昨日の忘年会の「0次会」は、炭火やきとり「ごやごや」であった。この店は、麻生の「つぼ八」の隣にある。このような、レトロな趣きの焼き鳥屋が麻生にあったなんて知らなかった。札幌近辺在住の方にわかりやすくいうと、まるで「プー横丁」のような雰囲気のこの店。実にイイ!
噂に聞いていた「もつ串」をいただく。柔らかく、とても美味い。コレは、ビールに合うこと、この上なし!昨日から、この店は私の隠れ家になったのだ。今後も、ときたま出没することにしよう。
子供の頃の私が、一番好きな国産車のメーカーは、日産だった。
そして、中でも強い憧憬を抱いたクルマは、なんといってもスカイラインだった。
当時ウチの親は「ギャラン・シグマ」に乗っていたのだが、何度も「スカイラインに替えなさい」と進言したものだ。
特に「ジャパン」の時代が好きだった。
あの、水平指針メーターが、やけに先進的に見えたのだ。
で、今回紹介するのは、その次の世代の「R30」と呼ばれる形式のスカイラインである。
「月刊自家用車」誌の人気投票で、輝かしい1位を受賞。
イメージキャラクターは、ポール・ニューマン。
「ニューマンスカイライン」と呼ばれるゆえんである。
「サーフィンライン」は消滅したが、どこから見ても、スカイラインにしか見えないところが素晴らしい。
コスト低減のため、この代からは、4気筒モデルの「TI」も6気筒の「GT」も、共通ボディのロングノーズとなっている。
まるでシトローエンとかギャラン・ラムダを思わせる、1本スポークのステアリング。
装備関係の解説に添えられた、あらん限りのセールストークが、読んでいて楽しい。
で、憶えている方は少ないだろうが、そんな伝統のスカイラインにも、5ドア車が存在した。
「セダンでは飽き足りない、ワンボックスカーでは走りに満足しない。そんな人たちのために」(カタログより抜粋)。
ラインナップも数多く、1800cc・2000cc4気筒&6気筒・2000cc6気筒ターボ・2800ccディーゼルターボと5種のエンジンで、すべてMTとATが選択できた。
この、「R30スカイライン」のカタログには、いろいろとスカイラインというクルマについての薀蓄やトリビアが熱く語られていて、思わず読みいってしまう。
古きよき時代。櫻井眞一郎の時代ですネ。
’83年に、当時定例の「2年毎のマイナーチェンジ」が施される。
外観上は、フロントグリルとテールランプの意匠が若干変更された。
このマイナーチェンジで、5ドアは大幅に戦線を縮小し、エンジンは2000cc6気筒のNA&ターボの2種に絞られる。
外観上では、テールゲートをブラックアウトして、カジュアル感を強調しようとする努力の跡が垣間見える。
1本スポークのステアリングは、2本スポークに変更。
で、このマイチェンでのハイライトはやはりシートの変更であろう。GT系はまだイイのだが・・・
「パサージュ」と呼ばれる追加車の、このシートはどうだ!
今にして思えば、コレがスカイラインの「R31」系がマークⅡ路線に方向転換する、布石だったのだなぁ・・・
で、このR30の時代、実は「エステート」なる商用モデルも存在したのだ。
あまりにも5ドアモデルとの差異が少ないというか、むしろこのエステートの方がカッコよく見えたりして・・・
これをワゴンに仕立てあげればよかったのに。合掌。
先日故障した、山水のプリメインアンプ「AU-α607i」だが、このたび資金繰りのメドがつき、先週の木曜日に修理を依頼した。それが、本日めでたく帰還したのだ。年内はムリかと考えていたので、うれしい誤算である。
部品代は3,120円だが、工賃が12,000円で、税込み請求金額は、15,876円だった。さて、コレをどう見るかだが、私としては4~5万円くらい出して中古のプリメインアンプを購入するよりも、ずっとお得だったと考える。
