2019年のF1グランプリ。
メルセデス&ハミルトンが6度目の戴冠を果たした。
だが、今年フェラーリ&レッドブル・ホンダは、3勝ずつを挙げた。
来年こそは「ストップ・ザ・メルセデス」のシーズンになってくれるのではなかろうかと、私は淡い期待を抱いている。
特に、ホンダエンジン+フェルスタッペンの組み合わせは、来年を席巻する可能性が高いと、気弱に、思う。
それにしても、フェラーリは、速いマシンを持ちながら、今年もドタバタの繰り返しであった。
とりわけ、第7戦のカナダ。
確かにベッテルのコースオフはあったとはいえ、あのペナルティの裁定は、やや厳しかった。
私見では、あのレースは「ベッテル優勝」が正しかったのではないかと、今も思うのだが・・・
あれからフェラーリというかベッテルは、シーズンの流れを失ってしまったように見える。
さて、私が2019シーズンを終えて着目したのは、やはりルイス・ハミルトンの「生涯成績」である。
【通算タイトル回数】
1位 ミハエル・シューマッハー 7回
2位 ルイス・ハミルトン 6回
3位 ファン・マヌエル・ファンジオ 5回
4位 アラン・プロスト 4回
4位 セバスチャン・ベッテル 4回
【通算優勝回数】
1位 ミハエル・シューマッハー 91勝
2位 ルイス・ハミルトン 84勝
3位 セバスチャン・ベッテル 53勝
4位 アラン・プロスト 51勝
5位 アイルトン・セナ 41勝
【通算ポールポジション回数】
1位 ルイス・ハミルトン 88回
2位 ミハエル・シューマッハー 70回
3位 アイルトン・セナ 65回
4位 セバスチャン・ベッテル 57回
5位 ミカ・ハッキネン 36回
気が付けば、すでに通算ポールポジション回数でトップのハミルトンは、通算タイトル回数&通算優勝回数も、ミハエル・シューマッハーのそれに、来年追いついてしまう可能性が高い
いきなりマクラーレンでデビューして、アロンソと対等以上に戦った彼は、やはり、只者では無かった。
2020年シーズンは、彼が7勝以上できるかどうかに、着目である。
「アイルトン・セナが、ヒーローだった」という、ルイス・ハミルトン。
彼はもはや記録というか数字では、セナを凌駕してしまった。
しかしながら、私の記憶の中でのベストドライバーは、やはり、アイルトンなのだ。