ氏の試乗1台目は、XVハイブリッド。
その上質な乗り味と、高めのアイポイント&取り回ししやすいサイズに、フリーランダーを普段の足とする氏は、大いに感銘した模様。
私の試乗2台目は、三菱ミラージュ。試乗車の税込車両本体価格は128万8000円である。
レモネードイエローメタリックのカラーが、目に眩しい。
ミラージュで残念なのは、カラーは派手なのだが、スタイリング自体が無国籍で、地味で、華やかさに欠けることか。
1978年に初代ミラージュが登場した時、実に未来的なイメージがあって、当時小学生だった私は小さな胸をときめかせたものだったのだが・・・
メーターパネルは簡素でシンプル。だが、ブラック&アイボリー内装の色遣いは上々で、インテリア全体の印象は、そう悪くない。
このクルマは昨今流行のタイ製である。まあ、フォード・フォーカスもタイで作られているこのご時世。このミラージュも、いたって普通に走り、日本製のクルマとほとんど遜色は無い。
いわゆるリッターカーとなった、このミラージュ。JC08モード燃費は27.2km/Lと、コンベンショナルな1000cc3気筒エンジン車としては、極めて優秀である。
ただ、CVTに関しては、「アクセル完全オフの減速後、再加速しようとスロットルを踏み込んだ際に、若干滑り感≒もどかしさがあった」ことを、一応記しておこう。
SUV好きのニータ氏の2台目の試乗車は、エクストレイル。
登場してからだいぶ経つが、今も魅力的なデザインである。
噂では、次期モデルはデュアリスと統合されて、かなりスタイリングのイメージが変わる模様。
このカタチが好きなら、今こそ買うべきクルマなのかもしれない。
そして、燃費&環境性能に優れるクリーンディーゼルエンジン。
アイドリングは「うるさいガソリンエンジン車」とそう変りなく、振動も、無いとは言えないが、スルーできるレベル。
同乗したセールスマン氏も、このクルマがディーゼルなのかどうか、あらためて再確認していたほどであった。
当初はMTのみで登場したエクストレイル・ディーゼルだが、今ではATも追加されている。
このクルマ、ダークホース的な存在で、なかなかの買いだと思う。
私の3台目の試乗車は、日産と三菱が共同開発した軽自動車。
デイズ・ハイウェイスターである。税込車両本体価格は、149万7300円。
ミラージュよりも、20万円以上、高い!
私個人の趣味としては、日産の「ハイウェイスター系の怒り顔」は、好みではない。
そのメーターパネルの質感は、率直に言って、ミラージュよりもずっと上である。
しかも、汗っかきの私に嬉しい、本革巻のステアリング!
まあ実際、価格も、高いんだけどネ・・・
実際に操作してみたが、やはりこのタッチパネル式の空調コントロールは、やや問題アリだと思う。
いじるなら、クルマが止まっている時に限られる。「手さぐり操作性」は、無い。
だが、このクルマの走行フィールは、なかなか悪くないものであった。
試乗中に大雨が降ってきて、瞬く間に道路が冠水したのだが、そんな中での直進性というかスタビリティは、非常に良かった。
加えてCVTの制御も自然で、三菱には申し訳ないが、ミラージュより「いいクルマ」に思えてしまった。
まあ、ミラージュよりも価格が高いから、当然なのか・・・?ううむ。
クルマの前後左右に取り付けられたカメラでの画像を合成して、まるでクルマを上空から俯瞰するかのように映し出す「アラウンドビューモニター」。
いやあ、人間の英知は、とどまるところを知らないものですネ。
ニータ氏の3台目の試乗車は、またしてもSUV。
トヨタのコンパクトSUV、ラッシュである。
5ナンバーサイズに収まる5ドアボディで、1600ccエンジンを縦に積む、本格的SUV。
氏と私がかつて乗っていた「エスクード・ノマド」と、非常になり立ちの近いクルマである。
そのアイポイントの高さ、ドライビングポジション、取り回しのしやすいサイズ。
ニータ氏はいたく感激し、「フリランから乗り換えてもいいかも!」と口走っていた。
私が最後に試乗させていただいたのは、さらにコンパクトなSUV。
