
いやあ、それにしても、ちっこいクワガタである。ちっこいくせにすばしこく、しかもやんちゃ坊主。この写真を撮影するまでに、何度噛み付かれたことだろう。なりは小さいが、噛む力はそれなりに強く、結構痛かった。
ウチで飼うのも面白いかと思ったが、娘たちとの協議の結果、逃がしてあげることに。それにしても、ウチのそばにクワガタが住んでいたというのは、意外な事実であった。
中3の時に失恋して以来、私は恋をすることに臆病になっていたのだろう。高校時代にも「可愛いな」と思える娘が居るには居たのだが、自分の気持ちを相手に伝えようと思うまでには至らなかった。
そして大学に入学。私は「フォークソング部」の扉を開いた。そしてそこで、大いに驚いた。なんと部室に「薬師丸ひろ子」さんがいたのだ!ここでは、その娘の名は、仮に「A美ちゃん」としておこう。A美ちゃんの姿にTKOさせられた私は、フォークソング部への入部をその場で決めた。
私は大学まで地下鉄とJRで通学していたのだが、ある金曜日の朝、偶然にも地下鉄でA美ちゃんと一緒になり、それから大学までの小1時間ほど、彼女と二人きりでの時間を過ごすことができた。異性を意識するようになってから、そんなに長い時間、家族以外の女性と話をしたのは、初めてのことであった。ああ、青春。それから私が幾度となく「偶然に」彼女との通学時間を過ごしたことは、言うまでもない。
で、ここからがようやく本題である。A美ちゃんのことを好きになるとともに、私は「薬師丸ひろ子」さんも好きになってしまったのだ。それまでは薬師丸サンには、まったく興味が無かったのだが・・・この辺が、私の浅はかで単純なところだ。
そしてこの当時リリースされていた「花図鑑」というアルバムを貸しレコード屋で借りてきて、カセットテープに録音して毎日のように聴いていた。薬師丸さんの透明感のあるヴォーカルは、蝉の声が岩に染み入るかのように、私の体の中に浸透した。
特に、「紫の花火」という曲が、切なくていとおしく、素晴らしいチューンだった。作詞は女ゴコロをなんであんなに細かく描写できるのかが不思議な「松本隆」氏。作曲はなんと「薬師丸ひろ子」サン本人なのだ。
さて、その後。たゆまぬ努力の結果、私はA美ちゃんと松任谷由実様のコンサートに一緒に行く約束を取り付けることに成功した。だが、しかし・・・それ以降の展開については、知っている人は知っていることなので、ここに記すのは割愛しよう。ああ、青春。
スバルのディーラーさんより「WRX STI 4doorのMTの試乗車がありますよ!」との連絡を受け、私と尾車氏は嬉々としてそこに向かった。試乗車の税込車両本体価格は、373万8000円である。
非常に大仰なリヤスポイラーを持つこのクルマだが、それは後方視界の妨げにはなっていない。むしろパーキング時には、後端確認の目印になって具合がいい。
レッドイルミネーションの自発光式メーターが鮮やかだ。オドメーターは、なんとまだ1桁!ほとんどおろしたての新車である。そんなクルマに試乗させていただけるなんて、なんと素晴らしいのでしょう。
まごうかたなき、6速マニュアルトランスミッション。ストロークも短く、カチカチとよく決まる。クラッチペダルはそう重いこともなく、発進時の繋がりもごくスムーズ。エンジンの排気音はそれなりに耳に響いてくるが、不快な振動の類は皆無。吹け上がりも爽快で、やはりスバルのフラットフォーは気持ちのいいエンジンだ。
SI-DRIVEは常に「S♯」にして走行させていただいた。速いクルマなのだが、その挙動はあくまでジェントルかつスムーズ。「DCCDスイッチ」については、私のような素人ドライバーには使い方がよく分からなかったので、「AUTOモード」オンリーの走行でした。
245/40R18のポテンザを履くせいか、ロードノイズはやや高め。だが、そんなことを気にして乗るクルマではない。
なんといっても素晴らしいのが、このクルマのステアリングを握ると、まるで自分のクルマであるかのように、意のままにドライビングできることである。この「人車一体感」は、なかなか卓越したものだ。