さっそく、CDプレーヤー(ソニーCDP-611)とスピーカー(ボーズ111AD)を繋いで、鳴らしてみた。いやあ、そのニュートラルでありながらも、みずみずしく鮮烈に響くその音!思うに、サラウンドとかAVではない、単純なステレオのオーディオの世界は、20年くらい前に、もう完成の域に達していたのだろう。素晴らしい。あと20年くらい、このプリメインアンプには働いてもらいましょう。
私自身はウィンタースポーツは不得手なのだが、妻や娘たちはスキーが好きだ。家族サービスとして、彼女たちを毎冬スキーに連れて行かなければならない。それは、私の義務である。そんなワケで、レガシィ2.0iにスキーキャリアを装着した。
①まず、ビルトインルーフレールのフタをマイナスドライバーで外す。
②そこに、ベースとなる金具を装着する。
③台座を敷き、スキーキャリアを載せ、ネジで締める。
④装着カバーをはめて、完成。
こうしてみると、非常に単純かつ明瞭なコトなのだが、いつも私はこの作業に戸惑い、逡巡してしまうのだ。来年装着する時の参考として、ここに記しておこう。
昨日、アサヒビールよりうれしい贈り物が届いた。「2006うまい!旬感プレゼント!」のWチャンス賞「鮮度直送スーパードライ6本」である。久しぶりに家庭で飲むビール。クリスマスイブの今夜は「脱・発泡酒」なのだ。へっへっへ。
本日、アマゾンから我が家に届いた「吉田拓郎・かぐや姫 つま恋2006」のDVD。コレが、自分自身へのクリスマスプレゼントなのである。
先日NHKのBSで放送されたものと、内容的には準ずるといえば準ずるのだが、カメラアングルや音声のミックスが異なっていて、作品として仕上げようと努力しているスタッフの意図は伝わる。だが、NHKでは放送されたのに、このDVDに未収録の曲も数曲ある。
このDVD、カメラアングルが切り替わり過ぎで、やや煩わしく感じたのは、きっと私だけではないだろう。NHKの放送の方が、お酒を飲みながらゆっくり観ることが出来る。特に重要なのは、「永遠の嘘をついてくれ」である。この曲に関しては、NHKの放送は、中島みゆきサンの表情・・・まるで弟を見つめる姉のような拓郎に対する視線(もちろん拓郎の方が年上だが)をよく捉えていて、こちらの方が圧倒的にヨロシイ。瀬尾一三氏が、やや映り過ぎなのは、気にしない、気にしない!
そして、もっと重要なのは、つま恋で演奏されながらも、このDVDに収録されなかった楽曲たちである。「ひらひら」「知識」「唇をかみしめて 」「あゝ青春 」「虹の魚 」「サマータイムブルースが聴こえる 」「人生を語らず」が入っていないとは!私にとっては、むしろ落選曲のほうが魅力的だ。山田パンダ氏には悪いが、かぐや姫の曲を半分くらい削って、拓郎の楽曲は全部収録してほしかった。きっと、コレを買った大多数の方々がそう思っている・・・
噂によると、あの、こだわりの店主の焼肉店「かの屋」が、昼にラーメンを出しているというでないか!久々のラーメンは、やはり「焼肉屋の出すラーメン」で決まりであろう。私の胃腸が、そう叫ぶ。
ランチメニューは様々あるが、ラーメンの種類も数多い。しかも、価格がリーズナブル。「ひない鶏のさっぱり正油ラーメン」は、なんと500円だ。うーん価格破壊。新琴似の「真海櫻」が消滅(移転?)した今となっては、数少なくなってしまった、「ワンコインでラーメンを喰える店」だったのだ。
だが、久々に外で喰うラーメンなのだ。ここは、650円の「こがしラーメン」を奮発せねばなるまい。私が選んだのも、「たっぷり野菜のこがし味噌ラーメン」である。
山盛りのネギに揚げニンニクがトッピング。ホントにたっぷりの野菜と、ピリ辛の芳醇な味の味噌スープ。麺は、私の好みからいくともう少し固めのほうがイイが、中太のちぢれ麺で、しっかりスープにからむのだ。いやあ、安い。そして旨い!
