暑くなってくると、無性にラーメンを喰いたくなるものだ。今回私が俎上に上げたのは、天ば屋のラーメンだ。
天ば屋といえば、「カレーラーメン」でその名を馳せた店である。今日の陽気では「カレーラーメン」の方がより似つかわしいかとも思ったのだが、最近私は塩ラーメンばかり食べ歩いており、誰に頼まれたわけでもないが、他店との比較検討のために塩を注文しなければならないような義務感と責任感にかられ、今日も塩を注文してしまった。
久しぶりにココの塩らーめん(680円)を食べて驚いた。店内にも表示されているのだが、この店のラーメンはホントに「スープが濃いめ」で、「麺がかため」である。こないだ食べたのが「拓味の地鶏ラーメン」だったから、余計にそう感じたのかもしれない。とんこつベースの白濁したスープには、そこはかとなくごま油の香りが漂い、黄色味の強い麺が食欲を増長させる。私の好みとしては、もう少し麺を茹でてもいいような気もするのだが、ま、コレはコレで可としよう。ただ、加齢のせいか胃腸の弱りつつある私にとっては、このスープはちょっとヘビイであった(もちろん、完食はしたが)。つい最近まではこんなことはまったく感じなかったのだが、寄る年波には勝てませんなあ。
久しぶりに食べたラーメンは、我が家のイチオシの店である「拓味」の塩ラーメン(630円)であった。この透明感あふれる地鶏スープと、ツルツル感のある北海道熊さんの麺がマッチして、やはり素晴らしい。見た目はあっさり系にみえるこのスープだが、しっかりとニンニクとゴマの香りが鼻腔をくすぐり、私をシアワセな気分にさせてくれる。
で、この店の偉いところは、どんなに混んでいても、席に着いてしまえば、ラーメンが出てくるまでそんなに待たせないところである。人気店といわれるラーメン屋の中には、一見混んでいるようでいて、実は客の回転が悪いだけだったりする店も実際にあるのだが、この「拓味」はそうではない。ホントに秘境の一流店なのだ。暑い夏が待ち遠しい。そして、それは「拓味のつけ麺」がウマい季節なのだヨ。
昨日あてのないドライブをしていたところ、燻製好きの私が、かねてより気になっていた「厚田くんせい」さんが営業しているのを発見!車をUターンさせて立ち寄った。
いろいろとある燻製のうち、私は「手作り玉子くんせい」(4個入り350円)を2パック購入。
パックを開封したとたん、えもいわれぬいい感じの燻製の香りが漂う。ローソンとかにも燻製玉子は置いているが、それとはまた一線を画する感じの、素朴な味わいがまたヨロシイ。賞味期限が7月25日まであったので、じっくり喰おうと思っていたのだが、我慢しきれず、たった今、全部喰っちまいました・・・
その日、私は車内でタバコを吸い終わってから出勤しようとしていた。クルマを発進させ、左折したとたん、1~2cmほど開いていた窓から、「ザザーッ!」と雨水がなだれ込んできて、車内がびしょびしょになってしまった。
これは、おそらくはサッシュレスドアの最大のデメリットであろう。実はこれをやってしまったのは2回目なのだが、今回は被害甚大であった。折悪しく、数日前にクルマを「ソフト99フッ素コート」で磨いていたこともあって、屋根の上の雨粒が、左折時の遠心力で一気に右に寄ってきて、運転席に流れ込んできたのである。
私は今、思い切ってサイドバイザーを購入すべきか、それともタバコを止めるべきなのか、大いに迷っている。
先日、うっかりビール(発泡酒)を冷やすのを忘れてしまい、買って帰ろうと大型店に寄ったところ、そこにテナントとして入っている駄菓子屋で「こどもびいる」を発見!ずっと前からその噂は聞いており、気になっていたものだから、娘たちへのお土産としてついつい買ってしまった。
さて、この「こどもびいる」だが、実売価格1本390円と、決して安いものではなかった。私が普段飲んでいるビール(発泡酒)の約3本分の価格である。ま、それでも、娘たちが狂喜乱舞する姿が目に浮かんだので、清水の舞台から飛び降りたつもりで、購入して帰宅した。だが、娘たちときたら、最初は物珍しがって騒いでいたものの、結局この高価なビールを全部飲みきらず残してくれたものだ・・・