スペック上は308ps/43.0kg・mとモンスターのようなクルマだが、発進時にも気難しいところは皆無で、車両感覚の摑みやすさと相まって、十分街乗りに使える。このフレンドリーさは大いに魅力的で、ウチの妻でも日常の足として使えるだろう。
いやあ、いいクルマだった。問題は、その価格と燃費が、我が家の経済状況からは、やや手が届きにくいところか。
そして、カタログを眺めていて気づいたのだが、そこには「インプレッサ」の文字がまったく見当たらなかった。「WRX STIは、インプレッサとは別なクルマなのだ」という、スバルからのメッセージがそこに隠されているのだろう。
スーパーで見つけた「マルカワ バターしょうゆ小粒納豆」でのブレックファスト。
パッケージを開けるまでは、バターが別袋となっているのかと思っていたが、あにはからんや、それは通常のたれの中に一体として溶け込んでいる仕様となっていた。
さて、普段は納豆に「ネギを入れる派」の私だが、今回はネギ無しでそのお味を確認させていただく。
この製品を口にした娘は開口一番、なんと「これ、夏のフルーツの味がする!」と叫んだ。確かに、たれの甘みとバター風味からか、キウイというか、パパイアというか、マンゴーというか、そんなイメージの香りと食感を感じなくもない。とりあえず、愛知県豊田市では「納豆withチーズ」が常識となっているので、「納豆withバター」もかなり相性はイイといえる。
・・・だがしかし、あえて納豆をバター醤油味で食べたい人は、普通の納豆に自分でバターと醤油を加えればいいのかもしれない。いや、きっと、それでいいのだ。御免。
妻がヘルシーおつまみとして「きゅうりのわさび漬け」を作ってくれた。
きゅうり2本を一口大に切り、チューブわさび大さじ1/2・塩小さじ1・砂糖大さじ1と合わせてジップロックに入れ、全体を混ぜ、一日冷蔵庫で寝かせれば完成なのだそうだ。
結構水分が出るので、それはしっかり捨てましょう。夏の暑い日に最適の簡単おつまみでした。
たとえば、酒の席なんかで、私は酔っ払って、ついつい本音を衝動で吐いてしまったりすることがある。そして翌朝目覚めて、「なんでオレはあんなコトを言ってしまったんだろう!」と、反省したり赤面したりすることが、これまでの人生の中で、少なからずあった。
「酒の席では無礼講だ!」なんて言いつつも、やはり、日本の社会の中では、言っていいことと悪いことというのは、確実に存在する。そして、私は、この曲を聴きながら、今日も反省しているのである。ああ、恥ずかしい・・・
昼食に、「マルちゃん ピザーラ焼そば シーフードイタリアーナ味」を食した。
ホタテ風に仕上げた「貝柱風かまぼこ」に、企業努力の跡を感じる。
別袋は先入れの「かやく」と、後入れの「液体ソース」「粉末ソース」の、計3種。
「貝柱風かまぼこ」は、こうして見ると、そのままおつまみとしても食せそうな雰囲気である。
フタをして、待つこと3分。
さて、この製品。私が想像していたよりも「チーズ感」が希薄だったのが、やや残念。たとえば「カールのチーズ味」並みの濃厚なチーズ臭を期待していたのだが・・・ま、かわいいホタテ風かまぼこに免じて、許してあげましょう。おいしゅうございました。
3連休初日の本日は、絶好のBBQ日和。お庭で焼鳥を愉しむことに。
30本500円の、リーズナブルな焼鳥。「レイトーコールドストレッジ㈱」という和洋折衷の社名が素晴らしい会社の製品である。
安物でも、炭火で焼けば旨いのだ。本日は我が家に在庫のあったハウスの「味付塩こしょう 伯方の塩」を使用したが、予算があれば「スタミナ源たれ 塩焼きのたれ」を試したかった・・・
さらに、妻特製のつくねが、彩りを添える。山椒がピリリと利いている上に、ふわっとジューシーでウマかった。
焼きおにぎりも、炭火だと、非常にプレミアム感に溢れた香ばしい味わい。
さらに平行して、我が家の秘密兵器「ユニフレームUS-1800」を活用し、ホタテの燻製をフライパンで!なんとも贅沢な連休初日の夕べであった。へっへっへ。