ただし、噂どおり、やはりチャーシューは入っていない(ひき肉は入っている)。「焼肉屋のラーメン」なのに、ナゼなんだ・・・200円足せば、トッピング出来るのだが、そうすると、ラーメンとしては微妙な850円という価格になってしまう。そこが残念ではある。が、チャーシュー無しでも十二分に満足できるパフォーマンスのラーメンだといえましょう。
ここのランチタイムメニューは、とても魅力的なモノが多く、また訪れてみたいと思わせる何かがある。屯田という微妙な場所にありながらも、この店のランチタイムは非常に賑わっていたのだ。次回は「チャーシュートッピング」で、別な味のラーメンもゼヒ味わいたい。
ウインドゥ・ウォッシャーを使い果たしてしまった。クリアな視界確保のために、このようなモノはすぐ注入せねばならない。それが、いわゆるアクティブ・セイフティである。
寒冷地在住の私は、ウォッシャー液はオールシーズンタイプのモノを原液のまま使う。ホントは夏の間は水で薄めてもイイのだが、その薄めた液がウォッシャータンクに残ったままだと、冬に凍ってしまうので、余っていても寒くなる前に使い切ってしまわなければいけない。寒冷時に薄めたウォッシャーをうっかり使用すると、フロントスクリーンが一瞬にして凍って、前方が見えなくなってしまい、非常にデンジャラスなのだ。それを考えると年間通して原液で使った方が、より安全で無駄が少ないような気がするのである。
BP/BL型レガシィのウォッシャータンク本体は、ボンネットを開けても直接目視することはできない。そこで、残量をレベルゲージで計る。
説明書の「FULL」のラインよりも、やや多く入ってしまったが、ま、ノンプロブレムであろう。
さて、11月25日から12月16日までの期間のレガシィ2.0iの燃費です。あまり遠出をしなかったので、久しぶりの給油ですネ。ここのところの札幌の路面状況はご覧のとおりの有様で、燃費計の数値も10km/Lを割ってしまいました。
走行距離448.1km・給油量48.67Lで、満タン法燃費は9.2km/Lでした。ちなみに、これまでで最悪だったのは7.2km/L(満タン法)。今シーズンの冬はどこまで落ちるのでしょうか・・・
永遠の嘘は真実になる。知らないでいたほうが幸せなことがある。浮気はバレなければ誰も傷つかない・・・かどうかはさておいて。
中島みゆきが書いた、吉田拓郎へのラブレター。「永遠の嘘をついてくれ」ってフレーズをひねりだすなんて、秀逸だなぁ。さすがは中島みゆき様。私のような凡人には、決して書くことのできない詩だ。’70年代からトップランナーであり続ける人は、やはりスゴイ。
2001年の「しし座流星群」の時は、まさに降ってくるほどの流星たちで、感動するどころか、もう飽きるくらい流れ星を観たのだが、今日の「ふたご座流星群」では、残念ながらひとつしか確認できなかった。それも、ホンの一瞬の出来事で、願い事なんてしてるヒマはありゃしない。だが、この冬空にビカーッと一瞬輝いて消える流星は、切なくも美しいものだった。
私は小学生の頃、TBS系列で放送されていた火曜夜8時のドラマのファンだった。’79年に放送された「男なら!」の主題歌だったのが、この「流星」だった。
その当時、吉田拓郎という人についてはあまりよく知らなかったのだが、この曲を「けっこういい曲だなぁ。なんでザ・ベストテンにランクインしないんだろう」と不思議に思っていた。「男なら!」というドラマの内容はあまり憶えていないが、北大路欣也と酒井和歌子をメインに山田隆夫が茶々を入れる、下町恋愛ストーリーだったような気がする。
で、その最終回に拓郎が出演して、この曲を歌っていたのをリアルタイムで私は見ていた。拓郎がドラマに出演して歌を歌うなんてことは、あの当時としては大変画期的なことだったのだが、愚鈍な小学生だった私が、そんなことに気付くはずも無い。その3年後に拓郎の虜になるなんて、考えもつかなかったのだ。当時高級品だったビデオデッキは我が家には当然無かったが、せめてカセットに録っておくべきだったと、今も私は後悔している。
「流星」は「けっこういい」どころか、最高の曲だ。このせつないモノローグの素晴らしさがわかる大人に、うちの子供も育ってくれないかなぁ。わかんねぇだろうなぁ。
現在では、ブルーバードといえば「シルフィー」になってしまったが、15年前には、こんなヤツがいた。
その名は「オーズィー」!オーストラリアから逆輸入されていた5ドア車である。
このカタログは、このクルマがオーストラリア産であることを、そこここに主張していて、うれしくも可笑しい。
成約すると、もらえてうれしいプレミアムプレゼントは、カンガルーのぬいぐるみ!