余ったのを飲んでみると、それは不思議な味であった。結構華やかなテイストで、かつて飲んだ「レモンビール」と共通する味わいがある。小学生の鈍感な娘たちには、きっとこの高尚な味は理解不能なのであろう。しかし、こんなことなら自分自身のために「スーパードライ」を買ってくるべきだったなァ。
スズキは、かねてより海外では販売していた「エスクード3ドア」を、国内でも追加発売した。
その仕様は、今の日本では考えがたいほどマニアックというか、死に筋というか、「3ドア・5MT・プレミアムガソリン仕様」という、3重苦というか、なんとも・・・一部の好事家のために、数が売れるとは到底思えないモノを提供してくれる、スズキの姿勢は大いに評価したいのではあるが、「実は輸出用をただ右ハンドルにしただけ」という印象も拭えなかったりする。
この、エスクードというクルマ、なかなかフィールのいいクルマで、私も実際購入を検討したほどである。幅を左右3cmずつ削って、あの無粋なサイドアンダーミラーを外してくれてれば、買っちゃってたかもネ。
先日スイフトスポーツの試乗に行った時、あまりにも美しい「いすゞ117クーペ」が止まっていた。その美しさのあまり、オーナーの方に許可をもらい、写真を撮らせてもらった。 90年代に入る前のいすゞというメーカーは、ホントに珠玉のデザインのクルマを細々と提供してくれていた。この117をはじめ、初代のピアッツァや「街の遊撃手」と言われたFFジェミニも、とても好きなクルマだった。 その昔(小学生時代)、私はこの117と同じようなグリーンのトミカ製ミニカーを所有していたのだが、いつのまにか手元から無くなっていた。モノの価値の分からない粗雑な小学生だった自分が、今、とても悲しい。
我が家にレガシィ2.0iがやってきてから、5ヶ月あまりが経過した。走行距離が6000kmを越えたこともあり、6ヶ月点検を行ったのであった。
基本的には無料のこの点検だが、オイル&オイルフィルター交換をしたので、その代金は実費となる。そして、私が予想した通り、今回も1ヶ月点検時と同じく、代金は5555円であった。偶然なのか、そういう規定なのか、スバルのWRCマシンを彷彿とさせる数字ですネ。
ともあれ、私のレガシィ2.0iは、ビルトインルーフレールの浮き上がりを除いては、まったくノントラブルで、健やかな日々を過ごしている。で、注目している人がいるかどうかはさておいて、この長期リポート恒例の、今回の燃費である。
さて、この2週間では、長距離走行は無く、また、妻が運転した機会がやや多かったこともあってか、特に素晴らしい成績ではありませんでした。約2週間での走行距離は400.5kmで、給油量は40.08L。満タン法燃費は10.0km/L(ちなみに、燃費計では10.7km/L)。何故か私が運転した方が燃費がイイんだなァ。思うに、妻のシフトアップのタイミングは、ちょっと早すぎる。燃費というのは、ただ高いギアを使って、低回転で走れば向上するというものでもなく、適切なギアの選択と、ちょっと気配りあるアクセルワークと、効果的なエンブレの使い方で数字を出せるのだが、それを妻に言ってもケンカになるだけなので、私はあんまりうるさく言わないことにしている・・・
まず向かったのはスバル(※注:その日の時間と行程の都合上、私が愛車を購入した店ではありません)である。ビックマイナーチェンジを施したレガシィの進化の度合を、現スバリストである私は確認せずには居られなかったのだ。
試乗車は、私の愛車であるBPレガシィ2.0iの進化形、D型のATモデルであった。実際、左折を4回繰り返すだけのチョイ乗りでの試乗では、走りの面で私の持つC型レガシィ2.0iとの違いは、ほとんど分からなかった。例の「SI-DRIVE」も装備されておらず、大きな変革のないグレードですからネ。また、全グレードに共通することとしては、シートの形状に手が入れられ、乗降性を良くするためにサイドのサポートが削られている。シートの出来に関しては、長距離走行をしてみないと是非はわからないので、評価は保留します。
ただし、明らかに違って、進歩していたのは、オーディオの音質であった。FM放送でも、その音のみずみずしさの違いは明白だった。うーむ、嬉しいような悲しいような・・・で、かつて灰皿のあったスペースは、あまり実用的ではないと思われる小物入れに変貌していたのだった。
