先週末に観に行った、「SAPPORO MOBILITY SHOW 2024」🚘
今夜は【外国車編】をお届けします。
まずは、フランス車から。
初めに覗いたのは、プジョーのブース🦁
EV車の「e-208」。
お値段は469万4千円~である。
小径かつグリップの太い、革巻きステアリングが、スポーティだ。
メーターパネルは、イマドキの液晶式。
しかも3Dで、立体感ある表示なのだ。
センターに置かれたインフォメーションディスプレイも、21世紀感に溢れている。
このピアノ式の、空調コントロール&ハザードスイッチは、そこはかとなくクラシカル。
シフトレバーは、指先だけで操作できるという「トグルスイッチ」に置き換えられている。
履くシューズは、極めて扁平な、205/45R17のミシュラン。
そのディテールには、未来感が宿っている。
しかしながら、そのお値段は、私のような庶民にはちょっと・・・(^^;
このクルマの「1.2リッターの3気筒ガソリンターボエンジン車」は、税込318万3千円~。
私が買うんだったら、そちらかなぁ
続きましては、シトローエン。
「Ë-C4」の、その有機的デザイン
「DS4」は、そのヒップラインが、すんばらしい💛
そして、ルノーである。
「カングー」も、税込395万円ですか・・・(^^;
15年前は、200万円台前半で買えたのに(涙)
とはいえ。
カングーならではのスペースユーティリティは、やはり素晴らしい。
このグレイッシュなイエローのボディに、組み合わさるブラックのプラスティック樹脂が、イイあんばいのアクセントだ。
そして、鉄チンホイールも然りで、飾らない道具感がある。
だけど、やっぱ、お値段が・・・(再び、涙)
「アルカナ」は、ルノー曰く【ダイナミッククーペSUV】。
そして、【輸入車唯一のフルハイブリッド】なのだという。
WLTCモード燃費は、22.8km/Lを誇る。
そして、フレンチブルーが目に鮮やかな「アルピーヌA110」。
ちなみにお値段は、940万円~である。
Sabelt®社製の、軽量モノコックバケットシート。
革巻ステアリングのステッチは、もちろんブルー。
そこに配されたシフトパドルが、スポーツ心を高揚させる。
空調コントロールが2連ダイヤル&プッシュボタン式なのは、私の好みのタイプ。
そしてATトランスミッションの選択は、「D(ドライブ)」「N(ニュートラル)」「R(リバース)」の、プッシュスイッチ。
コレって、「直感的な操作」が出来なさそうで、押し間違いによる事故が起きたりはしないのだろうか・・・と、気弱に思う。
続きましては、アメリカ車。
「ラングラー4xe」は、まさに「漢」なクルマだ。
イタリアからは、山椒は小粒でピリリと辛い、「アバルト500e」。
トリノ発のEVスポーツである。
そして、「フィアット500e ICON」
瞳が「e」の字になっているのが、イタリア娘のおしゃれである。
芸術感あるスポークのアルミホイール。
タイヤのブランドは「コンチネンタル エココンタクト」だ。
液晶式1眼メーターは、日本語表示。
シフトチェンジは、このクルマも「プッシュボタン式」である。
ドアを開ける際は、👆の500円玉のようなボタンを、押すのだ。
日本車のEVには無い、その色気。
この辺りは、やはりお国柄の違いなのか・・・
日本でイマイチEVがブレイクしないのは、航続距離等の実用性もさることながら、「クルマ作りのセンスの違い」という側面もあるように思う。
そして、イタリアの伊達男「アルファロメオ」。
「トナーレ プラグインハイブリッド Q4」は、4輪駆動のSUVである。
税込車両本体価格は、775万2千円
「トータル航続距離600km以上」を誇る、このクルマ。
冬の北海道での実用性も、悪くなさそうだ。
中古で、300万円台くらいになった頃に、買えるかも・・・
充電スタンドのデザインまでもが、実にイタリアンである
スウェーデンからは、屏風のようにそそり立つ、ボルボのトラック。
その名は、「FH6×4トラクター グローブトロッターキャブ」。
ドイツからは、ポルシェが参戦。
公道を走るレーシングカー「GT3RS」に、
高級SUVの「カイエン」。
そして、偉大なる定番の「911」。
「タイカン4S」は、ラグジュアリーな電動スポーツセダンである。
「911 ダカール」は、パリ-ダカールラリーでの総合優勝マシンを、リスペクトしたモデルなのだという。
「新開発のオールテレーンタイヤ」が、砂地を掴むのだ。
そして、今回初めて出展したのが。
中国発のEV専門メーカー、「BYD」である。
このメーカーが生産するEVバスの日本国内シェアは、7割を超えるのだという
「SEAL」は、本年春発売予定の、スタイリッシュな4ドアセダン。
フランス車を思わせる、ヘッドライトの造形。
凝った意匠の、アルミホイール。
通常はボディと面一だが・・・
プッシュすると飛び出してくる、ドアハンドル。
そして、21世紀の記号である、タブレット風液晶メーター。
様々なインフォメーションが、整然とバランスよく並んでいる。
センタータッチスクリーンは、スマホのアプリと連携できるようになっている。
そして、ゲームのコントローラーのような、シフトノブ。
テールランプの意匠も、中華的に斬新である。
加えて、このクルマは「AWD」なのだ。
「ATTO 3」は、5ドアのいわゆる「e-SUV」。
そして、メーカーみずから「コンパクトEVの決定版」と称する、「DOLPHIN」🐬
👆のクルマはその「Long Range」。
カタログ上の一充電走行距離は、476km。
お値段は、税込407万円である。
そしてこちらは、ノーマルな「DOLPHIN」。
税込363万円という価格は、かなり戦略的である。
こちらのカタログ上の一充電走行距離は、400kmとなっている。
その全体の色使いは、「国産軽の女性仕様車」よりも、華美である。
そして、お約束の「タッチスクリーン」。
このクルマのシフトレバーも、極めて個性的。
一見では、空調スイッチにしか見えない。
ツノのように生えた、室内側のドアハンドルが、これまたトリッキー
実際、ドアを開けやすいのは確かであったが・・・
運転中に誤って触れて、走行中にドアが開いてしまうリスクはないのだろうかと、やや心配になる💦
シートのカラーやデザインも、好みの分かれる部分かもしれないが・・・
好きな人は、ハマってしまう可能性も、無きにしも非ず。
ともあれ。
日本国内で買えるクルマの選択肢が増えることは、イイことだ。
本年2月に札幌にオープンの、BYDディーラー。
是非、訪ねてみたいと思う。
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