世界各地で活躍する、硬派クロスカントリー4駆。それが、ジムニーだ。
試乗車の税込車両本体価格は、152万4600円。しかも、5MTというのが、非常に嬉しい。
軽自動車としては高価格だが、このクルマをそれらしく使いこなす人にとっては、むしろリーズナブルなのかもしれない。
グレー基調に、赤のアクセントが散りばめられたインテリアは、なかなか魅力的である。
その乗り味は、無骨なところは何も無く、かつて私が乗っていたエスクードよりも、むしろソフィスティケートされている。
高速直進性は試していないので分からないが、街乗りには十分使えそうだ。
加えて、5MTを駆使して走る楽しさは、これまた近年ではなかなか得られないモノ。
スズキというメーカーが、このクルマをしぶとく作り続けていてくれること自体が、日本の財産といっても過言ではない。
そして、試乗するごとにいただける抽選券でGETした戦利品が、亀田製菓のお菓子詰め合わせ×3袋である。
しばらくは、おつまみに、こと欠かなさそうだ。うっしっし。
本屋に立ち読みに行って、購入してしまったのが、この「ドライバー」誌である。
レガシィ弟分の新型車?車名は「レヴォーグ」!
そのネーミング。なんだか、「レンジローバー・イヴォーク」を連想してしまう。
素直に「インプレッサ・ツーリングワゴン」とすべきではないかと・・・
とはいえ、現行BRレガシィが肥大化してしまった今、BP乗りの私には、大いに気になる存在のクルマである。
MTの設定があるのならば、次期愛車候補の筆頭である。これ、ホント。
1985年。「街の遊撃手」というキャッチコピーと共に、颯爽とデビューした、いすゞ・FFジェミニ。
当時はホンダ車好きの高校生だった私だが、このCMには度肝を抜かれた。
カタログに「FF」と大きく謳われているのは、FRの初代ジェミニが、しばらくの間併売されていたからである。
CMは派手だったが、そのボディデザインは、けれんみなく清潔感に溢れていた。
小さいながらも、面の張りがいい、つややかなボディ。
初期型の角目ライトの造形は、生真面目で大らかな叔父さんのようで、実に好もしい。
「ターボディーゼル車」がラインナップされていたのは、この当時のいすゞ車の大きな特色。
リヤスポイラー等で武装すると、そこはかとなくスポーティ!
忘れちゃいけないのが、この3ドアハッチバックの存在。
「セイシェルブルー」のカラーが、目に鮮やかだ。
テールゲートの傾斜角度や、リヤサイドウインドウの造形は、あの名車「初代ピアッツァ」を彷彿とさせる。
このクルマ、そこはかとなくヨーロピアンで、なんともカッコいい。
当時のいすゞのクルマは、他の国産車とはまったく違う立ち位置にあって、魅力的だった。
4ドアセダンの、ごく短く突き出たトランクリッド。
こういうデザインのクルマは、当時の日本車には無い、きわめて斬新な試みだった。
当時の私には、そこがなんとも知的で、カッコよく見えた。
モダンで、デザイナーの存在を感じさせる、そのインテリア。
メータークラスターの左右に配されたスイッチ類は、初代ピアッツアとの血縁を感じさせる。
モダンファニチャー感覚の「ニューテックシート」。
クッション部分を分割ブロックで構成するという、この斬新な処理。
「シートにかかる体の重みが、各ブロックに適度に分散されるため、特に長時間走行中、同じ姿勢をとり続けても疲れにくいというわけです」・・・とのこと。
その効果は実際どうだったのだろうか?その後、シートにこの手のデザインを採用したクルマがほぼ皆無であることを鑑みると・・・ううむ。
また、リヤのシートベルトは2点式でしかない。これも、時代ですネ。
収納スペースは極めて豊富に用意されており、日常の使い勝手も悪くなさそう。
3ドア・4ドア車双方に「分割可倒式シート」を装備。
スキーや釣り等のレジャーに、大いに重宝したであろう。
エンジンは3種のラインナップ。「1500ガソリン」「1500ターボディーゼル」「1500ディーゼル」である。
