世間的には10連休である、GW初日の4月27日(土)。
予定しているグランドツーリングに備え、マイレガシィを給油した。
未だにスタッドレスタイヤを履いている、2005年式レガシィ2.0i(5MT)。
しかしながら、路面状況が良くなり、基本的にエアコン不使用だったこともあり、4月6日~27日にかけての燃費計数値は、12.3km/Lと、まずまず良好。
満タン法でも、460.6km÷40.07L≒11.5km/Lと、まあ納得の数値でありました。
そして、翌日4月28日(日)。
我々夫妻は、朝5時に起きて、今回の目的地である「襟裳岬」方面へと向かったのである。
マイレガシィのラゲッジにいわゆるひとつの「温泉セット」を積んで、いざ出発🚗
朝6時過ぎの気温は、なんと、たったの、2℃🐧
ちなみに、マイレガシィは、タイヤ交換のタイミングを逃してしまい、未だスタッドレス装着だったりする(^^;
まずはローソンに立ち寄り、腹ごしらえ。
私のチョイスしたおにぎりは「大きな焼き鮭ハラミ」&「イベリコ豚」。
具がしっかりと大きいそれらで、しっかりとエネルギー補給し、GWグランドツーリングへと旅立った🚗
自宅~当別~江別~南幌~長沼を経由し・・・
7時25分に、「サーモンパーク千歳」にて、🚻&🚬。
道の駅「むかわ四季の館」についたのは、8時21分。
「ししゃもねこ」&「むかわ竜」の、ゆるキャラが、ほほえましい😄
9時56分に「三石海浜公園」での休憩をはさみ・・・
11時07分に、今回の最大の目的地である「えりも うに祭り」の会場に到着🚗
「うに」といえば、積丹を筆頭に「日本海側の海産物」というイメージが強いが、日高昆布を主食とする「えりものうに」は、身が大ぶりで甘くて美味しいのだという。
ココで、「春うに丼」を食し、8個入り1000円の「殻付うに」をGETしようと目論んでいたのだが・・・
あろうことか。会場到着時点で「春うに丼」は完売し、「殻付うに」は「整理券配布済み」で、我々夫妻の目論みは花と散った。
嗚呼、痛恨の、リサーチ不足(涙)
まあ、我々夫妻の到着時点で、すでにこの賑わいようである。
このお祭りで、札幌在住の我々が「春うに」にありつくためには、前夜から現地に泊まりこみでなければ、無理かもしれない(^^;
そして、この「うに祭り」会場で購入したのは、結局のところ「たこ飯」2個であった🐙
しかしながら。
クルマで5時間も掛けて、せっかく「えりも」までやって来たのだ。
やはり、ココで「春うに」を喰わないワケには、いきますまい。
リサーチの結果、「いさみ寿し」にて、「うに丼」を食すのが最善策ということで、我々夫妻の意見は一致した。
11時36分に、そこに出来ていた行列に並ぶ。
11時49分に、ようやく店内へ。
水槽内の毛ガニさんやマツカワガレイさんに歓迎を受ける。
そして、小上がり席に通されたのは、12時ジャスト。
30分待たずに着席できたのは、やはり、うに丼は調理に時間が掛からず、お客さんの流れがスムーズだったがゆえでありましょう(^^)
ちなみに、そのうに丼の定価は、なんと税込4300円❗
この日は「うに祭り」なので、特別価格の4000円で提供されるとのことだったのだが、どっちにしても、高いことは高い💴
しかしながら、妻が。「滅多にここまで来れないし、せっかく来たんだから、食べようヨ😉」と、女神のような言葉を掛けてくれたので、それに甘えることに。
12時08分。まずは「うにスプーン」と「うに醤油」が供され、
主役の「春うに丼」は12時10分に、満を持して登場✨
その、鮮やかなオレンジ色に、食する前から、私のハートはとろけてしまう。
ごはんにまぶされた海苔は、ファイターズの中島卓也選手の如く、地味ながらもしっかりと脇を固める黒子役。
うにの、それ自体の甘みと太平洋の潮味が、ハイブリッドして私の口中に悦びのシャワーを拡散する。
ワサビはそこに、「美しいが手厳しい女性」からの叱責の如く、刺激と覚醒という名のアクセントを添える。
