7月19日からの3連休を利用して、我々一家は道北~道東へキャンプの旅に出た。
7月19日。朝6時に家を発ち、10時に
朱鞠内湖へと立ち寄る。
天気が悪かったせいもあるだろうが、その痛ましい歴史のある人造湖には、人影はほとんど見受けられなかった。また、ここから帰る道すがら、私のレガシィ2.0iは放し飼いの逞しい犬に行く手を阻まれたり、追いかけられたりで、タイヘンであった。ま、それはそれでオモシロかったが・・・
13時頃、最初の目的地である
西興部村に到着。まずは道の駅「
にしおこっぺ花夢」で小休止。
カラクリオルゴールの森のオーケストラ「音・木・林(おとぎばやし)」の演奏が、我々一家をお出迎えしてくれた。心が癒されますネ。
お次は食材調達。鹿肉の缶詰「
鹿夢缶」は、味噌・大和煮・カレーの3種類がセットで1,850円!全て喰いたかったが、あまりに高いので、カレー味1缶のみを購入。それでも650円もしたのだが・・・
そして13時30分前に「
西興部森林公園キャンプ場」に到着。
しかし、このキャンプ場。我々夫婦がガイドブック等で想像していたのとはかなり違っていて、言ってみれば「学校のグラウンドでテントを張って寝泊りする」ような雰囲気。すぐそばに民家もあるし・・・ま、フリーサイトは無料なので、ゼイタクは言うまい。
ここのキャンプ場のキモは、安価に楽しめる種々の施設であろう。
2人乗りゴーカートは350円。ここのコースはツイスティで起伏に富んでおり、それはまるで
ニュルブルクリンク北コースのよう。ゴーカート未経験の小学生は運転禁止とのことで娘たちは怒っていたが、実際には助手席に座っていただけでもかなり面白かったようだ。コレ、おすすめです。
また、種々の「ホビーサイクル」が、また楽しい。自分で好きなモノを選んで乗れる。
これは、30分で200円。場内にあるオーバルコースを、娘たちはヘトヘトになりながら、30分間ずっと走り回っていた。
さて、いっぱい遊んで腹が減ったところで、お約束のBBQ。炭火の横には、ホイルで包んだジャガイモを置いておきましょう。
今回調達したのは、マトンロース・牛サガリ。そして「
ガーリック塩ホルモン」である。
この肉厚なガーリックホルモンをほおばると、幸せが五臓六腑を駆け巡る。なぜ我が家の女性陣はコレを喰わないのだろう。ま、私がコレを独り占めできるので、むしろ良いことなのかもしれない。
肉などを食い尽くした頃には、炭火の横に置いておいたジャガイモが、いいあんばいになっている。皮がパリッとして、中はほっくほく。やはり、ジャガイモにはバターが良く似合う。
そして翌朝。早く起きてクワガタを探しに行ったのだが、湿りがちな天気のせいか見つからず・・・だが、娘はめざとくトノサマバッタを捕まえたのだった。
私の朝食は、前日に調達した「えぞ鹿カレー煮」。
カレーの香りにかき消されたせいもあるかもしれないが、この鹿肉は妙なクセがなく、非常に喰いやすいものであった。胃袋的にも満足し、我々一家は次の目的地へと旅立ったのだった。以下次号。