特に興味を魅かれるのは、やはりターボディーゼル。グロスで70psを発揮し、「60km/h定地走行燃費」は33.5km/Lとのこと。
ちなみに、この当時。雑誌等では「60km/h定地走行燃費÷2=実用燃費」と言われていたので、リッター16km以上は走ったのだろうと推測される。
先進の2ペダルMT「NAVi-5」。カタログには「コンピュータ制御のドライビングロボットが、人間に代わってクラッチ操作やギヤチェンジなどのシフトコントロールを、つねにベストタイミングで行います」と謳われている。
だがしかし、この機構がその後定着せず、消滅してしまったことを思うと・・・その効能には疑問符が付く。
とはいえ、一度、この「NAVi-5」付のクルマを運転してみたいものだ。現存するクルマは、もう無いかもしれないが・・・
マクファーソンストラット式のフロントサスペンションにより、「滑らかな走りとキビキビした走りの両立」を実現したという。
ちなみに、リヤサスペンションは、ISUZU独自の「コンパウンドクランク式独立懸架」だったそうだ。
C/Cは最上級グレード。5MTと3ATが選べた。
セダンのボディカラーは6種で、インテリアカラーは3種。
3ドアは、ボディカラー5種&インテリアカラー2種である。
なかなか練られた構成の色使いで、これもまたこのクルマの大きな魅力だった。
NAVi5搭載車は、若干ボディカラー&インテリアカラーが絞られる。
また、エンジンはガソリンのみで、ディーゼルは選べない。
C/Cは、ターボディーゼル仕様も選択可能。
トランスミッションはやはり5MTと3ATだが、ターボディーゼルの3ATはロックアップ付にグレードアップされる。
T/T及びD/Dは廉価版。シートは凡庸なデザインになり、ボディカラーの選択肢はかなり絞られる。
それでも、T/Tに「ライトニングイエロー」という派手なカラーをあえて設定するあたりが、いすゞの真骨頂であると言えましょう。
装備の数々。多彩なポケッテリアが嬉しい。
マップランプ手前には、オイル交換時点等の走行距離数等を記録しておく「メモリーダイヤル」なる奇特な装備が付いている。
3ドアハッチバックのC/Cには、「スーパーワイドプロテクター」が装着される。ドアのキズ付き防止&2トーン風カラーへのドレスアップという、一石二鳥の装備だ。
また一応付け加えておくと、テンパースペアタイヤは、当然ながら全車標準装備である。
そして、多彩なオプションの数々。
中でも異彩を放っていたのが、この「サウンドプレイボックス」!
スピーカーとヘッドホーンでそれぞれ別の音楽ソースを楽しめる上に、マイクミキシング(≒つまり、カラオケ)もできるという優れモノ。
ドライバーのお父さんはAMラジオを聴きたいが、娘はサザンのカセットを聴きたい。そんなシチュエーションで活躍したのだろう。
この、FFジェミニ。スペック的には際立ったものは何も無く、きわめてオーソドックスな成り立ちのクルマだった。
だが、やはりそのデザインが、小洒落ていた。
特に、全長4035mm×全幅1615mm×全高1370mmに過ぎない、ショートなセダンのスタイルが、イイ。
CM展開も含め、イメージで売ったクルマである。その辺は、2代目プレリュードと共通するものがあったと言えましょう。
1987年。このジェミニは最初のマイナーチェンジで、私の大好きだったフロントマスクに手をつけてしまい、なんだかツリ目の怒り顔になってしまう。
この方が幅広でかつノーズが低く見えることからか、一般的には受けたようで、ジェミニのセールスはさらに上向いた。
だが、私個人としては、初期型の柔和なフロントマスクの方が好きだったなぁ・・・
なお、上の写真は’89年の2度目のマイチェン後のもので、サイドマーカーの位置がフェンダーに移されている。
追加グレードの「ZZハンドリング・バイ・ロータス」の存在は、魅力的であった。
ベレットGTRから継承された、いすゞのスポーツマインドが、そこにあるという。
この、ブリティッシュグリーンマイカのカラー!英国紳士にも似合いそうだ。
エボニーブラックの3ドアは、まさしく「ミニ・ピアッツァ」!