これまでの人生で、うにを幾度となくいただいてきたが、今回食したうには、3指に入る、エクセレントでブリリアントな、美味しさでありました。
海原雄山氏も、きっと、首肯してくれることでありましょう🌊
「春うに丼」で、至福のひとときに浸った後。
我々夫妻は、今回のメイン目的地である「襟裳岬」に向かったのだが・・・
天候に恵まれたGWだったこともあってか、そこは駐車場空き待ちの車両で、長蛇の列❗
12時57分時点の状況が、上の写真である。
そして、13時20分過ぎに、ようやくマイレガシィを駐車場にパークさせることができたのだった。
天候に恵まれたこともあってか。
襟裳岬からの景観は、私の当初の想像を遥かに越える、すんばらしいものだった。
私がこの生涯に見たことのある岬のうちで、その美しさ&壮大さは、紛れもなく、ナンバーワンだ。
そしてそこには、森進一氏のレコード大賞受賞曲「襟裳岬」の、歌碑が。
「えりもの春は何もない春です」
・・・いやいや、えりもの春には、素晴らしい「春うに丼」と、この美しい景観があるじゃないですか❗と、私は思わずツッコミを入れる。
吉田拓郎氏が、森進一氏のスタッフに依頼されて提供したという、この曲。
当初、氏が作って森進一スタッフに渡したデモ・テープは、キャロル・キングをイメージした、ポップス調のアレンジだったという。
なので、出来上がったシングルレコードのイントロ「パーッ パッパパッパー パーパパー」のトランペットを初めて聴いた時、拓郎氏はひっくり返ったそうだ。
いやあ、本当に、ココに来て良かった。
私のプランを受け入れてくれた妻と、この日の好天に、ひたすら感謝である。
時間は13時51分。小腹が減った、我々夫妻。
そこに君臨する「海鮮市場」で提供されている模様の「えりも名物 ミステリーラーメン」は、大いに気になる存在だったのだが・・・
とりあえず、「うに祭り」にて購入の「たこ飯」にて、胃袋の隙間を満たすことに。
この「たこ飯」。たこの旨みエキスがご飯に沁み込み、シャキッとしたタケノコとショウガのジンジャーな刺激がフュージョンし、実にウマかった☀
そして14時27分。妻のリクエストにより、「黄金道路」へ。
当初私は、そこは余市の「フルーツ街道」の如く、「道の名前」かと思ったのだが、実際には「岬の名前」であった。
どうしてそのネーミングが「黄金道路」なのだろう⁉
真相は、謎に包まれている。
そして、帰路の途中。
16時に立ち寄ったのが、「みついし昆布温泉 蔵三」♨
ココで 、長距離運転の疲れを癒そうとのコンセプトなのだ。
入館料は400円と、実にリーズナブル。
16時02分に、いざ入湯。
そのうちのひとつの浴槽には、「だしパック入り昆布」が、プリインストールされていた。
そこに入浴した私から抽出されるエキスと相まって、その湯船がイイお出汁になったであろうことは、想像に難くない🐟
そして16時47分。
湯船から上がった私は、天然のアイソトニック飲料とされる「牛乳」にて、水分補給。
ココロもカラダも潤った我々夫妻は、17時21分に、帰路についたのだった。
太平洋に沈む落陽。
日本海には凛とした荘厳さがあるのだが、太平洋はどことなく鷹揚なイメージである。
それは「海面に対する太陽の位置」に、関連があるのかもしれない。
自宅に着いたのは、21時31分。
おおよそ15時間半に渡る、充実のグランドツーリングであった。
この日一日で走破した距離は、560.5km。
4月6日~27日の3週間で走破した460.6kmを、上回ってしまった💦
私が単日で走った距離としても、最長不倒かもしれない。
この時点での燃費計数値は、レガシィ2.0i(5MT)購入以来初の、リッター17km越え☝
今回のグランドツーリングで、妻が買い込んだのは、昆布類各種。
私のマイセルフお土産は、「北海道焼酎 三石こんぶ」。
じつにビューティフルな、大型連休の2日目でありました☀