続いて、我々の俎上に上げたのは、最近進捗著しいスズキの生んだ「スイフトスポーツ」であった。私が乗ってみての感想としては、「なんと素晴らしいクルマ!」である。ラフなアクセルのON-OFFでもパワートレーンがギクシャクすることも無く、極めてキビキビと走る。ただし、レガシィ2.0iに乗ったすぐ後だっただけに、足回りのしなやかさは、一歩譲る感じではあった。
とはいえ、価格から考えると実にコストパフォーマンス高く、上出来なクルマといえると私は思った。だが、辛口な尾車親方曰く「ちょっとエンジンの官能性が足りないネ。ホンダのVTECとは比べるべくもないし、運転しての面白さでは私の106にまだまだ及ばないネ。」とかなり手厳しい評価。とはいえ、私はこのクルマは、やはり相当いいクルマであると考える。と同時に、レガシィの最底辺モデルである「2.0i」の完成度の高さを実感した瞬間でもあったのだった。
マツダは'89年に発表したユーノス・ロードスターの改良を弛めることなく続け、'95年8月には軽量フライホイールを採用し、ファイナルギヤレシオを4.3に低めるなどの改良を施し「1800シリーズ2」(いわゆる「グリーンバッジ」)に進化する。
今回は、その「グリーンバッジ」の限定車を取り上げてみよう。
VRリミテッド('95年12月発表)
2種類のコンビネーションの魅惑的なカラーに彩られた限定車である。
特別塗装色のボディカラー&幌の組み合わせに、シートはそれぞれレザーシートとなる。
特別装備として、ビルシュタインのダンパー・ポテンザの50タイヤ&15インチアルミホイールを装着。
極めてシックなルックスの2台なのだが、不思議なことに、快適装備であるはずのエアコン・オーディオ&スピーカーは標準装着されず、ショップオプション扱いとなる。
見た目の車両価格を安くみせるためだったのかもしれないが・・・
VRリミテッド Combination A(限定700台)
「アールヴァンレッドマイカ」の塗装色にタンの幌を組み合わせ、シートはトープの本革となる。
いやあ、この「アズキ色」のボディカラーは最高ですな!ロードスターには、こういう色もとてもよく似合う。
VRリミテッド Combination B(限定800台)
なんといっても、この「エクセレントグリーンマイカ」の塗装色にダークグリーンの幌との組み合わせが、タマりません。
塗装色と幌のカラーリングの組み合わせの違いだけで、「欲しい!」と思わせる、稀有な存在のクルマがロードスターであった。
R2リミテッド/B2リミテッド('96年12月発表)
R2リミテッド(限定500台)
シャストホワイトのボディカラーにレッドの本革シートのイキな彩。
クールなアルミ製シフトノブ/パーキングブレーキレバー/シフトプレート。
そして、高性能「ポテンザRE010」50タイヤ+5本スポーク15インチアルミホイールが、走りのキレをさらに際立たせる。
R2とは「レーシー&レッド」を意味する。(以上カタログより抜粋)
B2リミテッド(限定1000台)
専用ボディカラーのトワイライトブルーと紺色の幌。その深い色合いに映える、パフ仕上げアルミホイールとクロームメッキドアミラー。
CDプレーヤーを特別装備したハイグレードオーディオシステム。
B2とは「ブルー&ブライト」を意味する。(こちらもカタログより抜粋)
今回取り上げた4種の限定車の実車を私は見たことがないが、何台かは今もこの日本のどこかで、きっと元気で走っていることであろう。
そして、そのオーナーはきっと幸せをかみしめて走っているに違いない。羨ましい限りですネ。
なお、資料によると、'97年8月には、NAロードスター最後の限定車となる「SRリミテッド」(限定700台)が発表されましたが、残念ながらコレのカタログは我が家に現存してませんでした・・・
数あるNAロードスターの限定車のうちで、一番最初の「Jリミテッド」と一番最後の「SRリミテッド」のカタログが無いというのが、画竜点睛を欠くというか、はなはだ口惜しい私です。