トルーバーブルーも、決して悪くない。
黒基調の、スポーティなインパネ。本革巻のステアリングは、手のひらの汗を吸収し、それがぬるぬるになるのを防いでくれる。
そして、お約束のレカロシート。
NETで135psの1600DOHCエンジンは高回転型で、最高出力を7200rpmで発揮!
ちなみに同時期のホンダの1600DOHCエンジン(ZC型)は、130ps/6800rpmにすぎない。
余談だが、その後ホンダは’89年4月に、B16A型VTECエンジン搭載のインテグラをリリース。170ps/7800rpmというとてつもないスペックで、他社を大きく引き離すのであった。
F1でも、絶好調だった時期ですねぇ・・・(遠い目)。
そして、LOTUSチューンの、脚回り。
これについて徳大寺有恒氏は、著書の「間違いだらけのクルマ選び」の中で、「ハンドリングくらい自分でおやんなさい」とクギを刺していたが・・・
ZZハンドリング・バイ・ロータス。その小さいサイズにもかかわらず、非常にイメージの高いクルマであった。
現在で言えば、スイフトスポーツあたりが、最も近い立ち位置に居ると言えましょう。
バブル期の日本車は、本当によりどりみどりで、多種多様なクルマが存在していた。
ユーノス・ロードスターが登場出来たのも、バブルの恩恵だったと言えよう。
そして、いすゞというトラックメーカーの産みだす乗用車は、大衆に媚びない孤高のイメージと、独自のセンスの良さを持っていた。
小学生の頃から「自称クルマ好きだった私」は大学生になって初めて、そのことに気が付いたのだった。
いすゞが乗用車メーカーとして成り立っていたあの頃。本当に、いい時代だったのだ・・・
日清の「レッドシーフードヌードル」でのランチ。
なんか、以前にもこんな製品があったような気もするのだが、あまり深く考えずに購入。
別袋無しでお湯を注ぐだけでイイという手軽さが、カップヌードルシリーズの昔からの美点である。
原材料で目を惹くのは、やはり「かに」の存在。
そして3分後。バラエティーに富んだ具材がフタをするかのような出来あがりが、喜ばしい。
赤唐辛子・黒胡椒・キムチの、絶妙なトライアングル。決して暴力的ではなく、適正にしっかりと辛い。
まろやかな「とんこつベース海鮮チャンポン系」の基本スープの味が、壊されずに活きているのだ。
さすがは王者日清。落としどころを掴むコツを心得ている。コレ、また買おう。
先日の函館旅行で、妻が地味に購入していたのが、この「函館いかせんべい」である。
それは(株)ムロタという企業の製品。
湿気に強い個包装である点が、蒸し暑い夏の夜に、有り難さを感じさせる。
「パリッと感」よりは、「しなっと感」が強く、それはイカの食感を再現しているがゆえなのだろう。
イカ風味に溢れ、しかもピリ辛。それはおやつというよりは、秀逸な酒の肴!思わず「イカ踊り」したくなるほどだ。
ああ、函館。また行きたいなァ・・・
近所の商店で350円で購入したのが、この「網焼レバー」である。
製造者は「庄内ミート」という、山形の企業。
賞味期限は来年の7月17日だったのだが、「要冷凍」の製品が既に解凍状態だったため、手早く食することに。
既に加熱処理された製品だが、ピーマンと共に中華鍋で炒めて食してみた。
レバー自体の歯ごたえ・柔らかさは上々で、甘じょっぱいタレの味が絶妙!
