2年毎に開催されていた、「札幌モーターショー」。
2020年を最後に、2022年はコロナ禍で開催されなかった。
しかしながら、本年。
それは「札幌モビリティショー」となって、戻って来てくれた。
「コロナ明け」をしみじみと実感する、ひとつの出来事である。
9時50分に、会場の札幌ドームに入場。
自称スバリストの私は、まずはスバルのブースへ。
まずは「SUBARU SPORT MOBILITY Concept」を眺める。
続きましては、「SOLTERRA」。
2022年より販売されているEVである。
そのテールランプは、まるで土星の輪のように、突き出ている。
「トップマウントメーター」と呼ばれる、7インチ液晶画面。
ハンドルの上方かつ遠方の、見やすい位置に配置されている。
大型ナビが配置された、センターコンソール。
タンのシートカラーも、明るくてイイ感じだ。
1充電あたりの航続距離も、カタログ上は487kmと、充分な距離である。
まあ、実際は、その5~6割くらいの航続距離だと思われるが・・・
そして、私の次期愛車候補No.1である、クロストレック。
厳しい寒さの北海道では、やはりEVよりも、ハイブリッドの方が心強い。
内燃機関の産み出す熱は、真冬の大停電等の災害時にこそ、活きる。
そして、あこがれのクルマである、「レヴォーグ・レイバック」。
さらには、悪路&大雪に強い、父親のような安心感に溢れたクルマ「フォレスター」。
北海道でスバル車の販売が堅実なのは、その機能に裏打ちされているがゆえである。
お次は、スズキのブース。
最近登場した「新型スイフト」は、個性的かつアートなデザインだと思う
カパッと二枚貝の殻のように開くボンネットフードが、ファンタスティック
つるんとぷりっとしたテールエンドも、大いに魅力的。
お値段も172万円~と、実に良心的。
加えて、FF車にはMTの用意もある。
私が今20代だったなら、このクルマを買うだろう。
【牛のフンからバイオガスを作り、それを燃料にしてクルマを走らせる】
実現すれば、それはまさに究極の「カーボンニュートラル」だと思われる。
続きましては、三菱のブース。
「ヤマブキオレンジメタリック」のカラーが目に眩しい、「トライトン」。
そのクリーンディーゼル4WDモデルの価格は・・・500万円越えである(^^;
そしてこちらのトライトンは、「AXCR 2023 参戦モデル」の、レプリカ。
実質的には「eKクロス スペース」のマイチェンモデルである「デリカミニ」。
しかしながら、そのデザインは実に魅力的に仕上がっている◎
「デリ丸」のぬいぐるみ、欲しいなぁ。
そして、ホンダのブース。
「SUSTAINA-C Concept」に組み合わせた、電動バイク「Pocket Concept」。
かつての「シティとモトコンポ」を彷彿とさせる。
LEDディスプレイが組み込まれた「スクリーンテールゲート」。
それは、「スマホ無しでは生きられなくなった現代」を写す鏡である。
充電中の「N-VAN e」。
そして、おおよそ1年ぶりに日本市場に復活する、「アコード」。
そして「オデッセイ」も、中国生産の帰国子女として、国内販売復活である。
「ZR-V」は、昨年登場した、シビックベースのクロスオーバーSUV。
このクルマ、機会があれば、是非試乗させていただきたいものだ。
そして「CR-V FCEV」は、本年発売予定の燃料電池車である。
そーいえば、「クラリティ FUEL CELL」っていうクルマも、数年前にありましたなぁ・・・
そして、トヨタのブース。
やはり注目は、革命的に大変身した「クラウン」である👑
真っ赤なボディの5ドアハッチ。
「クラウン・スポーツ」である。
クラウンが、このようになってしまうとは・・・
トヨタという企業は、攻めるときは攻めるのだ。
そしてシルバーのこちらは、スタンダードな「クラウン」。
一見5ドアハッチのように見えるが、実際はトランクリッドを持つ4ドアセダン。
半世紀も前にシトローエンがやっていたことを、クラウンは今やっているのだ。
あくまでも個人的意見だが・・・
あの「ピンクのクラウン」が出てきた辺りから、このクラウンというブランドは迷走しているようにも見える。
時代が変わり、かつての「いつかはクラウン」的な価値観を持つ人間が減ってしまったのが、その要因だろうと、気弱に思う。
そして、そこはかとなくアメリカンSUV的なこのクルマは、かつて社用車の代表格だった「センチュリー」。
センチュリーが、このようになってしまったことからも。
今や日本国内では「4ドアセダン」という車型が、まさに絶滅寸前であることを、ひしひしと感じる。
レクサスからは、「新しいコンパクトラグジュアリー」である「LBX」と・・・
近日発売予定の本格オフローダー「GX」。
さらには、純EVの「RZ」である。
ちなみに、この「RZ」というクルマ。
お値段は「8,200,000~11,800,000円」だそうで・・・
日産のブースで、ひときわ目立っていた、黄金色のこのクルマ。
プレミアムEVミニバンの「ハイパー ツアラー」である。
そして、SUVの「エクストレイル」。
エクストレイル。
2000年に登場した初代は「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というコンセプトで、私にも買うことが出来そうなお値段だったのだが。
いまでは税込3,510,100円 ~と、なかなかのハイプライスになってしまった。
近年の日産は、EVに力を入れている。
軽EVの「サクラ」のお値段は、2,548,700円~と、EVとしてはそこそこリーズナブル。
しかしながら、現状。
冬の北海道をこのクルマ1台で乗り切るのは、かなり難しいと思う。
そして、マツダのブース。
そのエントランスの壁には、無数のミニカーが埋め込まれているではありませんか
デミオ・RX-7・RX-8・プレマシー・ロードスター・アテンザ等のマツダ車たち。
この初代RX-7は、かなり緻密に塗装されている。
きっともって、「トミカリミテッド」なのだろう。
マツダ車のみならず、他社のクルマも、グローバルに揃っている。
BPレガシィもその中にあったのが、なんとも嬉しいじゃありませんか💮
続いて、「ロードスターRF」を見学。
実に美しいライン&眼光で、そこはかとなく「日本刀」の精緻さを持っている。
そして、数あるコンセプトカーの中で。
最も「魅惑的でなまめかしいオーラ」を放っていたのが、この「ICONIC SP」だ。
有機的かつ流麗な曲面で作られた、このクルマ。
これはともすれば、フェラーリ以上に美しいかもしれない
市販化の噂もある、このクルマ。
それが現実となる日が来ることを、クルマ好きのはしくれとして、心より願う
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