これって、今も持ってたら、もっとプレミアムなのかも・・・
なぜか、このクルマには「ヘッドホン」が標準装備であった。
どうやら「リアシートでは、ヘッドホンで音楽を楽しむ」のがオーストラリア流儀のようである・・・
このオーズィーが存在した頃の、「U12型」といわれるブルーバードが、私にとっては最後のブルーバードらしいブルーバードであった。
あの頃のブルーバードには若々しさがあって、大学生が乗ってもさほど違和感のないクルマだったのだ。
今ではすっかりユーザー層が高齢化してしまって・・・
しかし、このオーズィーってクルマには、私はあまり会った記憶がない。
現在でも、数は少ないと思うが、オーズィーを飼っている方もおられるようだ。
私と出会う日が来るまで、大切に乗っていてほしいものですネ。
わが街札幌も、すっかり雪が積もってしまい、非常にスリッピーな路面状況である。そんな中、私はどうしても新型スカイラインのカタログが欲しくなってしまったので、日産プリンス札幌に出かけた。
幸いにして、試乗車があったので、運転させてもらう。グレードは「250GT FOUR Type P」。通常はFRで走行するが、後輪が滑った時に、前輪にもトルク配分するというヤツですね。
レガシィツーリングワゴンから乗り換えると、走り出してすぐに、アイポイントが結構高いことに気付く。 ボンネットの稜線もハッキリ見え、前方視界はとても良好である。後方視界は、トランクが厚いので、あんまり良いとはいえないが、妥協できる範囲だろう。
結構意識してラフにアクセルを開けてみたりしてみたが、まったくリヤが踊りだすような兆候は無く、いたって平和に走る。静粛性も高く、さすがに私のレガシィ2.0iよりも100万円以上高いだけのことはある。なんだかとても上質で、高級感あり、かつスポーティーな素敵なクルマだった。なお、FRから4WDへの切り替わりについては、鈍感な私にはそれがいつ切り替わったのかは、さっぱり分かりませんでした。
唯一気に入らないのは、ATレバーのマニュアル操作時のロジックである。たいていのその他大勢のクルマと同じく、「前に押してシフトアップ・後に引いてシフトダウン」なのだが、コレは加減速のGの方向から言って、絶対におかしい。逆である。また、シフトダウン時には、ブリッピングして回転合わせもしてくれるらしいのだが、あまりに車内が静かなため、耳の遠い私には、中ブカシの音は、確認できませんでした。
実は、私は小さい頃はスカイラインの大ファンであった。当時は「ジャパン」かな。そして、今回乗った新型スカイラインは、じつに好印象だった。レガシィ2.0iよりも、ちょっとイイかも。ま、価格が違うからねぇ。
さて、次に向かったのはBMWである。届いたダイレクトメールによると、来場&査定プレゼントとしてクリスマスCDがもらえるとのこと。こういうオマケに弱い私のココロを見透かしたかのような策略である。
やはり、ここは、試乗せずにはいられない。一般庶民の私は、つつましく1シリーズの試乗をお願いしたのだが、セールスレディ曰く「いま1シリーズの試乗車は帯広に出張中なので、320iをどうぞ!私、同乗しないですから、どこでも好きなところ20分くらい走ってきてください」とのこと。おおっ、なんて素晴らしいんだろう!だが、「ただし、保険には入ってますが、もしもブツけたら、免責の5万円は、お客様のご負担となりますので・・・」と、彼女は付け加えたのだった。
ともあれ、走り出してみる。さすがに近年のFR車はトラクション・コントロールやらダイナミック・スタビリティ・コントロールやら、様々なディバイスが付いているおかげで、多少ラフにアクセルを開けても、スムーズに発進し、街乗り程度では全く破綻をみせない。ホント、時代は進歩した。たいしたものである。ステアリングは直進方向にどっしりと据わって安定している。パーキングスピードではやや重いと感じたが、アウトバーンを弾丸のごとく直進するのには、このセッティングで正解なのだろう。ATのマニュアルゲートも、さすがバイエルンの哲学BMW。「前に押してシフトダウン・後に引いてシフトアップ」である。これでいいのだ。
とはいえ、気になる点もある。それは、電磁スイッチ式のウインカーとワイパーだ。ウインカーを止めようとしても止まらなくて、逆のウインカーが点灯してしまったり、ワイパーを間欠モードにするのに戸惑ってしまったり・・・ま、慣れが解決する問題なのかもしれないが、私は非常にアタフタしてしまった。
ともあれ、スカイラインもBMWも、冬の北海道でも、そんなに気を使わなくても、普通に走ることができる、スポーティかつ高級な楽しいクルマだ。「スカイライン250GT FOUR Type P」の価格は359万1000円。「BMW320i」6ATは411万円。この両車、ボティカラーとインテリアの組み合わせが多彩で、カタログをみているだけでも楽しい。どちらも素晴らしいクルマであった。
私が最近ユーノス・ロードスターのミニカーを収集していることを知った友人から、今日、受け取ったもの。それが、「サントリーコーヒーBOSSジオラマミニカー」シリーズの「ユーノス・ロードスター」であった。
噂には聞いていたのだが、その出来は、想像以上であった。コレは、どう見ても、「ユーノス」じゃない・・・
比べるのも愚かとは知りつつも、「ダイドーデミタスコーヒー NAVI MINIATURE CAR COLLECTION」のユーノスと並べてみた。共に缶コーヒーのおまけなのだが、この差は大きい。そこには、「ダイドードリンコ」と「サントリーフーズ」の資本金の差以上の、深くて暗い川があるのだった・・・