私の不安を払拭し、なおかつ期待値を大きく上回る、ベリーナイスなディナーであった。
地球温暖化を実感せずにはいられない、蒸し暑い今年の夏。
そんな日のランチは、やはり「ぶっかけうどん」が似つかわしい。
食品庫から取り出したのは、五木食品の「くまモンのぶっかけうどん 辛みそ」である。
生タイプのうどん・かやく・液体つゆの3種から成る、この製品。
基本的な待ち時間は1分なのだが、お湯を捨てたり冷水で冷やしたりする手間があるので、アウトドア向きの製品ではない。
とはいえ、そのお味は、極めて秀逸!
味噌とラー油が融合し、坦々テイストのおつゆ。
もっちりしたうどんと、あげ玉のサクサク感とのコントラストが、お口の中で幸せのハーモニーを奏でる。
実にウマかった。是非、また買おう。
まずは、ノーマルな「コールド大関」。
アルコール度数は、通常の日本酒の約半分の7%である。
スッキリとした甘さで飲みやすく、グイッといける。なぜ今までこのような製品が無かったのか、不思議に思う。
まあ、日本酒を「缶」で呑む行為自体が、若干情緒に欠ける点は否めないが・・・
続いては、「コールド大関スパークリングホワイト」。アルコール度数は6%と、さらに低め。
それを美味しくいただくには、上の図のような儀式が必要である模様。
だが、すでに酔っ払っていた私には、そのような手順は不要。
缶をプシュッと開けて、そのままグイッといただいた。
そのお味は、まさに「アルコール入りカルピスソーダ」!
若かりし日に、焼酎をファンタレモンで割って飲んだ日のことを思い出した。
青春の味である。女性にも、オススメです。多分・・・
サタデイ・ナイトは、「ジャパニーズレストラン晴ル風ヤ」で、フィーバーした。
メンバーは、ニータ氏・尾車氏・エスちゃん・私の、計4名。
主に、エンジン縦置きと横置きのメリット・デメリットについて、議論を深めた。
この、怒涛のメニューの数々!18時30分に、喰いまくりの夕べは開宴。
お通しは、豪快なザンギと、柔和な煮物。
ガツンとウマい、千太郎コロッケ。
繊細な脂がとろけるような、生本まぐろ赤身。
ニータ氏の大好物、とうもろこしかき揚げ。
私のオーダーは、いわしクジラ。
尾車氏は、手羽元コンフィ焼きに、かぶりつく。
黒豆チーズ&いぶりがっこクリームチーズは、もはや欠かせない定番おつまみ。
個人的に最もストライクだったのが、砂肝コンフィ&ザーサイ。
ほかではなかなか味わえない、オンリー・ワンの逸品だ。
かつ・シャウエッセン・サラダにて、この日の宴は満腹で完了。
飽食の、暑い夏が、過ぎてゆく。
ハートはいつもレッドゾーン。やはりエンジンは、縦置きに限りますネ。
その日も蒸し暑かったので、ローソンで168円で購入のマルコメ 「つきぢ田村監修 [鯛入り]冷や汁の素」でのランチ。
スペックを確認すると、真鯛以外にも、かつおや昆布の魚介系ダシが満載!ヘルシーかつウマそうだ。
キューブは同じモノが2つ入っているが、これで1人前である。
状況によっては、キューブを分け合って、2人で食することも可能。フレキシブルに活用できそうだ。
繊細な旨味のだしに、しっかりと存在を主張する真鯛。
みつば・ねぎ・しそ等の香味野菜がアクセントとなり、自宅に居ながらにして料亭気分。
これで168円とは!そのCPは、極めて高い。下手なカップめん買うよりも、ずっとイイ。
夏が終わらないうちに、是非、また喰おう。