やや角度がついて傾斜したリヤゲートが、レオーネの時代から続くスバルのステーションワゴンの伝統である。
絶対的な荷室容量は、垂直に切り立ったリヤゲートを持つクルマの方が上だと思うが、このレガシィのリヤゲートの傾斜角が、実に絶妙なのだ。で、傾斜したリヤゲートによる恩恵は、大きくいって2つある。
まず1つ目は、支点が前方にあるため、クルマの後に大きく空間を開けなくても、リヤゲートの開閉ができることである。これは、狭い日本の駐車場においては、大きなメリットであり、日常、買い物等の荷物を出し入れするのに、実に使いやすい。
2つ目は、開口部を大きく採れることだ。これが、多くの荷物の積み降ろしの際、誠に使い勝手がヨロシイ。
びっしり荷物を積み込もうとすると、荷物がリヤゲートと干渉しないように、ちょっと気を使う必要があるが、日常的な使い勝手と、荷室容積の絶対量とを、絶妙なバランスで煮詰めたリヤゲートの角度であると私は思う。さすがに、ワゴン作りに長い歴史と経験を持つスバルですネ。
学生の頃は、カップ麺の新作が出る度に、スーパーへ走って買いに行ったものである。その習性は、未だ抜け切らず、コンビニなんかで目についた見慣れないモノは、ついつい購入してしまうのだ。
この「すみれ濃厚味噌」は、どうやらセブンイレブン限定商品で、1年ほど前から販売されていた模様。メンは細めだが、(カップ麺としては)なかなかコシの強いしっかりした食感である。スープは濃厚で、どろりと熱い。私があの超有名店「すみれ」のラーメンを食したのは、実はもう10年以上昔のことなのだが、かなりその味を忠実に表現しているような気がした。うむ。
180円という価格をどう見るかだが、私は決して高いものではないように思う。月に1回くらいなら、こういう昼食も、オツなものだ。
この週末は、先日復旧し、なおかつDVDドライブに進化したマイバイオを活用し、PCのハードディスク内に保存してあったお宝映像(柳ジョージ・吉田拓郎等)のDVD化に着手した。
なかでも素晴らしいのが、「大江千里のLiveDepot」で昨年の5月に期間限定でストリーミング配信された柳ジョージ&レイニーウッドのライヴを家庭のテレビで愉しめるようになったことだ。いやあ、ホント素晴らしい。
「Divx」でエンコードされ圧縮されていた映像のDVD化なのだが、ものの本によると、「VSO DivxToDVD」というフリーソフトが必要であるとのこと。約60分の映像の変換に、私のPCでは実時間と同じくらいの時間が掛かった。画質の方は、VHSビデオでいえば「3倍モードよりはマシだが、標準モードよりはやや落ちる」といった感じかな?
1.青い瞳のステラ、1962年夏・・・
2.FENCEの向こうのアメリカ
3.Route66
4.同じ時代に
5.雨に泣いてる・・・
6.酔って候
7.さらばミシシッピー
ともあれ、夜の晩酌の肴がまた増えてしまった。今夜も夜更かししてしまいそうだ。へっへっへ。
北光線を北に向かい、学園都市線に掛かっている跨線橋を渡ってちょっと行くと、右手に「赤いビル」がみえてくる。そこに「らーめん処あべ乃家」がある。
昨年初めに「塩ラーメン専門店」として開業したこの店。私もずっと気になっており、訪れようと思っていた矢先、訳あってこの店はいったん閉店してしまう。だが、メニューを一新し、昨年4月に再オープンしたとのこと。
最近塩ラーメンをメインに食べ歩いている私は、ここでもやはり「しおらーめん」(580円)をオーダー。ツルツル感とコシのある森住製麺の麺に、地鶏と種々の野菜の旨みがたっぷり詰まったスープがマッチ。具材は、チャーシュー・昔風な「ふ」・半熟の煮タマゴ・ノリ。それに加え、揚げネギとたっぷりのメンマが嬉しい。時間にかかわらず、小ライスとお新香がサービスで付いてくるのも、見逃せないチャームポイントだ。
内臓に負担をかけないタイプのまろやかで優しい味だが、決してモノ足りなさを感じることはない。しっかりとした美味しさがココのラーメンにはある。いやあ、この値段でこの味と、このパフォーマンスは素晴らしい!580円という価格を上回ってあまりある満足を胸に、私は帰路についたのだった。今はまだマイナーなこの店だが、そのうち大ブレイクしそうな予感がする。